/
整理収納コンサルタントの須藤昌子です。仕事の事、家族の事、自分の事、両親の事、家の事、私たちはたくさんのやる事を抱えています。だからこそ、少しでも自分のやる事を簡単にしていきたいものです。でも、意外と気づかない「ラク」の仕方。今回は、私がやっている「ラクする方法」をヒントに、自分はどんなことを「ラク」にしたいか?を考えてみてくださいね。
シーツや布団カバー等の洗い替え、持っていませんか?私も以前は、持っていました。でも、その理由について深く考えたことはありませんでした。
多分、私の母がやっていたので「そういうものだ」とその方法を引き継いできたのだと思います。しかし、収納場所は限られていますし、洗濯機に乾燥機能がついていたり、浴室乾燥などもあったりする時代になった今は、昔のように”洗濯は天気次第”と考えから定着していた「洗い替え」という考え方は、変えても良いのかもしれないと思います。
洗って乾いたらすぐに布団にセットすれば、洗ったモノを収納に収める手間も、取り出す手間も、洗い替え用の収納スペースも必要なくなり、ラクになります。
私はフライパンのフタを持っていません。フライパンに付属のフタがついていない場合は、フタだけを購入することになり、大抵、フライパンよりも少し大きなサイズのものを買う事になりますから、収納法や収納場所も考えなければなりません。
また、いくら一生懸命きれいを保とうと思っても、いつの間にか油で汚れていく事を考えたなら、持たない方が「ラク」だと考えて持っていません。
「フタを持たないなんて、おかしい」「フタが無いときちんと料理が出来ない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、ふたが無くても、他のモノで代用できますし、色々な調理道具を持って使う事やレストランで出されるような一流の料理をする事よりも、家族が喜んでくれる料理を今ある調理道具で作ることが私にとっては大事で、フタを持つ事は、私にとっては、それほど重要ではないのです。
フタが無いことで、きれいに保つ手間も収納場所や方法を考える手間から解放されて、自分はラクになりました。自分を機嫌よく保つために、何をしないか?を決められると、自分自身をラクにしていくことが出来ますよ。
以前は、たくさんのお客様が来られていましたが、最近は、お料理をふるまうように長い時間、我が家にいらっしゃる方は少なくなりました。
いつ来られるか分からないお客様用の食器を保管していておくよりも、いつもの暮らしがスムーズな方が、自分達にとってはより良いのではないかと思うのです。
それに気づいてからは、お客様用の食器を減らしました。また、お客様ががいらっしゃった際に、お出しする料理を決めたことで、食器の大きさや数もしぼられるようになりました。そのため、「いつも」我が家で使う食器を、お客様がいらっしゃった時にも使えるような形に変えることが出来、収納場所にスペースが出来て、いつもの暮らしがラクになりました。
シーツが収納に無いことで、収納場所にはスペースが出来ます。フライパンのフタが無いことで、きれいにしなきゃと思う気持ちからも解き放たれます。お客様用の食器が無いことで、いつもの食器の収納は楽になり、食器を使う事が楽しくなります。
自分が何を優先し、大事にしたいか?を考えることで、何をやめればよいか?、何をすればよいか?が分かって、自分の毎日をラクにしていくことが出来ます。
意外と、日々考えない事かもしれませんが、これを機会に自分の大事にしたい事って何か?考えてみませんか?
この記事に関連するキーワード
この記事のライター
整理収納コンサルタント・整理収納アカデミアマスター
須藤昌子
214
片付けは、ラクな暮らしと人生を手に入れる片付けの考え方を毎日ブログで発信している整理収納コンサルタント。独自の視点で、先入観を捨て、自分をラクにして、家族と心地よく過ごすための片づけのヒントを発信中。SNSフォロワー総数7万人超。
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント