更新日:2021年10月29日 / 公開日:2021年10月29日
あなたの身近に「かまちょ」な人はいますか?「かまちょ」とは「かまってちゃん」とも言い換えができ、面倒な人という意味合いがあります。 このような女性は近年急増しており、かまちょな友人や彼女に手を焼いているという人も少なくないでしょう。今回の記事では、かまちょな人の特徴や対処法を紹介していきます。
まずは、「かまちょとは何か」ということから徹底解説します。
意味や由来を知れば、特徴を把握しやすくなるでしょう。
「かまちょ」とは、「かまってちょうだい」を短縮した言葉です。
「かまちょな子だね」と言われたときには、“積極的に誰かとコミュニケーションを取ろうとするタイプだね “を意味するといって良いでしょう。
良く言えば“人懐こい”ですが、悪く言えば“うざい”。
決してポジティブな意味とは限らないので、誰かに言われたり、誰かに対して言ったりする際にはご注意ください。
「かまちょ」を英語でいうと、たとえば「Look at me.(私を見て)」「I want to spend time together.(あなたと一緒に過ごしたい)」あたりが適切でしょう。
英語ではストレートな文章表現になるので、特徴がつかみやすいですね。
「かまちょ」は、元は一人の女性が発した言葉でした。
モデル・タレントの舟山久美子さんが、SNSの投稿を中心につぶやきはじめたのがきっかけといわれています。
かわいい響きと使い勝手の良さは多くの人に支持され、今では「かまちょ」をキーワードにしたマッチングアプリまで登場しています。
「かまちょ」な人には、いくつかの共通点が見受けられます。
あなた自身のこと、あるいは「かまちょ」なあの子に当てはめてみてくださいね。
自分に自信がない人は、自分に対する評価を他人任せにしがちです。
自己肯定感が低いため、他人に褒められることでようやく存在価値を自覚します。そのため、必要以上に人とのコミュニケーションを求めてしまうのです。
承認欲求は、誰もが持つ自然な感情です。
誰かから認められたり羨ましがられたりすれば、自尊心が刺激され、自分に自信を持てるでしょう。
しかしそれが過剰だと、「かまちょ」になりかねません。SNSでの「いいね」の数やフォロワー数に必要以上にこだわっている、話を大げさに盛る、会話の中心は自分でなければ気が済まない…などの傾向があるようなら、その人は「かまちょ」の可能性大です。
インターネットを介せば、遠くの相手ともすぐにつながれます。
そのメリットを存分に生かしたSNSは、便利なコミュニケーションツールといえるでしょう。
「かまちょ」な女性は、SNSの利用も特徴的です。
『寂しくてつらい』と周囲の気を引くようなツイートを頻繁にしたり、プロフィール画像やアイコンを頻繁に変更したりする行為は、どれも「かまちょ」ならでは。
どうにかして注目を浴びるため、依存ともいえるほどSNSに固執してしまうのです。
承認欲求が強い「かまちょ」の女性は、自分を“押し売り”しがちです。
話の流れをさえぎって自分の話を始めることも多いので、“会話のキャッチボール“がなかなか成立しないでしょう。
ちなみに他人の話には興味がないので、聞いた内容は基本的に右から左に受け流す傾向があります。
「かまちょ」な女性は、“自分だけを見てほしい”という気持ちが過剰です。
そのため、自分以外に注目を浴びている人がいるのは許せません。
SNSでインパクトのある投稿をしたり、彼氏と会話中には「そんな女優の話なんてしないでよ!」と誰に対しても嫉妬して不機嫌になったりします。
なぜかすぐに具合が悪くなる人って、いませんか?
「また?」と思うほど体調不良アピールが頻繁なら、その人は「かまちょ」かもしれません。
体調不良を訴えれば、「大丈夫?」「少し休もうか?」など相手から気遣ってもらえます。かまってもらえるということは、「かまちょ」な女性にとって何よりの喜びなのです。
「かまちょ」な人は、誰かにかまってもらうことで存在意義を見出します。
そのため、恋人でも友達でも、常に誰かと一緒にいたがるのが特徴です。
「その日は無理」と言われればしつこく予定を問いただし、家で一人になればSNSをフル活用。四六時中ずっとコミュニケーションを求めているのが、「かまちょ」なのです。
「かまちょ」な女性は、注目を集めるため話を盛りがちです。
たとえば、家を出るのが5分遅くなっただけなのに、「出発の5分前に起きちゃって!」と大げさにアピールすることも。
「えっ、すごい!」「それは大変だったねー!」など自分の発言にリアクションしてもらうことが目的なので、かまちょな人は常に話を盛って話すのです。
「かまちょ」な人は、常に自分が一番でなければ気が済みません。
そのため、自分以外に注目を集める人間は排除したがる傾向があります。
たとえば、職場で人気の女性に嫉妬し、ありもしない噂話で評判を落とそうと画策することも。
自分だけを見てほしい、自分だけをかまってほしいという過剰な心理状態は、時に周囲の人間も巻き込むことがあるのです。
「かまちょ」の特徴を紹介しましたが、それだけを見ると“自己中で面倒な人”と思えるかもしれません。
かまちょはマイナスなイメージで受け取られがちですが、恋愛においては別。
「かまちょ」ならではのかわいさや、わがままがたまらない!と一部の男性から支持を集めることも!
