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1冊丸ごと北欧を大特集している『リンネル』12月号。誌面ではリンネル編集部員が人気モデルのKanocoさんやイラストレーター・平澤まりこさんとフィンランドを訪れ、現地の観光スポットや人びとの暮らしぶりをお伝えしています。
今回が初のフィンランド旅行だというKanocoさんは、カフェやショップ、料理教室などを訪問。さらにフィンランドで生まれたデザインハウス「マリメッコ(marimekko)」のヘルシンキ本社にも足を運びました。
「マリメッコ」のデザインを支えるテキスタイルは、本社併設のプリンティング工場で生産されています。世界中にファンをもつテキスタイルが生まれる現場へ、Kanocoさんと一緒に潜入しましょう!
1色ずつ、丁寧に色を重ねてプリントされるテキスタイル
こちらがヘルシンキ郊外にあるマリメッコ本社併設のプリンティング工場。
50m以上もある巨大なスクリーン印刷機はコンピューターにより精密にコントロールされていますが、全部が自動ではなく、職人による手作業との連携によりプリントが進行。スクリーンで柄をプリントした後は、そこに濃色や小さいパーツから職人が色を1色ずつ重ねていき、ゆっくりと時間をかけて完成。フィンランド国内で製造まで手がけるブランドは少なくなってきているという現在でもなお、すべてのキッチンスタイルと、一部の服地やバッグに使用する生地はここから生まれています。
●プリントができるまで
スクリーンで柄をプリント
↓
インクで色を1色ずつ重ねていきます
↓
最後に背景の色を乗せて、完成!
仕上がった生地は、滲みや汚れなど全体が人の目で厳しくチェックされているのも特徴のひとつ。
プリントに関わるすべての人のぬくもりが、テキスタイルにそのまま現れているようです。
観光客も入れる社員食堂「maritori」でお昼ごはん
プリンティング工場を後にしたKanocoさん一行が向かったのは本社の社員食堂「maritori(マリトリ)」。ここの社員食堂は一般の人でも利用できるため、観光客にもオススメです。
使用されている食器やカトラリー類は、もちろん「マリメッコ」のもの。目に映るもの全てが「マリメッコ」という、またとない環境でお食事が楽しめます。
メニューは日替わり。ビュッフェスタイルのため、「マリメッコ」の器が引き立つよう、少しずつ盛り付けて味わいました。もちろん味にも大満足◎
誌面では、さらにデザイナーさんへのインタビューや最新コレクションもご紹介。『リンネル』12月号別冊付録「リンネル×マリメッコ」をお見逃しなく。
photograph: Sayuki Inoue
styling: Kaho Yamaguchi
hair&make-up: Yoko Yoshikawa
model: Kanoco
coordination: Eri Shimatsuka
cooperation: artek
※誌面画像の無断転載はご遠慮ください
↑『リンネル』12月号特別付録は「ムーミン×マーブルシュッド 北欧特集 ムーミンバラエティセット」です
©Moomin Characters TM
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