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【医師監修】これって妊娠超初期の症状? 身体に変化を感じるのはいつから?

目次

吐き気などの妊娠の兆候が出てくるのは、個人差が大きいものの妊娠5~6週頃からといわれていますが、中には俗にいう“妊娠超初期”にあたる生理予定日前に「妊娠したかも……」など、体の変化や妊娠のサインを感じる人も。妊娠超初期に見られがちな症状や、妊娠に気づかずアルコール、タバコ、カフェインを摂取して場合の胎児への影響を解説

この記事の監修ドクター

産婦人科専門医中林稔 先生 日本医科大学卒業、虎の門病院医長を経て、現在三楽病院産婦人科部長。 診療のみならず、学会・各地講演をはじめとする医学の普及活動を行う傍ら、教育にも幅広く従事しており、2008年には中林助産師学院を共同設立。自ら講師を務め、6年間連続助産師国家試験合格率100%を達成中。医師+(いしぷらす)所属

妊娠超初期症状はいつから出る?

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生理(月経)予定日の前のごく妊娠早期の期間を、俗に「妊娠超初期」といったりしますが、これは医学用語ではなく、明確な定義はありません。

医学的な妊娠区分としては「妊娠初期(妊娠15週まで)」「妊娠中期(妊娠16~27週)」「妊娠後期(妊娠28週以降)」と分けられています。

つまり、「妊娠超初期」も妊娠初期に含まれるわけですが、特にこの時期は妊娠検査薬では正確な結果が得られにくいため、妊娠しているかどうか気になる人も多いようです。

妊娠した時の症状、いつから出る?

妊娠した場合、妊娠に伴うホルモンの影響などにより、吐き気や嘔吐といった消化器症状が現れることがあります。いわゆる「つわり」です。

つわりの現れ方には個人差が大きく、妊婦さんの半数以上が経験するといわれています。また、妊娠・出産を経験したことのある経産婦よりも、初めて出産を迎える初産婦に多くみられる傾向にあります。

つわりと思われる症状が現れはじめるのは妊娠5~6週頃が一般的ですが、時期に関しても個人差があり、中には生理開始予定日前(妊娠4週未満)のいわゆる「妊娠超初期」になんらかの兆候を感じる人もいます。

PMSと似ている?妊娠超初期の症状

妊娠超初期の時期は、生理予定日前でもあることから、月経前症候群(PMS)との違いに迷うこともあるでしょう。

妊娠初期の主な症状

妊娠超初期~初期に現れる主な症状には以下のようなものがあります。

●全身の倦怠感(だるさ) ●頭痛 ●眠気 ●吐き気 ●唾液の増加 ●食欲不振 ●食べ物の好みが変わるといった嗜好の変化

上記以外にもたとえば着床時に出血がある(着床出血)、微熱が出る、気分が落ち込む、イライラする、便秘、下痢、肌荒れ、腰痛、おなかの張りといった症状がみられることもあり、個人差が大きいのが特徴です。

妊娠の症状とPMSとはどう異なる?

妊娠超初期や初期の症状には生理前に現れる症状(PMS)と似ているものもあり、「いつもの生理前の不調かな」と思っていたら、実は妊娠していたという人も少なくないようです。

これらを症状のみで見分けるのは困難なので、気になるようであれば生理予定日から使用できる早期妊娠検査薬を使用するのもいいでしょう。

また、妊娠していた場合は、基礎体温にも変化があります(高温相が2週間以上続く)。体の変調にいち早く気付くためにも、普段から基礎体温を計ることをお勧めします。

妊娠超初期のお酒やたばこ、薬などの影響は?

まだ妊娠しているかどうかがはっきりと分かっていない妊娠超初期の段階では、体の症状もさることながら、お酒やたばこを口にしていたことにあとから気づいて心配になる人もいるでしょう。

妊娠したら禁酒・禁煙、カフェイン控え目

アルコールやたばこ、カフェインは胎児に影響を与えることから、妊娠中は禁止または控えるべき嗜好品として挙げられています。妊娠中もこれらを摂取し続けると流産、早産、低出生体重児、先天異常などを引き起こすリスクが高まります。

これから迎える時期は、赤ちゃんの重要な器官が作られます。知らずに摂取してしまったものは仕方がないとして、少なくとも妊娠が分かった時点で禁酒・禁煙、カフェインについては摂取を控えるようにしましょう。

なお、カフェインについては、例えばコーヒーであれば1日1~2杯ならば問題ないとされていますが、日常的に飲むのは麦茶などのノンカフェインのものがいいでしょう。

服薬は自己判断厳禁、必ず医師に相談を

たばこやアルコールなどの嗜好品以外に、薬の服用も不安になるものです。しかし、薬の多くは服用したとしても心配がありません。

また、妊娠超初期の妊娠4週未満は赤ちゃんの器官形成開始前なので、体に長期間残る薬でない限り、先天異常などを引き起こすことはありません。妊娠に気づかないうちに飲んでしまった、使ってしまったという場合でも気に病む必要はないでしょう。

ただし、赤ちゃんの主要な器官が作られ始める妊娠4週以降は、薬の種類によってはリスクが生じます。妊娠に気づいたあとは、自己判断で薬を服用したり、逆に持病の薬の服用を中止したりせず、必ず医師に相談しましょう。

また、薬ではありませんが、ビタミンAを多量に摂ると胎児奇形のリスクが生じるため、妊娠中はサプリメントの使用にも注意が必要です。

まとめ

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妊娠超初期に症状があるかどうかには個人差が大きく、なんらかの症状を感じる人もいればそうでない人もいます。現れる症状の種類もさまざまで、妊娠によるものだと気づかないことも少なくありません。

それゆえ妊娠していない時と同じようにお酒やたばこ、薬などを摂取してしまい、心配になることもありますが、超初期の段階では影響は少ないといわれています。気づかず摂取してしまった場合でも自分を責めず、妊娠に気づいた時点から摂取をやめる、控えるなどして、ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。心配な時は産婦人科で相談しましょう。

(文:山本尚恵、監修:中林稔先生)

※画像はイメージです


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マイナビウーマン子育て

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