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こんにちは!整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。「なんか部屋がゴチャゴチャして快適ではない…」「スッキリしたいけど何をどこから始めたよいかわからない!」そんな人は必見です!今回はごちゃついた部屋に見えてしまう根本的な原因を5つ紹介します。
ごちゃついた部屋に見えてしまう原因の一つに「モノが多い」ことがあげられます。
お客様のご自宅にお伺いした際、「ごちゃついて見えるリビングをなんとかしたい」というお悩みをよく聞きますが、そもそも「モノが多い」ご家庭がほとんどです。
モノが多いことが間違っているわけではありません。モノが多くてもスッキリと暮らしている方もたくさんいます。
大事なことは、よく使っているモノだけでも取り出しやすく戻しやすい場所に定位置を決めること。
家中のモノに対してよく使っているモノは全体の3割と言われています。その3割だけでも使いやすい場所に定位置をきめてみてはいかがでしょうか?
あまり使わないものは取り出すのにちょっと不便な場所でもOKです。メリハリをつけて収納をしてくださいね。
「元に戻せばいいってわかっちゃいるけど、つい…」と、その辺にモノを置いてしまうことはありませんか?モノが床にあふれているのも部屋がごちゃついて見える原因の一つです。
脱ぎっぱなしの洋服に、カバン…。そんな時は動線上にざっくりボックスをつくりましょう。ざっくりボックスがあれば、ちょっと部屋が散らかっていても、とりあえずポイッとまとめておくことができるので、急な来客にもすぐに対応できます。
疲れていても気づいた時にぽいっと入れれば良いのでラクに片づけることができますよ。
床にものが置かれていないと、掃除がとってもラクになるので、床についモノを置いてしまう方はざっくりボックスをつくってみてくださいね。
リビングに入った時に、すぐに目につくのはリビングテーブルやダイニングテーブルではないでしょうか?
机の上がモノであふれていると、どうしてもごちゃついて見えてしまいます。机の上に散らかっているものは定位置に戻しましょう。定位置が決まっていない場合は、ぜひ戻しやすい場所に決めてくださいね。
机の配置も大事なポイントです。壁に机をつけて配置し、部屋を広く見せる方法もありますが、壁に面した場所にものが溜まっていきます。部屋がごちゃついて見える…そんな方は一度机の配置を見直すと良いですよ。
ごちゃついた部屋に見える原因の一つに収納スペースが上手に活用されていないことが挙げられます。実は収納方法は大きく分けて「①引き出し収納」「②棚収納」「③吊り下げ収納」の3つしかありません。今回は収納スペースの特徴についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
引き出した時に「上から見て何が入っているのかわかる」のがポイントです。タオルは輪っかを上にして収納する、引き出しの中は重ねて収納しないことが大事です。
棚収納は「前から見て何が入っているのかわかる」のがポイントです。手前と奥に分けて収納する時は、奥のものを取り出しやすくする工夫や、カゴで仕切る工夫が必要です。
ハンガーやS字フックなど、引き出し収納や棚収納が置けない場所に便利です。1つのS字フックに複数のものを吊り下げていませんか?これはNG!「1つのフックには1つのアイテム」です。便利なのでついついかけすぎてしまいますが、気を付けてくださいね。
お部屋がごちゃついて見える原因の一つに「色を使いすぎている」ことがあげられます。色で部屋の印象が大きく変わりますよね。あれもこれもと欲張りすぎるとまとまりがなくなってしまうので、3色までにおさえることがポイントです。
一般的に、ベースとなるテーマカラーは3色、7:2.5:0.5の割合で色を取り入れると失敗がない、と言われています。
部屋がごちゃついて見えるかも…という方はぜひインテリアにも目を向けてみてくださいね。
ごちゃついた部屋に見えてしまう5つの根本的な原因をご紹介しましたが、いかがでしたか?
原因がわかれば、あとは解決にむけて行動にうつすだけです。できるところからぜひ始めてみてくださいね。皆さんの暮らしの参考になれば嬉しいです。
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整理収納アドバイザー。4人家族(夫・息子2人)で戸建て暮らし...
田中ゆみこ
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整理収納アドバイザー。4人家族(夫・息子2人)で戸建て暮らし。北陸を中心にこころと暮らしを心地よくする「整理収納・時短家事」をご提案しています。住宅収納スペシャリスト、親子の片づけに特化したサービスを提供中。Instagramではラクに片づく仕組みとリアルな子育てを発信しています。大阪市出身、石川県金沢市在住。
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