金木犀の花言葉は怖い?名前の由来や銀木犀との違いについて徹底解説!

更新日:2022年9月21日 / 公開日:2022年9月21日

小さく鮮やかな花びらが印象的な、金木犀(キンモクセイ)。ふわっとした甘い香りを放つ花でもあり、お茶や香水などさまざまな商品に加工される植物でもあります。今回はそんな金木犀の花言葉をまとめ、怖い意味があるのかや名前の由来などを解説していきます。

1.金木犀(きんもくせい)の花言葉と由来

ここでは、金木犀の花言葉と由来を解説していきます。

1-1.木犀全般の花言葉

金木犀全般の花言葉は『謙虚』『初恋』です。
はっきりとしたオレンジ色の金木犀はひとつひとつの花が小ぶりで華奢なイメージなので、そんな金木犀にぴったりな花言葉なのではないでしょうか。

1-2.金木犀の花言葉の由来

金木犀の花言葉のひとつ『謙虚』は、高貴な香りを放ちながらも花が小さなことが由来。
『謙虚』以外にも『気高い』という花言葉が託されており、開花してすぐに散ってしまう金木犀の様子から来ていると考えられます。
他にも『誘惑』『陶酔』の花言葉があり、金木犀が放つ独特な香りが由来です。
また、金木犀の甘く独特な香りは忘れられない初恋を連想するとして、『初恋』の花言葉を託されたとされています。

1-3.花言葉に怖い意味はある?

金木犀には死後の意味を持つ『幽世(かくりよ)』の花言葉があります。
これだけを見ると『死後とこの世をつなげる香りの花』の印象になるので、金木犀の花言葉に怖い意味があると考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、魔除けの花として神社で金木犀が植えられていることが由来なので実際には怖い意味はなく、むしろ縁起物なのです。

2.【品種・色別】金木犀の花言葉の意味と由来

ここでは、金木犀の品種や色別の花言葉と由来を解説していきます。

2-1.金木犀(キンモクセイ)は『謙虚』『気高い人』

鮮明なオレンジ色の花を咲かせるの金木犀は、『謙虚』『気高い人』の花言葉を与えられています。
『謙虚』は金木犀の甘く独特な香りとは裏腹な、華奢な花を咲かせることが由来。
豊かな芳香の金木犀は花のいのちが短く、雨が降ると潔く散らせることから『気高い』の花言葉が託されました。

2-2.銀木犀(ギンモクセイ)は『初恋』『高潔』『あなたの気を引く』

純白で小粒な花を咲かせる白の金木犀は、銀木犀(ギンモクセイ)と呼ばれており、
『初恋』『高潔』『あなたの気を引く』の花言葉がついています。
『初恋』『高潔』は銀木犀の白に純粋なイメージがあり、高潔に見えることが由来。
銀木犀の原産である中国では、デート前に木犀入のお酒を飲み甘い香りをまとわせたことから、『あなたの気を引く』の花言葉を与えられています。

3.【基本情報】金木犀はどんな花?

金木犀の基本情報は以下のとおりです。

3-1.金木犀の特徴

オレンジ色のたくさんの小さな花に、強い芳香を放つモクセイ科モクセイ属の金木犀。
一年中緑を楽しめる常緑樹で、公園樹や記念樹、鉢植えなどさまざまなシーンで見ることができます。
開花時期になると鮮やかなオレンジ色の小花と葉っぱの緑のコントラストが美しく、金木犀は秋の風物詩としても有名です。
また、金木犀の持つ強く独特な香りは芳香剤といった加工品に用いられることも。
原産地の中国では、金木犀を使用した『桂花茶(けいかちゃ)』やシロップ、リキュールなどがあります。

3-2.金木犀の開花時期

金木犀の開花時期は9月~10月の秋が見頃。
開花すると独特な香りを放つので、金木犀の匂いで秋の訪れを感じる人も多いのではないでしょうか。
なお、金木犀は開花後約1週間で散ってしまうので、満開時期を見逃しやすいです。