かまちょのモテポイントを解説するので、ぜひ意中の男性に試してみてくださいね。
かまってほしいときや寂しいときは、ストレートに気持ちを伝えてください。
恋愛において、遠回りな駆け引きは逆効果です。「会いたい」という純粋な思いをそのまま伝えれば、嫌な気持ちになる人はいないでしょう。
かまってほしい時や甘えたい時には、仕草でアピールするやり方もあります。
彼の服の袖をチョンチョンと引っ張る仕草は、男性の心理をくすぐります。
この仕草には、一歩下がった奥ゆかしさも感じられるので「守ってあげたくなる」「女性らしくてかわいい」など男性にとってはたまらない仕草なのです。
ただの「会いたい」「会いたい」の連続アピールでは、男性も疲れてしまいます。
デートの際には「◯◯に行きたい」「◯◯が食べたい」と行きたい場所ややりたいことを特定してあげると、男性から評価が上がります。
「あなたと行きたいところがあるの」と可愛らしくおねだりすれば、男性は嫌な気はしないでしょう。
自分との時間を大切にしてくれていると感じ、2人の仲もより親密になるはずです。
周囲に「かまちょ」がいて対処法に困っている…という方は少なくありません。
距離を置けたら良いのですが、関係性的に難しいこともあるでしょう。
めんどくさい「かまちょ」には、コツを押さえた接し方でさらりと対応するのが一番。ここからは、かまちょへの対処法や対応方法を解説します。
「かまちょ」とは、基本的に距離を置いてください。
「かまちょ」の押しに負けて付き合ってしまうと、今後も言い寄ってくる恐れがあります。
かまちょとは、必要以上に距離を詰めずに、近寄られたらさらりと対応しましょう。
あなたの反応が鈍いと、「かまちょ」としては面白くありません。自分にかまってくれる誰かを探すため、あなたから離れていくのは時間の問題でしょう。
“私を見て!“という気持ちが強い「かまちょ」。
「かまちょ」に言い寄られたら、忙しさをアピールするのもひとつの方法です。
“話は聞きたいけど時間がない”という雰囲気でいれば、まともに対応せずに済むうえ、「冷たくあしらわれた!」と嫌悪の対象になることも避けられます。
普段から忙しさを出しておけば、いざというときの「忙しいからまた今度」がより効果的に響きます。
「かまちょ」の相手は大変ですが、相手の望み通りの反応をしてしまうと、余計に深入りされることがあるのでご注意ください。
大げさな話や体調不良アピールには、ほどほどに付き合ってあげるものの、基本的に受け流すスタンスが一番です。
無視はしない、でも同じテンションにはならない。つかず離れずの距離感を心がければ、近いうちに「この人はあまりかまってくれない」と察してくれるでしょう。
「かまちょ」は承認欲求が過剰です。
とりあえず自分を認めてもらえれば満足なので、話半分に聞いて「へーすごいねー」と、淡々と答えてあげましょう。
このとき、決して「え!すごい!それでどうなったの」と、食いつく素振りは見せないようにしてください。“無視ではないが興味はない”のスタンスが大切です。
「かまちょ」な人への対応は厄介です。
まともに対応すると疲れ果ててしまううえ、好かれて付きまとわれるなんてことも。
「かまちょ」に対するベストな行動は、“つかず離れず”です。
適度に距離を取り、近寄ってきたらほどほどに対応しましょう。かまちょな人は、自分の話に反応してくれることを喜ぶので、リアクションにも要注意。“話は聞いているけれど興味はない”という雰囲気でいれば、「一緒にいてもつまらない」といずれ去っていくでしょう。
この記事を参考に、「かまちょ」な女性と上手に付き合ってくださいね。
この記事のライター
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