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interview Crystal Kay

「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」からCrystal Kayさんのインタビューをお届けします♪

Profile
1986年生まれ。1999年7月「Eternal Memories」でデ ビュー。今年7月にデビュー20周年を迎える。人気・実力を兼ね備えた女性シンガーとして本作『PIPPIN』にてミュージカルに初挑戦。今後の動向にいっそうの注目が集まる。

この役が巡ってきたのは運命。わたしにしかできない新しいリーディング・プレイヤーをお見せできたら

1972年にブロードウェイで初演されトニー賞5冠に輝いた名作として知られている『PIPPIN』。2013年にはリバイバル版が上演され、2015年には来日公演も大盛況を納めた不朽の名作が日本版キャスト で再演される。『PIPPIN』は、ありきたりな人生を送りたくないと悩む若き王子・ピピンがアクロバットサーカスの一座に誘い込まれ、様々な体験を通して人生の意味を探し求める姿を描いたミュージカル。そのサーカスを率いる美しくカリスマ的な存在のリーディング・プレイヤー役にミュージカル初挑戦となるクリスタル・ケイさんが抜擢された。

出演のオファーをされたときの心境を伺うと、ピピン役の城田優さんから直々にお誘いがラインで届いたと言うまさかの経緯を笑いながら教えてくれた。

「“ねぇ、一緒にブロードウェイやらない?”って優からラインが届いたんです(笑)。あまりの唐突さに『え?』ってなりますよね。まだ演目も知らないのに、優はクリなら絶対できるし、どうしても一緒にやりたいと。その熱意に押されて演目を聞いたら『PIPPIN』だと。そのとき鳥肌が立ちました。『PIPPIN』は、NYで 5年前に見た大好きな演目。しかも観劇後に外に立っていたら 周囲の人から“一緒に写真を撮って!”と囲まれたんです。そのときの私のカッコは黒のマントに黒の帽子。全身黒だったこともあって、リーディング・プレイヤーを演じていたパティーナ・ミラーに間違えられたんです(笑)。その役のオファーがまさか自分に来るなんて!」

リーディング・プレイヤーはピピンを引っ張るミュージカルの進行役。ピピンを導いていく大事な役所だ。

「今はまだ稽古前で、振り付け師のチェットからも過去の作品は見ないでと言われているんですけど…NYで見た パティーナの印象が強くて、やっぱり思い出しちゃう(笑)。あのインパクトは失くしたくないし、でも似てしまったらつまらない。私にしかできない新しいリーディング・プレイヤーになるように頑張ります」

クリスタル・ケイさんにとってリー ディング・プレイヤーのように引っ張ってくれる存在を伺うと『ママ!』と即答が。

「ママは私が生まれる前からシンガーとして活躍しているので、一番近くにいる先輩ですね。レコーディングのときに迷って相談したときもパッと的確なアドバイスをくれる。精神面はもちろん、仕事面でも引っ張ってくれる存在です。今回のミュージカル出演が決まったときもすぐに伝えました。ママは『いいじゃん、いいじゃん、挑戦できることは何でもやりな!』って(笑)」

今年デビュー20周年のアニバーサリーイヤーを迎えるクリスタル・ケイさん。このミュージカル出演も新しいことへの挑戦のひとつだと話す。

「 20周年は感謝の気持ちをパフォーマンスで表現できたらと思っています。アルバムも出したいし、このミュージカルで新しい自分を見てもらうのもそのひとつ。きっとこのミュージカルを経験したらよりパワーアップできると思っていて。その成長は自分でも楽しみだし、多くの人に見てもらいたいですね」

最後に『PIPPIN』の見どころを伺うと。

「難しいです…だって、全部面白いんだもん!(笑)。ミュージカルの歌やダンスと同時にサーカスのアクロバットも楽しめる。笑いもたくさん散りばめられていて、観終わったときに得した気分にさせてくれる作品です。ストーリーの主役はピピンですが、人生の中で経験する迷いや出逢いは誰にでも当てはめられること。自分に置き換えられる瞬間があちこちにあって共感してもらえると思います。そしてエンターテインメント満載な作品の中に散りばめられた反戦へのメッセージや、自分探しのヒントを見逃さないで欲しいです」

ブロードウェイミュージカル 「PIPPIN」日本語版

脚本/ロジャー・O・ハーソン
作詞・作曲/スティーヴン・シュワルツ
演出/ダイアン・パウルス
出演/城田 優、クリスタル・ケイ 他
公演/6月10日(月)~6月30日(日)
会場/東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)

TEXT/Satoko Nemoto
PHOTO/Isamu Ebisawa

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