3-3.金木犀の香り

金木犀は独特で甘い芳香と表現されることが多いですが、トイレの芳香剤がイメージしやすいといわれています。
トイレの芳香剤というと苦手な人もいるでしょうが、金木犀はリラックス作用が期待できるためアロマとしても用いられています。
また、金木犀の独特な香りの成分には『γ(ガンマ)-デカラクトン』が挙げられ、桃の香りの成分としても有名です。

3-4.金木犀と銀木犀の違い

金木犀と銀木犀は、どちらもモクセイ科モクセイ属の植物。
花の形はほぼ同じですが金木犀はオレンジ、銀木犀は白の花を咲かせます。
また、銀木犀は花がまばらで、顔を近づけてやっと感じるほど香りは控えめです。
花の色こそ違えど見た目はほとんど一緒の金木犀と銀木犀ですが、植物学の分類において金木犀は銀木犀の変種とされています。

3-5.金木犀(キンモクセイ)名前の由来

キンモクセイの花の名前は、樹皮の皮が動物のサイの皮膚に似ていることが由来。
サイを漢字で表すと『犀』となり、そこから植物に関連する『木』がついて『木犀』となります。
そして鮮やかなオレンジ色の花を金色に例え、『金木犀』となりました。
日本には江戸時代に伝わってきたとされる金木犀ですが、その強い香りから『沈丁花(ジンチョウゲ)』『クチナシ』と並ぶ『三大香木』と呼ばれています。
金木犀の香りの範囲が広いので、別名『千里香(せんりこう)』とも呼ばれます。
ちなみに金木犀の学名である『Osmanthus(オスマンサス)』は、ギリシャ語の『osme(香り)』と、『anthos(花)』が語源です。

4.金木犀を気軽に植えてはいけない4つの理由

金木犀は公園樹や記念樹などでおなじみの植物ですが、気軽に植えてはいけない理由がいくつかあります。
ここでは、金木犀を気軽に植えてはいけない4つの理由を解説していきます。

4-1.生育が早く手入れが大変

金木犀は手入れをしないままにすると、大きく育ってしまう植物です。
金木犀を育てるのであればこまめな剪定が必要になり、手入れが面倒なことから気軽に植えてはいけないといわれています。

4-2.害虫がつきやすい

金木犀は植える場所を間違えたり手入れを怠ったりすると通気性が悪くなり、害虫がつきやすくなります。
害虫の種類も多種多様で、一度害虫がついてしまうと除去が大変。
場合によっては殺虫剤を使わなくてはならないため、金木犀を気軽に植えてはならない理由として挙げられています。

4-3.家相が悪い

金木犀を気軽に植えてはならない理由のひとつに『家相が悪い』があります。
家相(風水)とは家の方角や間取りから運気や吉凶を鑑定する方法。
家相では、金木犀の持つ強い芳香が理性を失わせるとされており、庭に植えるのは良しとしていません。

4-4.匂いに好みがある

金木犀の独特で甘い芳香は、好き嫌いが出やすいとされています。
人によってはリラックスを誘いますが、トイレの芳香剤を連想するため苦手とする人もいるでしょう。
金木犀の香りはかなり強いので近隣住民への影響も大きいはずです。
そのため、金木犀は気軽に植えてはいけないといわれています。

金木犀を見て秋の訪れを感じよう!

金木犀は小粒で可愛らしい花をたくさん咲かせ、深緑の葉と鮮やかな花のコントラストがすばらしい植物です。
甘く強い香りも金木犀の魅力で、お茶や芳香剤などでも有名。
花言葉も金木犀の特徴である花姿や芳香が由来となっており、控えめでピュアな意味が揃います。
また、金木犀は開花時期になると広範囲に香りを放つので、秋の訪れを感じやすい植物といわれています。
お近くに金木犀を見かけたら、香りとともに季節感を感じてみるのもいいのではないでしょうか。

まとめ

・金木犀の花言葉は『謙虚』『初恋』
・『幽世』の花言葉もあるが実は縁起物
・白い花の銀木犀にも花言葉がある
・金木犀の甘く強い香りで秋の訪れを感じられる
・金木犀はよく考えてから植える



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