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こんにちは。整理収納アドバイザーの大森智美です。お片付けのお悩みでよく聞くのが「どこから手をつければいいか分からない!」という声。モノが増えてしまったらどこから手をつけていいか分からず、お手上げ状態に感じてしまうこともありますよね。今回はそんな時に見直して欲しいお片付けの効果的な順序をお伝えしていきます!
あたりまえ!と思われるかもしれませんが、意外とこれができていないことが多いです。よくよく部屋を見渡すと、捨てられていない段ボール、壊れた家電、破れていてもう着ない服、今度捨てようと思っている粗大ごみなどが放置されていませんか?
また、ゴミではなくても譲ろうと思って置いている、売ろうと思って置いているモノが部屋の一角を占領していませんか?
自分にとって「不要なモノ」はすぐに捨てたり・売ったり・譲ったり家から出すクセをつけることが大事です。不要なモノが家からなくなるだけで空間が生まれ、次の片付けもやりやすくなりますよ。
どこから手をつけていいのか分からない方は、ぜひ収納の中から見直してみてください。
床にまでモノが溢れていると、「まず床置きをなくそう!」「机の上のものをなくそう!」と収納に入りきらないモノから手をつけがちですが、溢れたものから手をつけても、「しまう場所がない!」と行き詰ることに。
モノが溢れない部屋にするためには「収納を機能させること」が大事。収納の中に何が入っているか分からない・よくよく見返したらほとんど不要なモノだった!という事も多いです。
まずは、収納の中に不要なモノが収納されていないか整理してみてください。よく使うモノや自分にとって必要なモノを収納の特等席にしまえるようにしてみてくださいね。
整理をしていくと、捨てられずに手が止まる…という時がありますよね。難しいと思ったら、そこは後回しでいいので判断しやすいモノから場所や物を変えてやってみてください。
自分の好きなモノや思い入れ・思い出が強いモノは判断が難しいです。そういう物は後回しで大丈夫。思い入れや思い出が少なく、期限があって判断しやすい食品やお薬、洗面所など自分にとってラクな場所から進めてみてくださいね。
簡単なモノを何度も整理することで、少しずつ判断する力がつき、思い入れのあるモノでも判断ができるようになってきます。
広い空間も同じです。いきなりクローゼットの中や押し入れの広い収納から取り組むのではなく、キッチンのカトラリーや文房具の引き出し、救急箱などハードルの低い小さくて狭い空間から少しずつやって経験値を上げていくのがオススメです。
片付けと言うと、「この空間に何を入れようかな?」「この収納ボックス使いやすそう」「どうやったらきれいに収まるかな?」と収納することに目が行きがちですが、実は収納だけでは家は片付かないんです。
大事なのは「整理」で必要なモノだけにして→必要なモノだけを「収納」するという順番なんです。
お片付けは「整理」がしっかりできれば、8割方成功と言っても過言ではありません。すべてのモノが自分にとって必要なモノだけになってから、そのモノに合わせて収納を選ぶとリバウンドすることが激減するはずです。
収納を考える前に、モノを見直して必要なモノだけに整理することにまず集中してみてくださいね。
いかがでしたか?今回は片付けの効果的な順序についてお伝えしました。「どこから手をつけていいか分からない!」という方は記事を参考にひとつずつクリアしていってくださいね!
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この記事のライター
整理収納アドバイザー/整理収納教育士
大森智美
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神奈川県在住の整理収納アドバイザー・整理収納教育士。建売住宅に夫と子供3人の5人暮らし。整理収納や日々のお掃除で子供がいてもスッキリとした暮らしを目指しています。Instagramでは〝わたしの気持ちをあげる″自分が喜ぶ整理収納や日々の暮らしを発信中。
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