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横型ランドセルは「おしゃれで大人っぽいランドセルがほしい」「お友だちとかぶらない、個性的なランドセルがほしい」というお子さんにぴったり。とはいえ、実際に使っている子はまだ少なく、本当に買っても大丈夫? 後悔しない? と不安な方もいるでしょう。横型ランドセルのメリットやデメリットと、おすすめの横型ランドセルを紹介します。
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幅が広いことから「ワイド型ランドセル」とも呼ばれることもある横型ランドセル。どんな特徴があるのでしょうか? また、実際に使っている子どもはいるのでしょうか? 横型ランドセルの基本情報をおさらいします。
横型ランドセルとは、縦より横に長いランドセルのことです。中に入れる教科書やノートも横向きにして入れます。
また、横型ランドセルは基本的に半かぶせタイプになっています。半かぶせとは、ランドセルを開閉するふたになっている部分=かぶせが、ランドセル前面の半分から3分の2程度の長さのもの。かぶせをとめる錠前がランドセル前面についており、ランドセルを立てたまま開け閉めできるのが特徴です。
なお、一般的によく使われているランドセルは、かぶせがランドセル前面の全体を覆い、ランドセル底面の錠前でとめる全かぶせタイプです。
参考記事>おしゃれで個性的! 半かぶせランドセルのおすすめと失敗しやすいデメリット
実際、横型ランドセルを使う子は、どれくらいの割合でいるのでしょうか。
一般社団法人 日本鞄協会ランドセル工業会の2022年入学生を対象とした調査[*1]によれば、購入したランドセルのかたちは縦型・全かぶせ型が94.0%、縦型・半かぶせ型が2.3%、その他・不明が3.7%。このなかで、横型ランドセルは「その他」に分類され、100人中0〜3名以下であると予測できます。
地域や学校にもよりますが、今のところ横型ランドセルを使っている子が少数派であることは間違いありません。
横型ランドセルと同じように半かぶせタイプで、縦型のものもあります。販売されている種類も、実際に使用している子の割合も、縦型のほうが多い現状です。どちらも見た目が個性的でおしゃれなところなど、共通するメリットがたくさんあります。
横型ランドセルの購入を迷っているご家庭は、縦型・半かぶせランドセルも併せて検討するとよいでしょう。
では、横型ランドセルには具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。縦型・全かぶせランドセルと比べて魅力的なポイントをご紹介します。
横型ランドセルの魅力は、なんといってもヨーロッパ調のおしゃれなデザイン! 個性的なだけでなく、どこか落ち着いた大人っぽい雰囲気もあります。
横型ランドセルは半かぶせタイプで、錠前が前面についているのでランドセルを立てたまま開け閉めできます。また、教科書を横向きにしまえるため、背表紙を見ながら収納でき、必要なものを出し入れしやすいのも魅力です。
横型ランドセルは、縦型ランドセルと比べ少し大きめに作られているものが多いです。また、荷物の取り出し口が幅広いので、狭いと出し入れにくいものも余裕をもって収納できます。
高学年になると、ランドセルを使うことに違和感を感じ、他のバッグに買い替える子もいます。見た目が大人っぽく、収納力もある横型ランドセルは、高学年になっても使い続けやすいのがうれしいところです。
半かぶせタイプである横型ランドセルは、かぶせが小さい分、重量が軽くなっていることがあります。
たとえば、かばんメーカーカザマの横型ランドセル「カジュアルワイド」は、同素材の縦型・全かぶせランドセル「トゥインクルハート」と比較すると、約200g軽いです。
参考記事>ランドセルの「重さ」が気になる! 小学生に適した重さは何グラム?
