更新日:2024年11月22日 / 公開日:2024年11月22日
美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。今回は、鼻が低い、団子鼻、鼻の穴が目立つ、といった鼻に関するお悩みポイントを目立たなくしてくれる、おすすめのメイク法をご紹介します。
「鼻が低い」「鼻が大きい」などといった鼻の悩みが気になるときは、シェーディングやハイライトで立体感を操るメイクが効果的です。でも、「シェーディングってわざとらしくなってしまいそう!」「難しそう!」という方は、まずはシェーディング用のパウダー選びから始めてみて下さい。
例えば、エチュードのコントゥアパウダーなど、ナチュラルな発色で自然な影を演出してくれるパウダーをチョイスすることで、初心者でも失敗しにくくなります。
また、ブラシ選びも重要なポイント。鼻周りに使うのにちょうどいいサイズ感は、アイシャドウブラシよりも大きく、チークブラシよりも小さいサイズが目安になります。適度なコシのあるものを選んでください。
先にあげたエチュードのコントゥアパウダーと合わせて使うように作られたノーズシャドウは、おすすめのノーズシャドウ用ブラシの目安になります。基本的には小回りの利くものを選べばOKです。
ハイライトは、ディオール バックステージ フェイス グロウ パレットなど、チークとセットになっているものを選べば光が強すぎることもなく失敗しにくいのでおすすめです。
小鼻など、目立たせたくない部分は。ラメやパール入りのハイライトはテカリに見えたりかえって膨張して見えてしまったりするので、例えばmudeのフラッターブラッシャー#00シースルーペールや、メイクアップフォーエバーのアーティストハイライターなど、シルキーでマットな質感のものがおすすめです。
指でつける方法が適切な場合もありますが、ポイントによっては、やはり小回りの利く小さめのブラシを使うようにしましょう。
それでは、悩み別におすすめのシェーディングの入れ方とハイライトの入れ方をご紹介します。
鼻の上半分くらいのでっぱりが少ないときは、シェーディングとハイライトで、初心者でも立体感が作りやすいのでぜひ試してみてください。
1.眉頭の下から鼻の始まりにかけてシェーディングをぼかします。
2.鼻の頭にV字に影を入れます。
3.鼻筋と鼻の頭にハイライトを入れます。顔の長さが気になる人は鼻筋には入れず、目と目の間と鼻の頭にちょこんとハイライトをのせます。
慣れてきたら、眉頭から鼻の始まりにかけての影につながるように1段階うすいシェーディングを入れたり、眉の下にもほんのりシェーディングを入れると、より立体感のあるベースメイクが完成します。
小鼻の張っている部分に影を作って目立たなくしようとすると、かえって目について肥大して見えてしまうので、マットなハイライトでとばした方がメイク効果が得られやすいのでおすすめです。
1.鼻筋と鼻の頭に、細めのブラシで縦に細長くハイライトを入れます。
2.小鼻のわきにマットなハイライトを入れてとばします。
3.小鼻の内側に縦に細長くシェーディングを入れます。
鼻筋に入れるハイライトと鼻の頭に入れるシェーディングを、細長くすることで、丸く膨らんだ鼻を細くとがった印象に見せることができます。必ず小回りの利くブラシを選んで細く入れるようにしましょう。
鼻先が上を向いているアップノーズの方は、鼻の穴が目立ちやすくなります。
アップノーズ自体は可愛らしい印象で、なりたい鼻の形としても人気なようですが、鼻の穴が気になるときは、鼻の下部分にさりげなくわずかに入れるシェーディングが効果的です。
1.鼻先に縦長に2本シェーディングを入れると鼻先が細く見えるのでおすすめ。
2.(下のイラスト)Aの部分に目立たないように影をつけてぼかします。
3.鼻筋にハイライトを入れます。
4.目の内側にハイライトを入れて視線を鼻の穴からそらすのも効果的!
Aの部分に入れる影は、ブラウン系よりもグレイッシュな影色の方が目立ちにくくて自然に仕上がるのでおすすめです。
鼻の形の悩み解決におすすめの、ハイライトとシェーディングの入れ方をご紹介しました。
2024年は本当に多くのハイライトが発売されました。シェーディングと2色セットになっているものも多いので、悩みや肌色にあわせてぴったりのものを見つけてくださいね!
この記事のライター
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