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こんにちは、ayです。
今日は、プロのインテリアコーディネーターさんも実践する統一感のある部屋の作り方をお話します。
以前の記事【家を整える 2】で自分を知るために好きなものを書き出して、自分なりのコンセプトを決めるといいとお話しました。
私の決めたコンセプトは、《温かみのある家具やアートが並んでいる美術館のような家》
その、まだぼんやりとしたコンセプトを元に、雑誌やネットなどで心動かされた部屋や、好みのインテリア、好きな食器等何でもいいので、スクラップブックを用意して、どんどん貼り付けていきます。
それがイメージマップ。要はスクラップブックですね。
その際に、無造作に貼るのではなく、部屋別に貼り付けていきます。
実際にプロのコーディネーターさんは、何種類ものイメージボードを作成し、コーディネートを調整したり、お客様とイメージを共有します。
素人でも簡単に作れて、作るだけでも頭の中を整理できますよ。
イメージマップを作る前には、インテリアのテーマカラーも決めておくといいですね。家を建てる方は、使いたい素材も。
それを元にイメージを集めます。
好きな切り抜きを部屋別に貼ってみると、「こういう感じは素敵だけど、合わないな」と並列で並べてみることで気づくことがたくさん出てきます。
違和感のある切り抜きは、ドンドン外して代わりのイメージを探していきます。
インテリアは、客観的な目がとても大事。
なのでイメージマップを使って、俯瞰でコーディネートを見られるようにするんです。
結構楽しい作業ですよ。
私は実際に使いたい家具や壁紙や、簡単なイメージスケッチも貼っていました。
とにかく、ペタペタ。いいな、と思ったらとりあえずペタペタ。
イメージマップで、インテリアのイメージが固まってきたら、新調する家具や小物を決めます。
基本的にイメージマップに沿って、近いものを選べばいいのですが、家具を選ぶ際に忘れがちなのがスケール感です。
日本の住宅は、基本的に天井が低く、部屋も狭め。
リビングも、キッチンやダイニングも兼ねて一部屋になっていることが多いですね。
リビングには、キッチンカウンター、食器棚、ダイニングセット、ソファやテレビ等様々な種類のものを置かなくてはいけません。
つまり、ただでさえ要素が多すぎるんです。
さらにマンションだったりすると建築の構造上、天井や壁に大きな梁や柱がたくさんあって余計にスッキリしない。
日本人の家の家具は、スケールアウトしているケースが多いと言われています。
空間に対して、選ぶ家具が大きすぎる場合が多いのです。
いくらばっちりコーディネートしても、空間に対しての家具サイズがあっていないと、統一感に欠け、落ち着かない原因になります。
写真映えはするかもしれませんが、実際には居心地の悪い空間になってしまうんです。
それを防ぐために、家具を買う前に必ずCGソフト等で検証してみることをおすすめします。だいたいのインテリアショップや家具メーカーでは、CGでお客様の部屋に近い空間を作り家具を入れた画像を作ってくれるサービスがあります。
家を建てる場合は、設計士さんが細かく作ってくれますので、検討中の家具を入れたCGを作ってもらいましょう。
我が家は、主人が設計したので、最初から最後までCGには検討中の家具を入れて、家具とのバランスを見て、内装も微調整していました。
家の要になるのは、インテリア。建築は、入れ物に過ぎません。
イメージマップとCGを使って、統一感のある居心地のいい部屋を作りましょう。
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ay
この記事のライター
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