デザインが個性的で、ユーザーがまだまだ少ない横型ランドセル。小学生がたくさん集まる場所に行っても、目立つのですぐに見つけられます。取り違いなどが起こりにくいのもよいところです。
おしゃれで大人っぽいデザインの横型ランドセルは、通学以外の目的に使用しても違和感があまりありません。なかには、卒業後や、大人になっても使えるタイプの商品も! 長く使いたい方におすすめです。
横型ランドセルは縦の長さが短く、子どもが背負ったまま地べたに座りこんでも底面が地面につきにくいです。その分、ランドセルの底面を汚してしまう機会を減らすことができます。
一方で、横型ランドセルを購入し、失敗してしまう例もあります。横型ランドセルには、どんなデメリットがあるのでしょうか。
横型ランドセルは、小柄な子が背負うと身体の横から左右がはみ出してしまいます。とくに低学年のうちは、狭いところで周囲の人やものにぶつからないよう気をつける必要があります。
雨の日、横型ランドセルは傘からはみ出て濡れやすいので注意しましょう。
ランドセルを背負ったまま着脱できる子ども向けのレインコートもありますが、大半は縦型ランドセルを前提につくられています。横型ランドセル向けには別途、工夫が必要です。(→「Q.レインコートはどうやって着る?」参照)
開け閉めしやすさがメリットである横型ランドセルですが、それは同時にデメリットにもなりえます。盗みやいたずらを目的に近づいてきた他人からも、かんたんに開けられてしまう可能性があるからです。
とはいえ、同じ問題は半かぶせの縦型ランドセルでも起こり得ますし、全かぶせでもロック部分が前面にあるフロントロックタイプのランドセルであれば、ある程度は共通する問題です。フロントロックタイプのランドセルがかなり増えてきている現在では、それほど気にしなくてもいいかもしれませんね。
地域や学校によって支給されている黄色い交通安全用カバーは、今のところ縦型・全かぶせランドセルのみに対応しています。
横型ランドセルにつける必要のある場合は、専用のものを購入したり、手作りしたりする必要があるのでチェックしておきましょう。(→「Q.ランドセルカバーはどうやってつける?」参照)
縦型・全かぶせランドセルとは違い、横型ランドセルはかぶせが小さいので、本体とかぶせの間に荷物を挟んで収納することができません。本体に入らない荷物は、無理せずサブバッグなどに入れましょう。
そもそも、かぶせ部分にものを挟むのは本来の使い方ではないので、これもそれほど大きな問題とはいえないでしょう。
横型ランドセルは横幅が大きいので、教室での収納に困るかもしれません。たとえば、ロッカーに入らない、机の横にかけづらいなどの可能性が考えられます。
購入前に、通学予定の小学校に確認しておけると安心です。ロッカーに入らない、かなり入れにくいようであれば、お子さんのためにも、横型ランドセルの購入は考え直すことをおすすめします。
そもそも、横型ランドセルの使用を禁止している学校もあるようです。購入前に、通学かばんのルールの有無を入学予定の学校に必ず確認しておきましょう。
横型ランドセルを実際に使っているご家庭の意見・感想も気になるところ。口コミをチェックし、リアルな使い心地や注意点、どういう子に合うのか確認しましょう。
「みんなと違うランドセルが欲しいという娘の依頼で!」→子ども本人の強い希望で購入したという声が多数ありました。
「ロッカーに置いてあるとき、みんなは一度ランドセルを出してからではないとものの出し入れができないけど、こちらのランドセルは置いたまま素早く開けられるそうです」→「使い勝手がよい」と、多くの方が感じているようです。
「わりと小柄な方なので、普通のランドセルだとお尻までかかりますが、こちらだと腰の上あたりで背中にピタッと安定しています」→小柄な子でも背負いやすい・軽いなどの意見も多かったです。
「1年生用の黄色いカバーがなかったのは残念でした」→カバーについての不満の声はいくつかありました。
口コミから、横型ランドセルを検討する際の注意点が見えてきました。
それは、ランドセルカバーについてです。地域や学校で配布される黄色い交通安全用カバーや、ランドセルを傷や汚れから守るプロテクションカバーの多くは縦型・全かぶせランドセル用につくられています。横型ランドセルを購入してから気づき、慌てる方も少なくないようです。
あらかじめ覚悟し、横型ランドセル用に使えるランドセルカバーを用意しておくとよいと思います。(→「Q.ランドセルカバーはどうやってつける?」参照)
横型ランドセルを選んだご家庭の口コミのなかで目立ったのは、子ども本人の一目惚れや強い希望のもとに購入に至ったという声。横型ランドセルが少数派であることをきちんと理解したうえで選んでいることがうかがえます。
横型ランドセルは、お友だちと違うということが嫌でない、横型ランドセルのデザインを心から気に入っている子におすすめの選択です。
「横型ランドセルほど個性的なのは勇気ないけど、友だちとかぶるのは嫌」という子には、縦型の半かぶせランドセルもおすすめです。その特徴をご紹介します。
