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銀行口座を複数持つと貯金しやすい?メリット&おすすめの使い分け方法をFPが解説!

目次

街中やネット上でよさそうな銀行の広告を目にすると、「今持っている銀行以外にも口座を作ってみようかな」と考えが浮かびますよね。新規口座開設でいろいろな特典がもらえるキャンペーンなどもあり、口座を増やしてみたくなるのも頷けます。

でも実は、銀行口座を複数持つことを、単なるキャンペーンの特典狙いに終わらせるのはもったいないです。そのほかにも口座を複数持つメリットがありますし、それらを上手に運用していけばお金を増やすこともできます。

この記事では、銀行口座を複数開設するメリットと使い分けによる活用法について解説いたします。

銀行口座を複数開設する理由とメリットとは

銀行口座を複数開設する理由とメリットとは

それでは、一体どうして口座を複数持ったほうがよいのでしょうか?それは、銀行口座を複数持っていたほうが安心・安全で、お得にもなるからです!具体的には下記のような理由・メリットがあります。

ペイオフ対策
リスク分散
使い方を分けて用途を明確化
都市銀行とネット銀行それぞれのメリットを享受することが可能

以下でそれぞれについて説明しながら、複数口座を開設したほうがよい理由と、口座を複数持つメリットについて述べていきます。

ペイオフ対策

ペイオフとは、ある銀行が破綻した場合、その銀行に預けているお金のうち「1,000万円とその利息」までは保護されて戻ってくる、という仕組みのことです。逆に言えば、それ以上の額を1つの銀行に預けていると、最悪の場合預金の一部は戻ってこない可能性がある、ということです。

実は以前は政府により全額払い戻しが保証されていたのですが、2003年4月からはペイオフ解禁ということで、このような状態になっています。

ですから、あまりにも多くの金額を1つの銀行に置いておくと、その銀行が経営破綻したときに1,000万円とその利息分までしか戻ってこない可能性があります。そのため、自分の預金をすべて1,000万円以下にしていくつかの銀行に預けておくと、そのような心配がなくなります。

私の体験談

ここで、恥ずかしながら私の経験をお話ししておきましょう。私は新入社員のときに会社の寮にやってきた銀行員に口座を作らされて以来、長年その口座1つしか持っていませんでした。

仕事が忙しく、寮住まいで家賃も安かったのでお金を使う暇がなく預金が膨れ上がっていきました。あまりに預金額が多くなってしまったので「大丈夫ですか?」と銀行から連絡が来たほどです。

そこで会社にある同じ銀行のサービスコーナーへ行き、貯蓄用口座を作って一部そちらへお金を移しました。その際、ノベルティでマグカップやスプーンをもらった記憶があります。それでも1,000万円を優に超える預金額がありました。

そうこうしているうちに、2003年4月となりペイオフ解禁です。「これはまずい」と慌ててほかに銀行口座を作り、そちらにお金を移動させました。仕事で外出した帰りに、渋谷の支店で移動の手続きをしたんです。

多額のお金を動かしたので、ものすごく手数料を取られてしまったことが今でも悔しいです。それはともかく、預金がそれほどないうちから別の銀行にもお金を預けるようにして1つの口座当たりの預金額を抑えるようにすると、ペイオフの対策になります。

リスク分散

銀行の破綻などという大きな事件がなくても、銀行のシステム障害などによってお金が下ろせないということはたまに起こります。また、キャッシュカードの紛失・盗難によってお金が引き出せないという可能性もあります。

この際、あらかじめ複数の口座を持ちキャッシュカードも分散して保管していれば、慌てずに別の銀行からお金を下ろすことができます。

ただし、ほかの銀行のキャッシュカードが見当たらなくなった、またはパスワードを忘れてしまったなどということがあると全く意味がありません。ほかの銀行のキャッシュカードやパスワードは一定の場所にキチンと分けて保管するようにしましょう。

使い方を分けることにより用途を明確化

自営業の人や副業をしている人は、収入・経費を管理するために個人用とビジネス用の口座を分けて持っておきたいものです。なぜなら確定申告などで帳簿を作成する際に、個人の支払いと事業の支払いが混ざっていると、帳簿を作成するのが面倒になるからです。

