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長くて寒い冬は、どうしても家にこもる時間が増えがち。
そこで、『大人のおしゃれ手帖』でもお馴染みの人気インテリアスタイリスト、石井佳苗さんのご自宅にお伺いし、暖かみを感じさせる冬仕様のインテリアをレクチャーしてもらいました。
そこは、柔らかな陽射しが降り注ぐ中、温もりのあるファブリックに猫たちがくつろぐ、まさに冬の暮らしを楽しむ為の工夫と、アイデアに溢れていました。
【Kanae’s Advice】
リゾートライクなラタンの家具も、ウールのラグで冬仕様に
「(上の写真の)リビングの床に敷いているのは秋にグランピエで購入したイランのヴィンテージラグ。床暖房を設置したので、小さめなサイズを選びました。柄がアクセントになるし、お掃除もらくちん。足もとに毛足の長いラグがあると、気分的にも温まります」(石井さん)
【How to Warm up a Room】
目にも肌にもほっとするファブリック使い
ラグと椅子敷の色味を暖色系でリンク
岡本太郎のサイコロ椅子に載せているのは倉敷ノッティングの椅子敷で、昨年色柄違いで2枚オーダー。
羊毛を束にして縦糸に手で結んでいく岡山の民芸品で毛足が長くて本当に温か。
タイルの廊下には冬限定のギャッベを
タイル貼りの廊下は冬冷たいと思い、夏のうちにグランピエのセールで、イランのギャッベを購入。
厚みがあるので裸足でも温かく、グレーのタイルにピンクの耳がかわいいアクセント。
メキシコのラグが絵になるアクセント
N.Y.のセレクトショップで見つけたヴィンテージラグは半分に折って洗面所へ。
織り布なのでスペースに合わせて折り畳め、二重にすることで足もとも温か。
手軽に柄の印象も変えられます。
いかがでしたか? ちょっとしたファブリックの使い方で、見た目的にもぐっと暖かみを感じさせてくれますね。厳しい寒さが続くこの冬、是非このようなアイデアを取り入れてみてはいかがでしょうか?
さて、『大人のおしゃれ手帖』1月号では、「暮らし上手なあの人の、冬の暮らしとおしゃれの楽しみ」と題して、寒い冬を楽しく過ごすための、日々の暮らしや装いのアイデアを多数ご紹介していますので、チェックしてみて下さい。
【Profile】
石井佳苗(いしい かなえ)
インテリアスタイリスト。
雑誌、広告をはじめ、暮らしまわりのスタリングを幅広く手掛ける。近著は『Love customizer2 DIY×セルフリノベーションでつくる家』(エクスナレッジ)。
NHK Eテレ「趣味どきっ! 家で楽しむ私のカフェスタイル」で講師として出演中。
photograph: Kenji Mimura
text: Mizuki Sakaguchi, Takarajima-online
※誌面画像の無断転載はご遠慮ください
↑『大人のおしゃれ手帖』1月号の付録は「SOU・SOU(ソウ・ソウ)食卓が楽しくなる 彩り角皿&箸置きセット」です
この記事のライター
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