更新日:2022年12月31日 / 公開日:2022年12月31日
美容ライター・コスメコンシェルジュの斎藤明子です。なぜか微妙に残念な印象に見えてしまう「ちょいダサ」なアイメイク。今回は、その原因と解決する方法をご提案します。
涙袋をぷっくり見せる涙袋メイクがすっかり浸透していますが、慣れていない方ほどついやり過ぎてしまう傾向があるようです。
特に気をつけたいのが影のラインを濃く塗り過ぎてしまうこと。にじんでクマに見えたり、不自然な印象に見えてしまったりと、ちょいダサなアイメイクになりがちなポイントなので気をつけましょう。
涙袋メイクも年々進化しています。最近は血色感とツヤのあるナチュラルなメイクが人気なこともあり、暗い色のラインで影を作って涙袋を膨らませて見せる方法ではバランスが取りにくくなっています。
垢抜けて見せるには、下まぶたの膨らませて見せたい部分にハイライトを塗ったら、より自然な血色に近い色やなじみのいいピンクでラインを引く方法がおすすめ。または、影のライナーは引かずにハイライトをプラスするだけでも十分に表情が生き生きとして可愛くて見えるのでぜひ試してみて!
細い筆ペンタイプのグリッターやペンシルタイプのハイライト、血色カラーのライナーなど、涙袋メイク用の新コスメをぜひチェックして、今っぽな垢抜け涙袋メイクに挑戦してみて下さいね!
インスタやTikTokの人気投稿で、漆黒のアイラインを跳ね上げて引く方法を目にすることも多いですよね。でも、それはあくまでも画像や映像の中でみる美しさで、リアルでそのメイクを実践すると、垢抜けて見えるどころか実は「ちょいダサ」に見えてしまうことが多いので注意して下さいね。
漆黒のアイラインがちょいダサに見えてしまうのは、アイラインのインパクトが、瞳の色や髪色よりも強すぎるから。特に注意したいのは、カラコン着用時の瞳の色。もちろんもともとの瞳の色が茶色い方の場合もそうですが、調和する色を選ばないとラインだけが目立ちかえって目が小さく見えてしまうこともあるので気をつけましょう。
またアイラインの色が強いと、ラインの引き方そのものも目立ってしまいます。長く跳ね上げた強い印象のアイラインは抜け感がなく、日常メイクやオフィスメイクでは垢抜けて見えないのでその点も注意したいですね。
瞳の色がもともと黒い方は、黒のアイラインを効果的に引くと目がはっきりと際立って見えるのですが、今っぽく垢抜けて見せるには、まつ毛の生え際を埋めていくインラインのみにブラックを使用する方法が◎。目尻のはみ出しラインには極端な曲線をつけずに目の形に沿って3mm程度長めに引くのが今っぽです。
また、その部分だけに、なじみブラウン系、または少しくすみ感のあるグレー寄りのブラックを使用すると目の印象がぐっと垢抜けて顔全体が垢抜けて見えるのでおすすめです。
元々の瞳の色が茶色い方やカラコン着用時には、ブラウン系・くすみピンク系・バーガンディなどの瞳の色に調和する色のアイラインがおすすめです。これらの色を目尻だけにささっと引くだけでも抜け感が出て今っぽメイク顔に変身できます。その際も、強いカーブをつけずに目の形の延長線上に3mm程度のみ出ラインを引くのが今っぽ垢抜けラインです。
頑張っているはずなのにほんのちょっとだけダサ見えしてしまう微妙なアイメイクの、ダサ見えの原因と具体的な解決方法をご紹介しました。ぜひ試してみて下さいね。
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