アプリでmichillが
もっと便利に

無料ダウンロード
ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます

【医師監修】赤ちゃんの肌はどんな状態?肌トラブルを避けるポイント

目次

赤ちゃんの肌は、すぐに赤くなったりカサカサしたりと荒れやすく、また、おむつかぶれや、あせもなど、肌トラブルにもなりやすいものです。どうしたら、赤ちゃんの肌を健康に保ってあげられるでしょうか。

生まれたて赤ちゃんの肌の特徴は?

1138322714

Getty logo

赤ちゃんの肌は、まだこれから成長していきます。生まれたて赤ちゃんの肌は、特に未熟でデリケートです。大人との違いはどんな点でしょうか。

赤ちゃんの肌は薄くてデリケート

赤ちゃんの肌も大人の肌も、皮膚の構造自体は同じです。体の内側から、皮下組織、真皮、表皮と層になって重なっています。

   02

大人と構造が同じでも、赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の約半分。そのため水分保持力が低く、とても乾燥しやすいのです。

乾燥しやすいということは、肌のバリア機能が低いということ。だから赤ちゃんの肌は、ちょっとした刺激、たとえば空気の乾燥、よだれや汗などによって荒れてしまいやすいのです。

また、生後3ヶ月を過ぎたころから急激に皮脂分泌が少なくなることもわかっています。油分の覆いがないために、ますます肌の水分は蒸発しがちに。肌のバリア機能を保つには、スキンケアが第一となります。

赤ちゃん肌を守る正しいスキンケア

1181221282

Getty logo

では、赤ちゃんの肌を乾燥から守るスキンケアとはどういうことでしょうか。

清潔に「洗う」ことと、「保湿」をセットで行う

まずは清潔な状態にするため洗いましょう。その後、保湿します。

しっかりと洗って清潔にするのは、皮膚に汚れが付着したままだとそれが刺激となってトラブルの原因となるからです。また、よだれやおしっこ・うんちなどの排泄物は消化酵素などの刺激物を含んでいるため、放置すれば刺激を受け続けることになります。汚れたら速やかに取り除くことが大切です。

洗い方のポイント

赤ちゃん用のせっけんや洗浄料をよく泡立てて、泡でやさしく洗います。洗う時にはなるべく摩擦を起こさないようにするため、手で洗うか、やわらかいタオルを使いましょう。

関節の内側には汚れがたまりやすいので、よく広げて洗いましょう。また、頭皮はよく泡立てたベビー用せっけんやベビー用シャンプーを使って、指の腹でよく洗います。傷つけないように、ママ・パパの爪は短く切っておきましょう。

洗浄料の成分をシャワーなどのきれいな湯でよく流しましょう。そのあと、吸水性のいいやわらかいタオルで、肌をゴシゴシこすらないようにして水分を拭きとります。

保湿のポイントと方法

清潔にしたあとは、季節を問わず肌をまんべんなく保湿しましょう。夏はべたつきにくいローションタイプ、秋から春にかけては伸びのいいクリームタイプを使ってもいいでしょう。また、特に乾燥する時はさらにワセリンなどを塗り、水分の蒸発を防ぎましょう。ワセリンは単体でも使用できますが、保湿効果は高くないので(接触予防効果は高い)、かさつきが強い場合には上記のローションやクリームタイプの保湿剤と一緒に使用する方がいいでしょう。

保湿剤を塗るときには、保湿剤を清潔な手のひらに出し、それを赤ちゃんの肌に点在させます。それから手のひら全体を使って塗り広げるようにします。ワセリンなど性状が固い油脂性のものは体温で温めて緩めてから使うと、肌への負担が減ります。

耳の後ろ、手足のくびれ部分など、塗りにくいところも忘れずしっかり塗りましょう。

塗るタイミングは、清潔にした直後です。お風呂上りだけでなく、1日何回でも気づいた時に、部分的にでもこまめに保湿しましょう。特に口周りは唾液で荒れやすいので、授乳後は必ず、さっと水拭きしてから保湿します。口周囲の荒れは唾液などによる接触が原因のことが多いので、接触予防効果の高いワセリンがお勧めです。

主なスキンケアグッズの選び方

スキンケア成分自体が刺激となることを避けるため、赤ちゃんの肌に優しいものを選びましょう。

・刺激の原因となるような添加物が少ないもの ・肌と同じ弱酸性タイプ ・水分と油分のバランスの良いもの(もしくは組み合わせる) といったポイントが挙げられます。

赤ちゃんの肌を守るために気をつけたいこと

赤ちゃんの肌を守るのは、スキンケアだけではありません。生活環境を整えることも大切です。

紫外線対策

660458658

Getty logo

紫外線刺激で肌のバリア機能が壊されてしまいます。外出するときは、赤ちゃんにもUV対策を。日焼け止めを塗るという方法もありますが、大人用のサンスクリーンなどは効果が高いものの肌への刺激も強いので、赤ちゃんには不向きです。ベビー用のUV対策製品を使うほか、そもそも紫外線量が多い日中を避けたり、海辺などに長時間いないなど、場所と時間帯も考慮しましょう。

長袖・長ズボンを着せる、帽子をかぶせる、ベビーカーの幌をしっかり下ろす、など日光が肌に当たらないようにする工夫も大切です。

衣類の選び方

ゴワゴワした布地の服や下着との摩擦は肌への刺激となるので、ベビーウエアはやわらかい素材を選びましょう。直接肌に触れる肌着類は通気性のいい素材が基本です。

常に清潔を心がける

汗をかいたら着替える、おむつが汚れたらこまめに替える、よだれを拭くなど、速やかに清潔にします。汚れは肌への刺激となり、濡れた状態で放置することでさらに刺激を受けやすくなります。

こまめに爪を切る

686787335

Getty logo

赤ちゃんの腕の長さはちょうど顔に手が触れる長さ。あちこち引っかいたりしないように、こまめに爪を切ってあげましょう。また、爪を切ったあとは、やさしくやすりをかけて、とがったところがないようにしましょう。お世話をするママ・パパの爪切りも忘れずに!

まとめ

200542166 001

Getty logo

赤ちゃんの肌はとてもデリケートなうえ、汗っかき、おむつも24時間しています。清潔・保湿をセットにしたスキンケアで、できるだけ肌トラブルを予防してあげたいものです。こまめなケアは、慣れるまでは大変かもしれませんが、肌トラブルが悪化してから手当てするよりも、習慣にしてしまえば簡単です。スキンケアタイムはスキンシップにもなります。お互いに温もりを感じながら、楽しい習慣にしてくださいね。

この記事の監修ドクター 大越陽一先生 杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウイメンズホスピタル小児科勤務。小児科専門医

(文:関川香織/監修:大越陽一先生)

※画像はイメージです

参考文献 日本小児皮膚科学会「こどもの紫外線対策について」 http://jspd.umin.jp/qa/03_uv.html

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、医師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます


関連記事


/

この記事の著者

マイナビウーマン子育て

ありがとうを贈るとライターさんの励みになります

トップへ戻る

michillの人気ランキング

SNSでも新着記事をお知らせしていますmichill 公式アカウント

ログイン・無料会員登録