/
お子さんの入園準備をそろそろ考え始める方が多いのではないでしょうか?家事の合間に時間をかけないで名前のつけができたら楽ちんですよね★ハンドメイド作家の橘亜弥さんが今回は「名前つけ」について教えてくれました♪
※この他にはアイロンが必要となります ※2017年3月時点
こんにちは!
ハンドメイド刺繍作家の橘 亜弥です。
年が明けたと思ったらもう2月ですね!
保育園の合否がわかる月でもあり、幼稚園もそろそろ入園準備を始めようかなぁと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
用意する物、たくさんありますね!
中でも面倒なのがお名前付けです。
あれもこれもこんな物にまで全部お名前付け!
面倒だけれど、愛しの我が子が新たな生活の場で使う物。
できるだけかわいくしたいし、ちょっと差をつけたい親心もあるのでは?
今回は、ほとんどの園で必須アイテムであろうループ付きタオルに、家事の合間時間でできる刺繍でのお名前付けをご紹介致します!
・刺繍針
・好きな色の刺繍糸
・下書き用のペン
・ネームテープ
・ループ付きタオル
・アイロン
ネームテープとは、アイロンで接着できるテープです。
下書き用のペンは、手芸用の時間が経てば消えるタイプを使用しました。
この二点は手芸屋さんで購入できます。
刺繍針、刺繍糸、ループ付きタオルは100均で揃います。
タオルに直に刺繍をしても良いですが、裏側も糸が出てしまうのでネームテープを使用しました。
タオルと、刺繍する文字に合わせてネームテープを切って下書きをします。
文字数が多い場合は、切る前に下書きをした方が失敗しないですね。文字を太く目立たせるため、刺繍糸3本引き出し、3本一緒に針に通す【3本取り】で縫いました。
更に太い線にしたい時は本数を増やし、細い線にしたい時は本数を減らします。
文字を【アウトラインステッチ】という縫い方で縫い進めていきます。
まず、玉留めをして裏から針を刺し一目縫います。
次に最初に縫った一目と同じくらいの間隔を空けて裏から刺します。
下の画像がその時の図です。
裏から出した針を、最初の一目の中間くらいの位置、同じ線上に刺し戻します。
最初の一目の糸を、少し避けるようにして同じ線上に刺すと真っすぐな線になりますよ。
縫い進めていくとこのようになります。
【裏から】1:針を裏から刺す
【表から】2:次に進行する方向の点に針を刺す
【裏から】3:裏から針を出すとき、進行方向に向かって最初の一目と同じくらいの間隔を空け針を刺す
【表から】4: 2でできた最初の一目の中間くらいに、糸を避けながら針を刺す
1-4の手順を繰り返し。
アウトラインステッチは、より太い線を作ることができます。
最初の一目の横から次の一目を刺していく縫い方もありますが、私はこの縫い方がキレイにできるので採用しています。
Oのようにカーブがある文字は、上の画像のように曲げたい方向に糸を避けて刺していくとキレイに曲がります。
縫い終わりは、裏側の糸をすくうように針を刺していけば玉留めせずに留める事ができますよ。
名前が縫い終わりました!
少し寂しい感じがするので、小さなマークを付けてみました。
ぐっとかわいさがアップしました。
保育園や幼稚園は、自分のマークやクラスのマークがあったりするのでそれを縫ってもかわいいですね。
文字が読めなくても、マークを見れば自分の物だとわかるので「このマークはあなたのマークだよ」と予め教えておくのも手だと思います。
この段階で、ネームテープの角を丸く切っておきました。
テープの角から剥がれてくる事が多いので、剥がれ防止です。
さあ、ネームテープを接着しましょう!
ネームテープを買うとアイロンの温度や秒数などが書いてありますのでご確認下さいね。
今回は160℃~170℃で20秒プレスです。
タオル・ネームテープ・当て布の順で置き、アイロンで押さえ付けます。
この時、アイロンはアイロンがけのように動かさないように注意です!
上から体重をかけて、ぎゅっと押さえ付けましょう。
以上で完成です!
タオルのようなふわふわした生地でもしっかりと接着できますが、毎日の洗濯に耐えられるか不安…と心配な方は周りを少し縫うと強度が増しますよ。
所要時間は20分程です。
刺繍を完成しておいて、アイロンがけのついでに接着もできますね。
少し手をかけるだけで、面倒なお名前付けもテンションがあがります。
是非お試しください!
この記事のライター
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント