更新日:2020年7月1日 / 公開日:2020年7月1日
ヘアメイクの森田玲子です。みなさんは、眉メイクのアップデートをしていますか?お洋服のトレンドが変わるように、眉メイクのトレンドも時代とともに少しずつ変化していくものです。マスクをするのが当たり前になったこともあり、以前以上に眉メイクの重要性を感じている人も多いのでは?今回は、最新版の垢抜け眉の法則をご紹介!2020年版眉毛メイクをマスターし、今っぽフェイスを手に入れましょう。
まずは、2020年の眉トレンドを解説していきます。
今季おさえておくべき眉毛の特徴は次の3つ。
・ゆるやかカーブのナチュラルアーチ眉
・眉山は角ばらせず丸みを作る
・上級者さんは、明るめのカラーや、眉のカラーリングも楽しむ
優しい印象に見える、ナチュラルに見えるという点では、今までの流行りと共通していますが、以前よりも作り込んだ眉毛を書くのが今年流。
つまり、眉メイクと共に、自眉のお手入れも大切になってきます。
ではさっそく、眉毛を書いていきます。
眉毛のお手入れをする際は、眉メイクをした後に行うのが基本ルール。トレンドの眉毛を書いたあとに、そこからはみ出した部分をシェービングやカットで、整えます。
まずは眉毛のブラッシングをします。色んな方向に眉が散らばっているので、この小さなひと手間をするのがとても大切です。
眉頭を残し、眉下のラインと眉尻の形を決めていきます。
作り込みすぎないナチュラルな印象のアーチ眉にするために、アイブロウパウダーで形を作ります。ブラシにアイブロウパウダーを取り、黒目のあたりから眉尻に向かってゆるやかに上昇。アーチの角度を決めます。黒目の外側に眉山を作り、眉尻の終点とつなげるように縁取りをします。
眉山を書くときは、角を作らず、ふっくら丸みを持たせるのが今年流。眉山の形は、メイク全体のトレンドにも大きく関りがあるんです。
韓国メイクブームが最前線だったときは、眉山が角になったハンサムなストレート眉が主流でしたが、今注目されているチャイボーグメイクでは、眉山に丸みがあり、女性らしい雰囲気に見えるといった違いがあります。
②で、眉の大まかなシルエットを作ったら、眉の間をアイブロウパウダーで埋めていきます。
しっかりと地肌に色がのるように、毛の間をかき分けるイメージで、ブラシをジグザグと小刻みに動かしながら埋めていきます。
アイブロウパウダーは、やや明るめのブラウンを選んだり、ピンク、レッド、パープル、オリーブなどの色物を使うと、遊びのある今っぽい眉に。
自眉の少ない人は、アイブロウペンシルを使って毛を書き足し、色ムラを調節します。眉全体の質感は、パウダーで書いたようなふんわり感を残したいので、ペンシルは、毛の少ない部分にポイント使いしましょう。
アーチ眉を書くときに注意したいのが、眉頭の書き方。ここに濃い色をのせたり、輪郭をきっちり取りすぎてしまうと、一気にふた昔前のアーチ眉に見えてしまうので要注意!ブラシに残ったパウダーで、ふんわりと色付けし、ナチュラルなグラデーションにします。
眉頭は、“書く”というより、“色をのせる”といったイメージで、優しいタッチで色をおいていきます。
仕上げに、スクリューブラシで眉頭をぼかします。毛流れに沿って上方向に、優しくなでるようにします。
カラーリングをしている人は、ヘアカラーに合った眉マスカラをすれば、今年っぽい眉メイクの完成です!
アイブロウパウダーをメインに使い、優し気な雰囲気と、ナチュラルさは残しつつ、アーチ型にすることで、芯のある女性像を作ります。
冒頭でお話した通り、お手入れに失敗しないためには、自分の理想の眉毛を書いてから行うのがマスト。眉を書いた後に、必要のないパーツのみをシェーバーで優しく剃ります。
このとき、お肌は清潔にしておきたいので、水クレンジングなどを使って、眉の周りのメイクはオフしておきます。シェービングしたら、眉メイクもオフして、しっかりとスキンケアをします。
シェービングをするときは、紫外線の刺激を避けるために、外出前ではなく、夜に行うのがおすすめです。メイクをオフする前に、眉メイクの練習をしながら、一緒に眉のお手入れをするのが美眉マスターへの近道!
眉毛をカットするのは、眉頭から黒目の上。眉毛の上のラインは本来の毛流れを残した方がナチュラルに見えるので、極力カットは避けて。大きくはみ出してしまう長い毛のみをカットします。
今回は、最新版の垢抜け眉メイクについてご紹介していきました。
眉メイクは、永遠の課題といえるくらい、難しいと感じている人が多いパーツだと思います。
書いた後にスマホで自撮り撮影をすると、自分の眉を客観的に見ることができます。自分の眉を見て、「ここがおかしいな…」「ここの角度を変えたら良くなるかな?」というポイントに気が付ければ、後は練習あるのみ!
ぜひ、毎朝のメイクのときに試してみてくださいね。
この記事のライター
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