最終的に事業が大きくなれば法人化して普通の口座以外に法人用口座を開設し、ビジネス用の口座からそちらにお金を移すのもよいでしょう。また、一般のサラリーマンであっても、「生活用」と「貯蓄用」に口座を分け、計画的に貯蓄をするという使い分けもできます。

https://manetasu.jp/1283160

都市銀行とネット銀行それぞれのメリットを享受することが可能

今ある銀行でよく使うものを大まかに分けると、都市銀行とネット銀行になるでしょう。それぞれに違う特色があり、どちらにも口座を持っておくと両者のメリットを余すところなく受け取ることができます。

まず都市銀行ですが、こちらは給料の振込先に対応しており、たいていの口座引き落としも可能です。それに支店も街中に数多くあり、銀行のATMを利用するのに便利です。

一方のネット銀行ですが、一般に利息が都市銀行よりも高めに設定されていることが多いです。また、同じネットグループのクレジットカードや証券会社と連携させると、利息がアップしたりポイントを多くもらえたりするなどの特典が得られる場合もあります。

上手に貯金するためにおすすめな使い分けについて

上手に貯金するためにおすすめな使い分けについて

早速、新しく口座を開設したとします。ただし、ただ口座を複数持っているだけではあまりメリットを活かしているとは言い難いです。口座を上手に使い分けていけば、お金を貯めることができるようになります。

そこで、ここではおすすめの使い分けとそれぞれの口座の利用方法について見ていくことにしましょう。

メイン口座・サブ口座・積立用口座に分ける

まず、口座は最低でも3つは開設するようにしましょう。そして、それぞれをメイン口座・サブ口座・積立用口座として設定します。自営業や副業を持つ人は、メイン口座を事業用と個人用に2つ持つのもよいでしょう。

そしてそれぞれの口座に役割を持たせ、口座に入れるお金を混ぜてしまわないようにすることが重要です。以下で、それぞれの口座の活用法について説明いたします。

メイン口座で家計を管理

こちらは、給与や売上の振込先口座として指定し、公共料金などの引き落とし口座としても利用するようにしましょう。いわば、事業や生活の中心となる口座です。

この口座の月々の残高の推移で、家計の余裕度を測ることができます。残高が多いときには投資に回し、少なくなると節約を考えるといった具合です。

都市銀行で作るのがおすすめ
そして、この口座は都市銀行で作っておくことが望ましいです。なぜなら、ネット銀行ではまれに振込先や引き落とし元の口座に設定できない場合があるからです。

大分昔の話ですが、私がウィークリーマンションを利用したときに、費用を払う口座にネット銀行を設定しようとするとできず、やむをえず都市銀行の口座にしたことがあります。

都市銀行のメイン口座は本店の管轄にしておく
また、家を持って一生そこに住み続けるという状況になるまで、都市銀行のメイン口座は本店の管轄にしておいたほうがよいです。なぜなら、たまたま住んだ支店の管轄にしてしまうと、引っ越しをした場合、支店を移すときに通帳や引き落とし元も移す作業が必要になるためです。

私は一度支店を移してクレジットカードの引き落としができなかったことがあります。そのため、その後何度か引っ越しをしましたが、いまでもメイン口座の支店は昔住んでいたところから変えていません。

サブ口座でリスクに備える

こちらは、メイン口座が使えなくなったときに備えて開設しておくものです。これはネット銀行にしておいたほうがよいでしょう。

ただしサブ口座は、あまり使わないとそのまま休眠口座になってお金が活かせない、ということになりがちです。そうならないために、ネット通販は同じグループのクレジットカードで買い、この口座から引き落とすようにしてポイントをもらい、お得に活用しましょう。

https://manetasu.jp/1267887

積立用口座で資産を作る

メイン口座に余裕資金ができた場合、こちらの口座に資金を移すようにします。

この口座のお金は、積立NISAやiDeCo、または単発の株式やFXの購入に充て、資産運用をしていきます。このように、ここで貯金をしてわかりやすく資産を増やしていきます。

こちらは利用するネット証券と同じグループのネット銀行を選ぶようにしましょう。連携させると銀行と証券会社の間の資金移動も簡単ですし、銀行利用で得たポイントを金融商品の購入に充てられるなどのメリットもあります。

まとめ:銀行口座を複数持つことについて

銀行の口座を2つ以上開設することについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?銀行口座を複数持っていると安心・安全で、お得なこともあります。また、複数の口座をメイン口座・サブ口座・積立用口座に分類して運用すると、資産を増やすことも容易になります。

確かに銀行口座を複数持つと管理が面倒に思うかもしれません。でも、普段はメイン口座のキャッシュカードだけ持っておけばよく、残りはたまにケアすれば問題ありません。それよりも複数持ちのメリットを味わいましょう!


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この記事の著者

マネタス

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