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整理収納アドバイザーむらさきすいこです。片付けの番組を観た、特集の雑誌を読んだ、本を購入した!…よし、今度こそ!とスタートするものの、なかなか続かない。「また挫折しちゃった」と嘆いている人はいませんか?今回は「ハードル」を下げて整理収納の「整理」が持続するコツ3選をお届けします!
「整理」=不必要なモノを取り除くこと、「収納」=モノを使いやすいように収めることです。
そして、「片づけ」とはモノを定位置に戻すことです。
まずはじめにモノの「整理」をすることからはじめてみましょう。
忙しい毎日を過ごす中で、モノの整理(不必要なモノを取り除く、使っているモノ・使っていないモノに分ける)をする時間を確保するのはなかなか難しいもの。
「時間が取れたら」「余裕があったら」と思っていると、いつまでもそのタイミングはやってきません。
毎日のように「今日もできなかった」と後ろめたい気持ちになっていませんか?
モノの整理を確実に実行するには、「1日のタイムスケジュールに組み込む」ことが効果的!
例えば、夕食後、寝る前など15分あるいは30分と時間を区切って、ルーティンワークにしてみましょう。
ビッグイベントにせず、食器を洗うように、歯を磨くように整理を1日の生活に溶け込ませるのがコツです。
タイミングと所要時間を予め決めておけば、各段に実行に移しやすくなるものです。
ただし、完璧を目指さずに!
できない日があっても、自己嫌悪に陥ることなく「そんな日もある」と受け入れて、また次の日から実行しましょう。
「1イン1アウト」という言葉を聞いたことがありますか?
モノを1つ手に入れたら1つ手放すことによって、モノが増えすぎることを防ぐ方法です。
例えばハンカチを1枚もらったら、手持ちのハンカチで古いもの、お気に入りじゃないものを1枚手放すといった具合です。
ご自身でモノが多いと感じている方は1イン1アウトではなくぜひ「1イン3アウト」を意識してみて下さい。
この場合、ハンカチ1枚購入したからハンカチ3枚手放す、というのは現実的ではありません。
古くなったタオルや、いつか使うかも…と取っておいた景品など、手に入れたモノと同種にこだわらず、家の中から3つのモノを出してみましょう。
この方法を実行するだけでも確実にモノが減っていきます。
整理収納をスタートしはじめると、張り切って家じゅうの物に手を付けたくなるものです。
でも焦らずに!
片づけは登山と一緒。頂上を目指して、全速力で駆け上がることはできませんよね。
ゆっくりでもいいので、自分のペースで登っていきましょう。
例えば、今日はメイクボックスだけ、今日は調理ツールだけ、今日は工具ボックスだけ、というように1アイテムに絞ってゆっくり進めていきましょう。
捨てるモノがない!と思っていても、必ず不要なモノは潜んでいるものです。
1歩1歩進めば必ず頂上は見えてきます。
いかがでしたか?
今回は、ハードルを下げることで、「整理」が持続しやすくなる3つのコツについて書きました。
SNSを眺めていても、雑誌を読んでいても、住まいが自動的に整うことはありません。
自分の手を動かしてモノの整理すること以外に、理想の住まいは近づいてこないのが現実です。
モノの整理が続かない!挫折しちゃう!という人は、ぜひ実行してみて下さいね。
整理収納が「自分の好きなモノを選びぬく楽しみな時間」になることを願っています。
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この記事のライター
整理収納アドバイザー
むらさき すいこ
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横浜市の整理収納アドバイザー。マンションで夫と息子2人の4人で暮らしています。片づけ苦手な家族がいても、すっきりシンプルに暮らすコツをブログ・Instagramで発信中。収納公開自宅セミナー・訪問片づけサポート・コラム執筆などの活動を行っています。
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