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【クイズ】祝・吉野彰さん!ノーベル賞受賞者数、日本は何位?

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目次

旭化成フェローの吉野彰さんがリチウムイオン電池の開発により、ノーベル化学賞を受賞することが決まりました。授賞式はノーベルの命日である12月10日にストックホルムのコンサートホールで行われます。

これまでにノーベル賞を受賞した数、日本は何位でしょう。

① 8位
② 6位
③ 3位

意外に多い? それとも少ない? 2000年以降に激増!

正解は「② 6位」です。

ノーベル賞はダイナマイトの発明者として知られるアルフレッド・ノーベルの遺言により、1901年から始まりました。物理学、化学、生理学・ 医学、文学、平和の5分野に加え、スウェーデン国立銀行の設立300周年祝賀を記念し、1968年に設立された経済学賞の6分野で功績を残した人に授けられます。

物理学賞、化学賞、経済学賞はスウェーデン王立科学アカデミー、生理学・医学賞はスウェーデンのカロリンスカ研究所、平和賞はノルウェー・ノーベル委員会、文学賞はスウェーデン・アカデミーがそれぞれ選考を担当しています。

国別の受賞者数は、第1位のアメリカ(276名)を筆頭に、第2位・イギリス、第3位・ドイツ、第4位・フランス、第5位・スウェーデンと続き、日本は今年の吉野彰さんを含めて27名で、第6位です。このほかに、2017年のノーベル文学賞受賞者のカズオ・イシグロ氏のような日本にルーツを持つ5名の受賞者も。受賞者のうち自然科学部門の(物理学賞、化学賞、生理学・医学賞)の3部門だけで見れば、日本は5位です。

日本人で最初にノーベル賞を受賞したのは1949年の湯川秀樹博士(物理学賞)で受賞理由は「中間子の存在の予想」でした。その後、同じく物理学賞に朝永振一郎(1965年)、江崎玲於奈博士(1973年)が選ばれました。また、1981年に福井謙一博士が化学賞を、利根川進博士が生理学・医学賞受賞者を1987年に受賞。そのほか、20世紀には文学賞を川端康成(1968年)、大江健三郎(1994年)、平和賞を佐藤栄作(1974年)の各氏が受賞しました。

日本人のノーベル賞受賞者が飛躍的に増えたのは、2000年以降のことです。なかでも、島津製作所の社員・田中耕一さん(化学賞、2002年)やiPS細胞の山中伸弥博士(生理学・医学賞、2012年)に注目が集まりました。ノーベル賞受賞者は東大、京大に限らず、ほかの大学からも輩出されるようになってきており、さまざまな場所に優秀な研究者が増えていることがうかがえます。

一方で大学での基礎研究の不足などにより、今後日本人のノーベル賞受賞者は減少するともいわれます。未来に向け、さまざまなことを考えていかねばなりませんが、まずは吉野彰さんの授賞式でのスピーチを楽しみに待ちたいところです。

 

ノーベル賞公式ホームページ(英語)
https://www.nobelprize.org/


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OTONA SALONE|オトナサローネ

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