更新日:2020年7月30日 / 公開日:2020年7月30日
エステティシャンの駒です。どれだけ高価な美容液やクリームを使っていても、正しく汚れを落とせていない肌だと効果が半減します。今回は、普段やりがちなNGクレンジング・洗顔習慣をエステティシャンの目線でチェック!さらに解決方法も分かりやすくご紹介します。
手間をかけたくないという理由で、全体のクレンジングの時にポイントメイクも落としていませんか?
目元や口元のこってりとした汚れが顔全体に散らばってしまうと、ニキビやくすみに繋がることがあります。ですので、全体のクレンジングの前にまずはポイントメイクを落としましょう。
ビフェスタ アイメイクアップリムーバー/850円(税抜)
オススメは、しっかり汚れを落とせる二層式のポイントメイクリムーバーです。
こちらをコットンに付けて目元、口元の2点に貼りつけて密着させます。10秒放置した後優しく拭き取ると、ポイントメイクが緩んですんなりと落ちるので、全顔と一緒にクレンジングするよりも結果的に時短になります。
また、こすることがなくなるので、肌への負担も減らせますよ!
ぬるま湯で予洗いし、泡立てた洗顔料を乗せた段階で、汚れの8割は落ちているってご存知ですか?
つまり、ゴシゴシとこする洗顔は肌の表面をただ傷めるだけ。指をくるくると動かすのは小鼻のような凹凸部分だけにして、他の箇所は泡をバウンドさせるように軽く押し付けると、泡が隅々まで行き渡ります。
力の目安は皮膚が動かないくらい!泡だけを移動させるイメージで洗いましょう。
肌のコンディションは日々変わります。特に女性の中には、生理の前後で別人のように肌の調子が違う!という人も多いはず。また、メイクの濃さによっても使うアイテムは変わります。
毎日同じクレンジング・洗顔だと、肌変化に対応できず、汚れの落ち過ぎや落ちなさすぎで肌トラブルを引き起こすことも。
クレンジング・洗顔は、最低でも2パターン常備しておくことをオススメします。クレンジングの時に肌を見極めて、その日使うアイテムを決めましょう。
一例として、筆者のクレンジング剤と洗顔料の使い分けをご紹介します。
ORBIS オフクリーム/2,300円(税抜)
BARTH 中性重炭酸洗顔パウダー/3,600円(税抜)
目立つ肌トラブルがなく、皮脂が適度に分泌されている日は、汚れをしっかり落とすアイテムを選びます。
オフクリームは、メイクとなじんだ瞬間からオイルのようなテクスチャーになり、汚れを浮かせてくれるのが特徴。
その後、BARTHの泡立てない洗顔料をお湯でゆるめ、化粧水をつけるようなイメージで肌に馴染ませます。重炭酸が汚れとともに余分な角質まで取り去ってくれるので、ツルッとしたゆでたまご肌になれます。
菊正宗 米と発酵クレンジングバーム/1,800円(税抜)
生理前や体調不良で肌がゆらいでいる時は、できるだけダブル洗顔を避けます。
クレンジングと洗顔が一気に済むバームタイプのクレンジングは、敏感肌の強い味方。肌のうるおいを保ちながらもっちりと洗い上げます。
シャボン玉石鹸 ベビーソープ固形タイプ/300円(税抜)
名前のとおり、本来は赤ちゃんに使う低刺激の石鹸です。石鹸落ちコスメを使った日は、これをモコモコに泡立てて洗っています。
固形石鹸というと、洗顔後につっぱるイメージをお持ちの人も多いかと思いますが、こちらのアイテムはアボカドオイルが入っているので、とてもしっとりとした洗い上がりです。お子さんと一緒に使えるのも嬉しいポイントです。
クレンジング剤と洗顔料ほど、使い方によって効果の変わるアイテムはありません。
美容液の浸透がイマイチと感じる時はぜひ一度、「汚れを落とすケア」がきちんとできているかを確認してみてくださいね。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
この記事のライター
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