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【沿線調査】~京王井の頭線沿線の住み心地~ 「沿線が好き」90%超! 自然もカルチャーも楽しめる

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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【沿線調査】~京王井の頭線沿線の住み心地~ 「沿線が好き」90%超! 自然もカルチャーも楽しめる

渋谷駅から吉祥寺駅までを結ぶ、京王井の頭線。沿線上には、住みたい街ランキングトップの吉祥寺や駅周辺が劇的に変わってきている下北沢など、人気の高い街が多い。また、東京大学や成蹊大学、明治大学など学校が多くあり、学生ユーザーも多いのではないだろうか。今回は、そんな京王井の頭線沿線に住むユーザー150人を対象に、アンケート調査を行い、その住み心地を探った。
多くのユーザーが「乗車運賃」に満足! 景色やマナーの良さも好評

実は、京王井の頭線は1933年に開業した歴史ある鉄道(開業当時は帝都電鉄)。全長12.7kmとかなり短く、駅間の平均距離は800mほど。各駅停車でも、起点の渋谷駅から終点の吉祥寺駅までおよそ30分。また、全17駅中、急行停車駅は渋谷駅・下北沢駅・明大前駅・永福町駅・久我山駅・吉祥寺駅の6駅で、急行に乗った場合、渋谷駅から吉祥寺駅まで20分もかからずに移動できる。そんなアクセス抜群の京王井の頭線だが、ユーザーたちはこの沿線をどう思っているのだろう? まずは、「好きなところ・気に入っているところ」を聞いた。

●好きなところ(複数回答)
1位:どこに行くにも便利(83.1%)
2位:乗車運賃が安い(50.7%)
3位:ほかの線に乗り換えしやすい(41.9%)
4位:運行本数が多い(36.5%)
5位:好きな駅やスポットがたくさんある(32.4%)
6位:乗客のマナーが良い(28.4%)
7位:走行中の景色が好き(27.0%)
7位:遅延が少ない(27.0%)
9位:電車内がキレイ(21.6%)
10位:座れる頻度が高い(18.9%)

1位は、8割以上が回答した「どこに行くにも便利」。3位の「ほかの線に乗り換えしやすい」とともに、アクセスの良さを好きなところに挙げるユーザーが多く、「渋谷駅・吉祥寺駅・明大前駅・下北沢駅などで乗り換えれば、色々なところに行ける」(54歳・女性)や「JR山手線やJR中央線、小田急線、京王線などに乗り換えられる」(58歳・男性)などのコメントが見受けられた。

しかし、京王井の頭線の魅力はアクセスの良さだけではない。2位には半数以上の票を集めた「乗車運賃が安い」(50.7%) がランクイン。これは、今回SUUMOジャーナルが調査を行った全15路線で比較しても最もポイント数が高く、2位の東京メトロ東西線(33.1%)を大きく突き放した。実際、初乗りは130円(IC利用時は124円)で、他社と比較しても価格設定は低めである。

また、「好きな駅やスポットがたくさんある」「乗客のマナーが良い」「走行中の景色が好き」の項目も15路線中トップ。せっかくなので、それぞれの項目のコメントを少しずつだが見て行こう。

●「好きな駅やスポットがたくさんある」
「下北沢や吉祥寺など、沿線に魅力的な地域がある」(55歳・女性)
「渋谷・下北沢・吉祥寺と過ごしやすい町がある」(37歳・女性)
「吉祥寺や下北沢など、オシャレな飲食店や雑貨屋などがある」(54歳・男性)

●「乗客のマナーが良い」
「遅い時間でも酔っ払いが目立たない」(53歳・男性)
「みなさん上品で、マナーも良く安心して乗れる」(66歳・男性)
「全般的に、客層が穏やかな感じがする」(41歳・男性)

●「走行中の景色が好き」
「春は神田川沿いの桜並木がキレイで、梅雨の時期になると沿線にあじさいが咲く」(29歳・女性)
「地上を走る電車なのが好き。地下だと天気も季節もわからない」(40歳・女性)
「沿線にアジサイが植えてあったり、近くの川に桜が咲いていたりと、季節感がある。」(21歳・女性)

「ラッシュ時の混雑」が不満? 本数は多いが車両数が少なめ

一方で、改善してほしいと感じるところはないものだろうか? 結果を見ると、人気路線なだけにやはり“アレ”に不満が……?

