自己主張ができない性格の主婦・翔子。希望して専業主婦になったものの、夫の顔色をうかがってばかりの日々に嫌気がさし、離婚が頭をよぎるように。大人気セミフィクション・コミックエッセイ『離婚してもいいですか?翔子の場合』(著・野原広子/KADOKAWA)の試し読みをお届けしてきた連載、今回で最終回です。
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『離婚してもいいですか?翔子の場合』登場人物紹介
翔子 専業主婦、幼い姉弟の子育て中。もともとあまり自分に自信がなく、家庭に入ってからは特に自己主張ができない性格に。心無い夫との離婚を望むが、経済的なことを考えると一歩踏み出せずにいる。
翔子の夫淳一 営業部所属のサラリーマン。周囲を伺う小心者タイプ。実姉の影響が強く、逆らえない。 職場のストレスのはけ口を翔子にぶつけることで自分を保っている。
花 翔子の娘6歳。
優 翔子の息子4歳。
淳一の姉佳織 思ったことをズバッと言う性格。弟への影響力が強い。
第7話比べる
ワンオペ2人育児でも、ワーママの方が大変? 夫だけでなく、義理の姉の一言にも苦しくなって……。 翔子は自分を押し殺すことなく、意見を言える日が来るのでしょうか。 そのときには離婚になるのでしょうか!? 気になる続きは書籍でお楽しみください。
(漫画:野原広子『離婚してもいいですか?翔子の場合』(KADOKAWA)より抜粋/マイナビ子育て編集部)
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書籍『離婚してもいいですか?翔子の場合』について
「決定的な理由がなければ、だめですか?」
出産を機に専業主婦となり、2人の子どもを育てる翔子。控えめな性格から夫の顔色をうかがいながら生活するうちに、夫のことが大嫌いに。 離婚したいと思わない日は一日としてないけれど、貯金も仕事もない身で2人の子どもを育てる自信はなく、日々モヤモヤを抱えて過ごす。 そんなある日……。
生活情報誌『レタスクラブ』で連載され、大きな話題を呼んだセミフィクション・コミックエッセイ。 翔子の娘・花の5年後を描いた『それから5年』も特別収録。
もくじ 【1章】私は夫が大嫌い 【2章】私なんてラクなほうなんだって思えば思うほど苦しい 【3章】妻の笑顔にムカつくなんてオレだけだろうか? 【4章】私はなんで いつも笑ってるんだろう 【5章】本当の私はいったいどんな人間なのかな 【6章】自分の気持ちを確認して声に出してみる 【7章】私 お母さんみたいな人になりたくない 【8章】離婚して私一人で子ども育ててみせてやる 【9章】私の心と子どもの心を守れればそれでいい 【描き下ろし】それから5年 あとがき
野原広子さんのプロフィール
メディアファクトリーコミックエッセイプチ大賞受賞。著作に『娘が学校に行きません』『離婚してもいいですか?』(KADOKAWA)など。 野原広子ブログ『いまさら娘に伝えたい100のこと』http://ameblo.jp/nohahiro/