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【医師監修】生理特有のツラい6つの症状、いつもと違うと感じたら?

目次

生理で生じるツラい症状を我慢しないで!今回は、生理のツラい6つの症状とその原因をご紹介します。

この記事の監修ドクター

東邦大学医療センター大橋病院 婦人科高橋怜奈先生 女医プラス所属。東邦大学医療センター大橋病院・婦人科在籍。趣味はベリーダンス、ボクシング、バックパッカーの旅。2016年6月にボクシングのプロテストに合格をし、世界初の女医ボクサーとして活躍中。ダイエットや食事療法、運動療法のアドバイスも行う

身体に現れる生理の3大症状を軽くするコツ

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生理で熱が出る意外な原因

排卵直後はプロゲステロン(黄体ホルモン)によって、基礎体温が上昇します。排卵前と比較すると0.5℃以上上昇することもあるので、微熱っぽいと感じる人もいることでしょう。ただし、生理直前に体温が下がらず、高温のままの場合にはなんと「おめでた」(妊娠)の可能性もあります。この他、頭痛や下腹部の痛みに伴う生理中に発熱の場合には「月経困難症」の可能性も。

そのほか、子宮や卵管の病気で発熱する場合もあります。心配な人は婦人科で相談してみましょう。また、生理とは関係なく微熱が続く場合には内科を受診しましょう。

吐き気を伴うほどの頭痛症状

生理2日前後における頭痛は「月経関連片頭痛」の可能性があります。中には吐き気を伴って、非常に辛く、不快な症状となる場合があるようです。片頭痛の症状としては、「ガンガン」「ズキズキ」といった感じで強く、あるいは響くような頭痛となることが多いです。はっきりとした原因は不明ですが、卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンが関係しているとも言われています。なお、片頭痛は「月経前症候群」(PMS)の身体症状の1つとしても知られています。

まずは市販の痛み止めを使用してみましょう。頭痛がある時期があらかじめわかっている場合は、痛みがでそうになったら予防的に服用するのも方法です。また市販の痛み止めでも症状がおさまらない場合は、片頭痛の診断、治療ができる、神経内科や脳神経外科を受診するとよいでしょう。

お腹が重い生理特有の腹痛

下腹部の痛みや重さもまた「月経前症候群」(PMS)の症状の1つとして知られています。下腹部の痛みや重さなどの、いわゆる生理痛は「プロスタグランジンの過剰分泌が原因」と考えられます。プロスタグランジンが過剰分泌すると、子宮内膜や血管の過剰収縮につながるため、下腹部の痛みや重さへとつながることがあるのです。プロスタグランジンの過剰分泌によって、人によっては「胃腸の違和感」「食欲不振」「腰痛」「便秘」などの症状を訴えることもあります。

頭痛のときと同じように、市販の痛み止めを服用したり、便秘がちな人は水分をよくとる、軽く運動する、発酵食品や食物繊維をよくとる、便秘薬を服用するなどすると軽快する可能性があります。

予防法は?生理特有のメンタル症状3つ

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生理前からイライラする=「PMS」かも

生理前(生理の3~10日程度前)から、「イライラ」がはじまる。このような精神的な症状が出る人は「月経前症候群」(PMS)の可能性があります。すでに片頭痛やお腹の重さ、腹痛などの症状をご紹介しましたが、「月経前症候群」(PMS)はこのような身体症状のみならず、精神症状も大きな特徴。厚生労働省の発表によれば、生理前からイライラを感じている女性は40%以上もいるようです。(*)

眠い症状はどうにもならない?

眠気もまた「月経前症候群」(PMS)の代表的な症状として知られています。「頭がぼーっとする」という症状もある場合があります。

生理中は集中力もダウン!

月経中は精神的な変化を感じる女性が少なくないようです。厚生労働省の発表によれば、生理中にいらいらを感じた女性は35%以上、憂うつになった女性は30%以上にもなることが分かります。(*)これのような変化に伴って気が散ってしまい、集中力がダウンしてしまうことも珍しくありません。人によっては当然、学業や仕事、日常生活にも支障をきたすことになります。

頭痛や腹痛、眠気やイライラに関して、対症療法でよくなる場合もありますが、漢方薬や低用量ピルなども治療で用いられます。毎回症状がでて薬を使用している人は、他の治療法もあるので婦人科で相談するとよいでしょう。

いつもと生理症状が違うと感じたら

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血が出ない生理は異常症状!?

生理にも関わらず血が出ない場合は「過少月経」(過短月経)などの可能性が考えられます。過少月経は、月経の量が少ない状態を指します。月経期間が短い場合「過短月経」と呼ばれるケースもありますが、ホルモン分泌ほか、子宮の異常の可能性も考えられますので、放置せず医師にご相談ください。

サイクルや症状が変わる理由

「生理周期が乱れる」という人は、現在ストレスを抱えていませんか。精神的な影響が体に及ぼす影響は大きく、ホルモン分泌の乱れから、生理のサイクルや症状が変わることもあります。正常とされるサイクルは25~38日間のサイクルですが、このサイクルが39日以上と長いと「稀発月経」、24日以下と短いと「頻発月経」と呼ばれます。

妊娠初期症状かどうかを見分ける方法

実は、生理前の不快感(不快症状)と妊娠初期症状は似ています。以下、生理前の不快感(不快症状)と似た妊娠初期の症状をご紹介します。

・倦怠感 ・眠気 ・下痢 ・便秘 ・乳首の痛みや胸の張り

上記のように、いつものPMSだと思って妊娠に気づかない場合もあります。性行為のある人は常に妊娠している可能性を疑い、妊娠を希望しない場合は確実に避妊をするようにしましょう

まとめ

生理前の不快感(不快症状)は、多くの女性を苦しめています。日常生活にも支障をきたすレベルになっている人は、「月経前症候群」(PMS)として治療が可能ですので、我慢せずお医者さんに相談してください。また、生理前の不快感(不快症状)と妊娠初期症状は似ています。性行為のある人は常に妊娠している可能性を疑いましょう。

(*)出典: 「生涯を通じた女性の健康施策に関する研究会報告書について」(厚生労働省) http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1107/h0721-2_18/h0721-2.html


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マイナビウーマン子育て

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