更新日:2023年2月26日 / 公開日:2023年2月26日
メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。大人世代が陥りやすいのが、自分が一番盛れていた若い頃のメイクをなかなか変えられないことです。何年もメイクの仕方を変えていない方も多いのではないでしょうか?もしかしたらメイクトレンドから大きくかけ離れた時代を感じるメイクや、エイジングサインを強調してしまうメイクになってしまっているかもしれません。そこで、40代の老け見えしやすいメイクのポイントをご紹介します。
コントラストがはっきりしたグラデーションに、濃い締め色でしっかり目元を締めて、ブラックのアイライナーでしっかりラインを描いて、マスカラでとにかくまつげを盛る。こんなアイメイクをしていませんか?
年齢を重ねると、目元の印象がぼやけてくるので、つい濃いカラーではっきりさせたくなりますが、くすみやたるみが気になるオトナの目元にはトゥーマッチで、古臭い印象を与えてしまいます。
ニュアンスカラーで自然な陰影を作りアイラインもナチュラルに、マスカラは透け感ブラックかニュアンスカラーでセパレートロングにするのがトレンドです。
オレンジブラウンやコーラルブラウン系のアイシャドウを使うと、大人の目元のくすみをカバーして、多幸感ある目元にすることができるのでオススメです。
2022年は毛流れを意識したふんわり眉がトレンドだったので、メイクに取り入れていた方も多いのではないでしょうか?しかし、年齢を重ねると、眉毛が薄くなってくるので、大人世代がふんわり薄眉にしてしまうと、顔全体に締まりがなくなり、不健康そうな印象に見えてしまう場合があります。
40代からは、毛流れを意識した少し意志を感じる眉にした方が、年齢に合った品のある顔立ちに見せることができます。眉山を鋭角に作ってしまうと、古いメイクになってしまうので注意しましょう。
40代になると若い頃と比べて顔の印象がぼやけてくるので、はっきりした目鼻立ちにしようと、シェーディングやノーズシャドウをしっかり入れている方も多いと思います。
しかしシェーディングは使い方を間違えると、逆に老けて見えてしまいます。
特に顔の中心になるノーズシャドウをしっかり入れてしまうと、目元のくぼみを強調してしまい顔全体がグッと暗い印象になってしまいます。
40代からはシェーディングは額の生え際や、フェイスラインのみに使用するようにしましょう。
とにかくアイメイクを盛ってヌーディーベージュのリップで抜け感を出す、がセオリーだった時代を知っている40代は、ヌーディーなベージュリップに安心感を覚えてしまいがちですが、年齢を重ねるほどに顔から血色感が失われていくので、リップで血色感を足さなければ老けて見えてしまいます。
血色感を感じるコーラルピンク系の口紅は日本人の肌に合いやすく、血色感と華やかさをプラスしてくれるので、若々しい口元に見せることができます。
大人になると口角周りがくすんでくるので、コンシーラーでくすみをカバーしておくと、より若々しい印象に仕上がるのでオススメです。
いかがでしたか?慣れ親しんだメイク方法を変えるのはなかなか難しいと思うので、一度にすべてを変えるのが難しい方は、できるところから1つずつチャレンジしてみてくださいね♡
この記事のライター
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