横型ランドセルのデメリットの一つ、「学校のロッカーに入らない・机の横にかけにくいことがある」は、縦型のランドセルなら即解決! 縦型の全かぶせランドセルと同じように、スムーズに収納できます。
縦型ランドセルなら、基本的に身体から横幅がはみ出ることはないので、周囲の人やものにぶつかるという心配がありません。ただ、横型ランドセルと比べ、下方向に長いので、背負ったまま座ると底面が床についてしまうかもしれません。
横型ランドセルと比較した場合のデメリットとしてよく挙がるのは、荷物の出し入れのしにくさです。横型ランドセルの「教科書の表紙が見える」「荷物の取り出し口が広い」を体験したことのある方なら、不便さを感じてしまうかもしれません。
縦型・半かぶせランドセルは、見た目がおしゃれで個性的でありながら、横型ほど目立つわけではありません。また、縦型というオーソドックスなランドセルらしさも兼ね備えています。さらに、横型より商品ラインナップが豊富で、利用者も多いです。
これをメリットととらえるか、デメリットと考えるかは、人それぞれですね。お子さんの性格をよく考えて選ぶといいでしょう。
横型ランドセルには、どんな商品があるのでしょうか? おすすめラインナップをご紹介します。
「グッドデザイン賞」受賞歴のあるモデルの新商品! ロッカーに入れやすい、スマート&軽さも魅力です。
本体重量なんと1,000g! 軽いのに、高級感が感じられるシンプルなデザインが素敵です。
アンティークゴールドのメタルパーツやエレガントな刺繍……。ロマンチックな雰囲気が女の子たちに大人気!
専用小物でカスタマイズ可能! 個性溢れる、「あなただけのランドセル」にアレンジを♪
外装も内装もスーパーカラフル! 星モチーフのファスナーやスタッズなどがかわいく、元気をくれるランドセルです。
普段使いも可能なデザイン。大人用サイズもあるので、親子お揃いで持つことができます。
ランドセル大手のセイバンからも登場した半かぶせ縦型ランドセル。「エシカルランドセル」シリーズより(2022年8月4日発売)。
続いて、横型ランドセルよりややオーソドクスな縦型・半かぶせランドセルのおすすめもご紹介します。
大手ランドセルメーカー「セイバン」初の半かぶせランドセルが登場! SDGsを意識したモデルです。
半かぶせランドセルでは珍しく、人工皮革ではなく牛革を採用したモデルです。防水加工もバッチリなので安心!
家具の「アクタス」と文房具の「コクヨ」のコラボ商品。半かぶせのデザインだけでなく、さりげないステッチや内装もおしゃれです。
リボンのチャームのほか、バイカラーやタータンチェックなど、かわいい要素がぎゅっと凝縮されています。
半かぶせにステッチやハートデザイン、リボンモチーフなど、女の子の好きなものが贅沢に盛り込まれています。
地域や学校で配布される黄色い交通安全用カバーや、ランドセルを傷や汚れから守るプロテクションカバーといった、さまざまなランドセルカバー。それらは、基本的に縦型・全かぶせランドセル用のものが多いです。横型ランドセルユーザーは、下記のような方法で対応してみてはいかがでしょうか。
・専用のカバーがあれば、そちらを購入する・横型ランドセル用に既存のカバーをリメイクしたり、イチから手作りしたりする・横型ランドセル用のカバーをオーダーする
横型ランドセルの場合、ランドセルを背負ったままレインコートを着脱するのは難しいかもしれません。であれば、無理せず、ランドセルには専用のレインカバーをつけ、レインコートを着てから背負ってみてはいかがでしょうか。
専用のレインカバーは、商品に付属していることもあれば、別売りしていることもあります。専用のものがなければ、オーダーで作ってもらうのもおすすめです。
少数派だからと、いじめを心配するご家庭も多いでしょう。ですが、いじめにの有無に関しては、心配不要とする口コミが多いです。参考にしてみてください。
「ランドセルが違うからといって、いじめになるようなことはそうそうないかと思います。ですが、本人がみんなと違うランドセルに、嫌だと思うことはあるかもしれませんね」
「そんなんでいじめられることはそんな心配するほどないし、あったとしても悪いのは変わったランドセルを持っていた方ではなく、いじめた方ですよ」
「最近はいろいろな種類のものが出ていますし、色もいろいろ出ていますから、子どもも慣れてきていると思いますので、即いじめにつながるとは思いません」
正直、今まであまり目にすることがなかった横型ランドセル。調べてみると、とてもおしゃれで大人っぽくて素敵です。ヨーロッパでは、横長の通学かばんが主流の国も多いんだとか。国内でも、今後のラインナップが楽しみですね!
参考文献[*1]一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査 2022年」
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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