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【医師監修】寝返り返りはいつできる? できない場合の練習は?

目次

寝返りをした状態からあお向けに戻る「寝返り返り」はいつごろできるようになるのでしょうか?できない場合、何か問題はあるのでしょうか?始まる時期の目安やできない場合、練習は必要なのかなどについて説明します。

寝返り返りって?

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寝返りから戻ること

「寝返り返り」とは、寝返りをしてうつぶせになった姿勢から、さらに寝返りをしてもう一度あお向けに戻ることを言います。

ただ、医学的に「寝返り返り」という言い方をすることはありません。あくまで一般的に使われている言い回しです。

寝返りと寝返り返りができるようになると、目についた物や場所まで自力で転がって移動できるようになります。赤ちゃんにとっては初めてひとりで動き回れる、楽しい運動だと言えます。

寝返り返りを始める時期は?

寝返り返りは寝返りができるようになってしばらくしたら、できるようになることが多いでしょう。

寝返りやお座りが始まる時期の目安とともに、寝返り返りが始まるおおよその時期を紹介します。

寝返り:生後6ケ月ごろまでにすることが多い

寝返りが始まる時期は、赤ちゃんによって違います。

赤ちゃんの発達についてよく参照される「デンバー発達判定法DENVERⅡ」によると、25%の赤ちゃんは、生後3ヶ月ごろから寝返りができるようになります。その後、生後5ヶ月過ぎで75%の赤ちゃんが、生後6ヶ月くらいではほとんどの赤ちゃんが寝返りを始めるようになります[*1]。

ただし、この時期はあくまで目安で、生後6ヶ月を過ぎてから寝返りをするようになる赤ちゃんもいます。

寝返りをしたら1~2ヶ月ほどで寝返り返り

赤ちゃんによって個人差が大きいですが、寝返り返りは、寝返りができるようになってしばらくしたらし始めることが多いでしょう。

最初に解説したように寝返り返りは医学的な言葉ではなく、いつし始めるかについてきちんと調べたものは見当たりませんが、一般的には寝返りができるようになったら1~2ヶ月ほどでできるようになると言われることが多いようです。

寝返り返りができないとダメなの?

寝返り返りができるようにならないと、何か問題があるのでしょうか。

しなくても大丈夫

赤ちゃんの中には、寝返り返りをしないまま、お座りができるようになる子もいます。でも運動発達の上では、寝返り返りをする前にお座りが始まっても何も問題はありません。

また、寝返りをして腹ばいの態勢になれないと自分からお座りの態勢をとることは難しいものですが、自分からお座りの態勢はとれなくても、「大人がお座りの態勢まで持っていってあげれば座位姿勢を保てる」場合は、寝返りがまだでもあまり気にする必要はありません。

この場合は、寝返りが出来ないのではなくて、好き嫌いの問題で寝返りをしないだけの可能性が高いでしょう。

ただし、うつぶせの状態になったら目を離さないで

でも、赤ちゃんがうつぶせの状態になったら、目を離さないようにしてください。うつぶせ寝は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」のリスクを高めると考えられているからです。

また、敷布団が柔らかすぎたり、赤ちゃんが自分ではねのけられないほど重い掛布団がかかっていないか、寝床にぬいぐるみなど窒息しそうなものはないか調べてください。赤ちゃんが自分で自由に動けるようになるまでは、注意が必要です。

しない場合は練習したほうがいい?

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赤ちゃんがなかなか寝返り返りを始めなくて、焦ったり対処法を探しているママやパパもいるかもしれません。寝返り返りを促すために、何かさせたほうが良いのでしょうか。

特別な練習はいらない。親子で楽しく過ごして

赤ちゃんの運動発達は個人差が大きいですし、練習などをしなくても発達は自然に進んでいくものです。

寝返り返りをしないからといって、気にしすぎて落ち込んだり、特別な練習をしようとしなくて大丈夫です。心配な時にはかかりつけの小児科や保健センターなどに相談しながら、「そのうちできるようになるよ」と気長に見守ってあげましょう。

それでも気になるようなら、普段の遊びの中で赤ちゃんができるだけ体を動かすことができるように促してあげると良いでしょう。

たとえば、赤ちゃんが寝返りを始めたら、赤ちゃんの好きなおもちゃなどを見せたり声をかけながら、左右両方向に転がれるように誘ってあげます。両方向に転がるようになると、体の両側にバランスの取れた筋肉が養われていくでしょう。

なお、赤ちゃんが興味を示さないのに、無理に寝返り返りを促すのはやめましょう。 親子で明るい気持ちで過ごせるように、あまり寝返り返りばかり意識せず、赤ちゃんが楽しく体を動かせるようにしてあげてくださいね。

まとめ

ほとんどの赤ちゃんは、生後6ヶ月ごろまでに寝返りできるようになります。その後しばらくすると、寝返り返りができるようになると考えられています。ただし、発達には個人差があるので、中には寝返り返りをしたことがないままお座りを始める子もいますが、発育発達の上では特に問題はありません。

運動発達は自然に進んでいくので、特別な練習は必要ありません。なかなか寝返り返りを始めなくても、あまり気にせず、それよりも親子で楽しいひと時を過ごすことを優先してくださいね。

この記事の監修ドクター 大越陽一先生 杏林大学医学部卒業、杏林大学医学部小児科学教室任期助教、埼玉県立小児医療センター循環器科医長を経て現在アルテミスウィメンズホスピタル小児科部長。小児科専門医

(文:大崎典子/監修:大越陽一先生)

※画像はイメージです

参考文献 [*1]『デンバー発達判定法DENVERⅡ』W.K.Frankenburg.M.D,2005㈳日本小児保健協会日本小児医事出版社 [*2]「子育てベビーガイド」東京都福祉保健局少子社会対策部家庭支援課 https://www.mcfh.or.jp/government/tokyo_baby_index.html

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、医師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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