更新日:2021年10月29日 / 公開日:2021年10月29日
付き合いたてのカップルはお互いが相思相愛。好き好きアピールは自然なことであるものの、他人から見たときに「バカップル」と映ったら恥ずかしいですよね。この記事では、バカップルの意味や心理、バカップルにならないための方法などを解説します。バカップルについて詳しく知り、節度ある行動を心掛けましょう!
大好きな人と一緒にいる時間は何物にも変えがたものですが、周りが見えないほど恋愛にハマってしまうと、周囲から「やりすぎ!」「うざいカップル」とバカップル判定されてしまう可能性があります。
では、「バカップル」と「理想の仲良しカップル」は、一体何が違うのでしょうか。
バカップルの意味や定義を知れば、“普通”の基準が見えてくるかもしれません。
バカップルを端的に表現すると、“周囲を不快にするカップル”。
「バカ」と「カップル」の2語を合わせた造語が、バカップルなのです。
パートナーに愛を持つのは良いことですが、それを公共の場で表現するのは考えもの。
たとえば満員電車の中で抱き合ったり、信号待ちでキスをしたり、周りの人が思わず目のやり場に困ってしまうようなコミュニケーションを取っているなら、それは「バカップル」といえるでしょう。
理想的な仲良しカップルは、TPOをわきまえた行動をします。
イチャイチャすることもありますが、パートナーの部屋や二人きりになれる場所など、周囲の目がない場所をきちんと選びます。
人前では、「手をつなぐ」「腕を組む」程度。
普通のカップルにとって、それを超えるレベルのコミュニケーションは“二人だけの秘密”なのです。
「えっここで?」と目を疑いたくなるような場所で、濃厚なコミュニケーションを取るバカップル。
人目があるにも関わらず、その振る舞いはまるで世界に二人しかいないよう…。
一見恥ずかしいともいえるバカップルの行動ですが、実際の当事者の心理状態は、いったいどのようなものなのでしょうか?
交際がスタートしたばかりの時期は、恋の炎が最高潮。
「恋は盲目」といいますが、まさにその体現といえるでしょう。
しかし、「好きな人とデートできた!うれしい!といった新鮮な喜びは徐々に薄れるもの。そのため、月日の経過とともに落ち着くパターンがほとんどです。
ケースによっては、過去の恋愛が原因でバカップルになっていることもあります。
「過去に恋人に浮気された」「暴力を振るわれた」などのトラウマがあると、自分への自信を失いがちです。
「今回もまた同じようになってしまったら…」というネガティブな気持ちを払拭するために、大袈裟な愛情表現になっている場合もあります。
人によっては、行動で相手の愛情度を試すことがあります。
長続きするカップルは、お互いへの愛情がほとんど同じです。
どちらか一方だけが熱烈な恋愛感情を抱いているだけでは不十分。パートナーも同じ程度の気持ちを持っていなければ、いずれズレが生じてくるでしょう。
そのため、過剰なコミュニケーションで相手の反応を確認するのです。
たとえば、キスに対して濃密なキスで返してくれたら安堵し、淡泊な反応だったら「私のこと嫌いになったかな…」と不安な気持ちを覚えるのです。
自己肯定感の低さを、バカップルの行為で補うこともあります。
心理学的には「置き換え」というのですが、自分の中のフラストレーションを発散するために、“別の何か”で満たすことは少なくありません。
この“別の何か”は人によってさまざまですが、恋人がいる方は、熱烈に愛し合う姿をあえて見せつけることで、自分は価値のある存在なのだと、自己肯定感を満たしているのです。
人から迷惑がられるバカップルにはいくつかの特徴があります。
あなたに恋人がいるなら、以下の行動には十分に注意してください。
バカップルは、人の目を気にしません。
良識のある大人なら、人前でイチャイチャはしないでしょう。しかしバカップルは、人目があろうとなかろうと、“今この衝動こそがすべて”。
キスしたいときにキスして、抱き合いたいときに抱き合う…。カップルによっては目のやり場に困るほどお互いの体を触っていることもあります。
イチャイチャは、ふたりきりになれる場所で。公共の場では、節度を保った付き合いを意識しましょう。
バカップルは周囲の目が気にならないので、いつでも、どこでも二人きりの世界です。
友達との集まりに参加している時でさえ、二人で見つめ合ったり濃厚なボディタッチをしたりしていることも。
自分たちは満足していても、周囲からしてみれば“迷惑”のひと言でしょう。
バカップルは友人が減りがちです。
なぜなら、何よりも恋人を優先するので、それ以外の存在はあまり大切にしなくなるためです。友人と約束していても、仕事が溜まっていても、恋人からの連絡ひとつで予定変更。
