更新日:2018年9月25日 / 公開日:2017年1月17日
何歳になっても自分をカワイく魅せたい! そんなあなたに教える自撮りのコツ。今回はフォトグラファーが実際にやっている、キレイに、かつ盛れる自撮り方法を伝授します。この記事を読めば、アプリを落としたのに全然キレイに写らなくて失敗した、なんてこともなくなるかも!?
こんにちは、フォトグラファーの立花奈央子です。最近はデキるスタッフのおかげで社内ニートをさせてもらっていますが、フォトグラファーのほか、タレントプロデュースを主にやっています。
意識の高そうな肩書きをつけるなら、コンバージョン・コントラクター(転換請負人)。今あるものを活かしつつ、新しい魅力を見出すのが得意です。そうですね、たとえば女装など。ジャニーズアイドルさん、芸人さんたちとは、番組で女装プロデュースをさせて頂いたこともあります。
素人さんの女装も入れると、のべ4桁の男性をキレイにするお手伝いをしてきた計算になります。そんな経験から、皆さんのお役に立ちそうな情報をお伝えしていけたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、今やSNSでは欠かせないセルフィー(自撮り)のお話から。だけど、よく考えてみてください。SNSにアップされているのは、自分に自信があるであろうアイドル並のカワイイ子ばかり。
「地味な私が撮っても笑いものになるだけ……」と、ついつい控えめになってしまう気持ち、わかります。
でも違います。まったくダメじゃないです! カワイイ写真の女子は、みんな一生懸命「盛って」るんです。ネットで「自撮り」を検索すると、星の数ほどあるセルフィー講座サイト。みんなテクは書いてくれるけど、成功例しか見せていないので、やり方がピンとこないんですよね。
そこで登場してもらったのが、ハイ、盛れない系女子です。写真をご覧ください。私の写真です。我ながら暗い……としか言いようがありませんね。
1. ゴルゴ線(目頭から斜め下の皺)、ほうれい線
2. 太くて段のある首
3. 向かって左側に吊りあがったアンバランスな顔
4. 愛想のない表情
わりとダメなポイントだらけです。では、これをできるだけ直してみましょう。ということで、直したのが以下の写真です。
元を考えれば、なかなかの頑張りではないでしょうか(笑)。肌はつるっと明るく、目はぱっちり大きくなったのがわかります。ここからさらにアプリで補正を加えれば、一線で戦えることでしょう。
すべては撮り方次第。ちょっとのテクで、すぐに上達します。ダメだった点をおさらいしながら改善ポイントを紹介するので、ぜひあなたもやってみてください。
まず、一番ダメだったのは撮る姿勢です。撮影する姿勢を間違えると、どうしてもうまくいきません。NG例は、以下のような姿勢で撮っていました。
初心者さんに、よくある姿勢です。両手でスマホを持って、顔に対して並行に手を出していますね。これは、そもそも自分を撮ること自体が不慣れであったり、スマホを片手で持てないことで起こります。
セルフィーは、「片手が基本!」です。空いた片手でポーズをつけるためでもありますが、一番大きいのは、盛れる角度のため。
多くの場合、セルフィーは斜め上から撮影します。構図に変化をつけるために、正面や斜め下から撮ることもありますが、一番失敗が少ないのは斜め上! まずはこのフォームを習得してください。
実際にやってみるとわかるのですが、思っていた以上に、大きく体を使います。手は斜め上に高く上げ、片手でスマホを持ちます。スマホが持ちにくい人は、ストラップや背面リングを活用しましょう。
スマホが近いと、レンズの歪みで顔にデフォルメが効きます。目を大きくしたい場合は顔の近くに、自然な感じにしたい場合は、顔から離して顎を引くといいでしょう。
スマホを掲げるのは、<光のある方>です。室内で撮影する場合は、窓、蛍光灯、間接照明などなど、とにかく光に対して顔が正面に来るようにすることで顔に不要な影が出ることを防げます。
ちなみに、断然キレイに撮影できるのは自然光。晴れた日の窓際は、チャンススポット! 意外にも、洗面台など狭い場所で光がよく回る場所もキレイです。鏡もあるので、洗面台でトライしてみてもいいでしょう。
基本中の基本です。盛れるセルフィーに、影は必要ありません。顔は照明に対して真正面に向けましょう。
首が細くて長い人は、逆に活かしていくポーズもありますが首に自信がない場合は、正面から撮ってはいけません。スマホは、上に構えましょう!
いきなり笑顔はハードル高すぎ! 笑うと頬の肉や歯並びが気になる……そんな場合は唇をとがらせたり、頬を膨らませたり、広角だけ上げてみたり。
セルフィーが上手くできるようになると、女子らしさを楽しむ好奇心や余裕が生まれて、毎日がちょっとずつ楽しくなります。
苦手意識のある人こそ、ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね。
この記事のライター
新着
2024/12/02 11:00
2024/12/02 11:00
2024/12/02 11:00
2024/12/02 11:00
2024/12/02 11:00