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20歳のときに26歳年上の男性と結婚し、5歳・3歳・1歳・0歳の4児を育てているモデルの菊池瑠々さんが、末っ子を育児用ミルクで育てることにしたとブログで綴りました。実は第三子の産後、ひどい乳腺炎で切開手術を経験していたといいます。
菊池瑠々さんオフィシャルブログより
菊池瑠々さんは9月1日に第四子の男の子・リクくんを出産。5日に無事退院し、ブログで日々育児について発信しています。
菊池さんは13日にブログで「完ミという選択をしました」と報告。「レイくん出産後ひどい乳腺炎で手術を経験しました。。今もまだその時の切開した傷がおっぱいに残ってます」とも明かし、第三子の長男を出産した後に乳腺炎で手術をしたことから、悩んだ末にこの選択に至ったことを綴りました。
過去の出産では、「毎回おっぱいの出が良かったのですがそれが良すぎて結構大変」「少し出かけて、授乳感覚が少しでも空くと胸がガチガチになってしまって痛くてすぐ熱を持っちゃったり。。(原文ママ)」という状態だった菊池さん。
次女のときは「母乳外来でしこりをとってもらいながらの母乳育児」でしたが、長男のときに「起き上がれないくらいの痛みが出て病院に行くとひどい乳腺炎で産後2ヶ月くらいに切開する手術になってしまいました」。「それが本当に大変で辛くて…..正直もう同じ経験をしたくないという思いでいっぱいでした。。」と明かしています。
そのため今回は薬を服用して母乳の分泌を止め、育児用ミルクで育てようと考えていましたが、産後は「出るのだからやっぱり母乳をあげたい」という葛藤が生じたそう。そんな菊池さんを支えてくれたのが夫の「もう4人出産してることが十分立派だし、本当に頑張ったからこれ以上頑張らなくていいよ。自分の体ももっと大事にして欲しい」という言葉。その言葉に涙が止まらなくなったといい、「旦那のおかげで自分の体を優先していいんだって背中を押された気がしました」と、感謝を述べました。
「授乳や搾乳って動けないし、結構時間がかかってしまうけどその時間を上の子達と過ごせるしみんなも楽しんで手伝ってくれる」「赤ちゃんの授乳を心配して時間を見なくていいから、送迎中何も気にせず旦那に任せられるし!」とも綴り、完全ミルク育児を選択したことを「後悔も何もしてない」という菊池さん。
「本当にこの決断が正解だったのかわからないし、悩んでる間本当に辛かったけど….自宅に帰宅すると上の子たちがみんな一緒にミルクを手伝ってくれたりしている姿を見るとこの選択も良かったのかなと思えました」(菊池瑠々さんオフィシャルブログより)
「ママが大変で息詰まってると子供たちにもそれが伝わるから、ママの余裕も大切だね」と締めくくっています。
菊池瑠々さんオフィシャルブログより
菊池瑠々さんオフィシャルブログより
乳腺炎は、多くのママが経験するおっぱいトラブルのひとつ。産後3ヶ月までにおよそ10人に1人、全授乳期間でみると3~5人に1人が経験するという身近な病気です。
乳腺炎は2つのタイプに分けられ、主に感染以外の原因で起こるのが「うっ滞性乳腺炎」。乳腺内に母乳が滞って炎症を起こした状態をいい、乳房のしこりや腫れ、赤み、痛みなどが出ます。
細菌の感染が主な原因で起こるのが「急性化膿性乳腺炎」。母乳が乳房内に長時間溜まっていると細菌が増殖しやすい環境になりますが、乳頭が傷ついている場合などでは、そこから細菌が感染することがあります。乳房のしこりや腫れ、痛み、熱感、赤み、悪寒といった症状のほか、インフルエンザのような体の痛みをともなう高熱が出るのが特徴です。ひどくなると乳房のなかに膿(うみ)の固まりができることもあります。
「痛い」「つらい」という声を聞くと不安に思うママも多いと思います。ただ、闇雲に怖がるのも、ストレスになるだけでよくありません。乳腺炎も早期発見、早期対応が肝心なので、日ごろからおっぱいの状態を観察して、異変に気付いたら受診する等すみやかに対処していきましょう。赤ちゃんのお世話で忙しい時期ですが、自分自身の体も大切にしてくださいね。
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