バカップルの周囲の人間は、振り回さて疲れ果てていることも多いでしょう。
バカップルはお揃いのものが大好き。
スマホ、ネックレス、指輪、Tシャツなど、なんでもペアで揃えることに幸せを感じています。
アクセサリーや小物類はじっくり見ないとなかなかわかりませんが、衣服系はひと目で「ペアルック!」と分かってしまうので注意が必要です。
一般的なカップルは、お互いのことを名前で呼ぶことが多いのではないでしょうか。
しかしバカップルは、二人にしかわからない特別な愛称を好みます。
たとえば「◯◯にゃん」「◯◯ちん」など、まるで赤ちゃん言葉のように幼稚な呼び方が特徴です。2人でいる時なら良いですが、友人の前でその独特な愛称で呼び合うのはやめた方が良いでしょう。
バカップルは、ケンカするとすぐに「別れる!」といいます。
他人からは「そんなことで…」と感じることでも、本人たちにとっては大問題。普段が“最高のパートナー“だからこそ、少しの違いでも致命的に感じてしまうのです。
しかし修復も早いのがバカップル。
友人に泣きながら「別れた」と報告した数日後には、復縁していることも珍しくありません。
バカップルは相手のことがとにかく大好き。
自分のことを知ってほしいし、相手のことももっと知りたい…そんな気持ちがあふれて、特に用事がなくても、自撮りを送り合うこともしばしば。
データフォルダは、お互いの自撮り写真でいっぱい、ということもバカップルにはあるあるです。そんなバカップルの待ち受け画像は総じてカップル写真であることが大半。
周囲から痛いバカップルと呼ばれないように、ほどほどにした方が懸命でしょう。
バカップルは、周囲に「私たち愛し合っているの!」「見て見て、すてきな彼氏でしょ!!」などアピールしたくて仕方ありません。
そのためSNSのプロフィールをカップル写真に設定することもあります。
二人の顔が思いきり写った画像はもちろん、 “ペアリングをつけている男女の手の写真”など間接的なアピールもバカップルの特徴です。
バカップルは周囲を不快にする存在です。
ラブラブなのは良いのですが、「バカップル」と周囲からレッテルを貼られないように注意しましょう。
バカップルにならないための対処法は、以下の5点です。日ごろから意識して“理想のカップル”を目指してくださいね。
いくら愛し合っていても、TPOをわきまえた行動をしなければ、ただの“空気が読めない大人“です。
大人の男女にとって、イチャイチャは人に見せるものではなく、二人だけの大切なプライバシー。
人前ではラブラブな言動は控え、二人きりになったときに存分に愛し合ってください。
バカップルは、相手に依存しすぎている傾向があります。
歌詞の世界観のように『あなたと一緒でなければ生きていけない』『あなたこそ私のすべて』では、いずれあらゆる人間関係が崩壊するでしょう。
恋人はもちろん大事ですが、同じくらい、友人や家族、仕事も大切にしてください。
しっかりと自立して、『あなたは大切。でもあなた以外にも私には大切なものがたくさんある』くらいに客観視できると良いですね。
第三者にとって、他人のノロケ話ほど興味がない話題はありません。
彼氏の話を友人に話すのは悪くないのですが、あまりに頻繁だとウンザリされてしまいます。
自分から積極的に話すことは控え、友人から「最近彼氏とどうなの?」と聞かれたときに答える…くらいのスタンスが理想的でしょう。
SNSは、気軽に今の想いを投稿できるツールです。
表現の自由とはいいますが、やはりマナーとして、見ている人の気持ちも意識したいもの。
ラブラブな投稿ばかりだと、人によっては下品に感じることがあります。幸せは胸の内に秘めておくのが、上品で良識ある大人ですよ。
バカップルは、相手がどこにいても常につながりを求めます。
「今日は友人と集まるんだ」と言っても、LINEで『もう着いた?』『楽しんでる?』『こっちは今から夕食』など延々と連絡が来ることもあるでしょう。
大切なのは、「今」を楽しむこと。
友人たちと会っているのなら、今はその人たちとの会話を楽しみましょう。
下を向いてLINEばかりしていたら、目の前の相手にも失礼です。恋人はもちろん大切ですが、こうして会ってくれる友人を大切にしましょう。
「バカップル」は人目を気にせず、どこでもイチャイチャします。
「誰にも迷惑かけてないからいいじゃない」と本人たちは考えがちですが、周囲の人たちはそんな二人に対して目のやり場に困っていることも多いのです。
恋人同士のラブラブなコミュニケーションは、本来人に見せるものではありません。
「バカップル」のレッテルを貼られないよう、時や場所の分別はしっかりつけてくださいね。
この記事のライター
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