●改善してほしいところ(複数回答)
1位:あてはまるものはない(34.7%)
2位:通勤ラッシュ時の混雑が激しい(30.7%)
3位:駅のエレベーターやエスカレーターが少ない(12.7%)
4位:駅やホーム、トイレが清潔ではない(8.0%)
4位:終電が早いもしくは始発が遅い(8.0%)
4位:ほかの線との乗り換えが不便・面倒(8.0%)
7位:運行本数が少ない(6.7%)
8位:悪天候時や事故など、遅延が多い(6.0%)
9位:乗車運賃が高い(4.7%)
10位:乗客のマナーが悪い(3.3%)

先ほどの好きなところでも、ポイント数の高い項目が多かった本路線。1位は「あてはまるものはない」ということで、総じてユーザー満足度は高いようだ。しかし、「通勤ラッシュ時の混雑が激しい」の項目は比較的ポイント数が高く、「朝のラッシュ時の混み方がすごいので、それを避けるため少し早めに出勤している」(34歳・男性)、「もっと混雑している路線もあるが、学生さんが多いので荷物が多い」(52歳・女性)、「各駅の構造が似ているせいか、混雑する車両が偏る」(52歳・男性)との意見が挙がった。

実は筆者も以前は久我山に住んでいたのだが、「混雑する車両が偏る」というのは納得。例えば、渋谷駅で他社線に乗り換える場合、渋谷側の先頭車両に乗るとスムーズに改札に向かうことができる。そのため、当然前のほうにある車両の混雑がとても激しく、下北沢駅に着くころには汗だくで、“立っている”というよりも、“乗っている”のがやっとというイメージだ。そのため、始発運行もしている途中の富士見ヶ丘駅であえて一旦降りて、座れるように工夫をしている人も多い。

また、「5車両しかないので、本数は多いけど、ラッシュ時にはとても混んでいる」(45歳・女性)とのコメントもあるとおり、現状、5両編成の運行をしている。利用者数に対して車両の数が少ないため、本数が多くてもカバーしきれておらず、混雑の緩和が今後の課題となりそうだ。

「沿線が好き」は15路線中1位のポイント数! 幅広いオススメスポットとは?

沿線の「好きなところ」「改善してほしいところ」をそれぞれ見る限り、ユーザーの満足度や路線愛はかなり高いように思えるが、実際のところはどうだろう? 「今住んでいる沿線は好きですか?」と質問してみたところ、92.0%ものユーザーが「好き」と回答。こちらも、15路線中最もポイント数が高く90%を超えたのは京王井の頭線のみだった。

そんな沿線愛あふれるユーザーのみなさんに、これから京王井の頭線沿線に住もうかどうか迷っている人に向けて、オススメポイントを聞いてみたところ、以下のような意見が挙がった。

「都心に近く、それでいて自然も豊かで静かな住宅街も多い路線。住むにも、子育てにも、遊びにも、通勤にも便利」(55歳・女性)
「緑豊かな井の頭公園などがある一方で、渋谷ヒカリエなど最先端商業施設にも通じている」(35歳・女性)
「新宿や渋谷へのアクセスが良いが、住環境としても住みやすいと思う」(39歳・男性)
「沿線には吉祥寺や下北沢、渋谷があるので、自然もショッピングもカルチャーも楽しめる」(33歳・女性)

さらに、もっと具体的なシチュエーションがあればわかりやすいと思い、「デート」「子連れ」「穴場」それぞれにオススメのスポットも聞いてみた。

●デートするなら?
・永福町駅/ふくにわ「井の頭公園など吉祥寺も素晴らしいですが、電車が見えて無料で入れるし、屋上の中庭も良い」(28歳・女性)
・下北沢駅/本多劇場「これから有名になる(であろう)人物のコンサートや演劇を先取りして、刺激を受けられる。まわりはショッピングできるところが多くあり、飲食店も充実」(26歳・男性)
・駒場東大前駅/BUNDAN「静かな雰囲気の日本近代文学館や庭を散歩したり、本を手に取りながらお茶や食事をしたりすると、2人の距離が縮まりそう」(33歳・女性)

●子連れでおでかけするなら?
・高井戸駅/高井戸ダイヤモンド・テニスクラブ「レンタルコートで家族でテニスができる。レストランなども併設されており、駅からのアクセスが良く、近隣に温泉があるので帰りに汗を流せる」(34歳・男性)
・浜田山駅/杉並児童交通公園「楽しみながら交通ルールを覚えられる」(52歳・女性)
・西永福駅/善福寺川緑地「自然が豊富」(68歳・男性)

●穴場スポットは?
・神泉駅周辺「渋谷よりも落ち着いていて、穴場な居酒屋がある」(29歳・女性)、「渋谷とはまた違う、おいしいお店が多い」(28歳・男性)
・高井戸駅/高井戸地域区民センター「プールあり、図書館あり、ゆっくりくつろげる無料スペースもある」(34歳・女性)
・久我山駅周辺「小さいながらも、年間を通してお祭りや行事が多彩」(52歳・男性)、「春は神田川沿いの桜がキレイで、空いている。夏にはほたる祭りがあり、宮下橋公園などでほたるが見られ、こちらも空いている」(21歳・女性)

京王井の頭線というと、やはり吉祥寺や下北沢といった大きめの駅や街が注目されがちだが、今回紹介したように、例えばにぎやかな渋谷駅の隣の神泉駅は落ち着いた雰囲気であったり、各駅の特徴はさまざま。駅の数は17駅と少なくはないが距離は短いので、ユーザーの人気が高い走行中の景色を味わいながら沿線を見て回るのも楽しそうだ。

●調査概要
[沿線に関する調査]より
・調査期間:2017年2月23日~2017年2月27日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:京王井の頭線沿線に現在住んでいる、20~60代の男女
・有効回答数:150名 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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SUUMO

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