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食品や日用品、さらには電気代など、生活になくてはならないものの値上がりが止まりません。家計への影響も大きく、節約を強く意識する人が増えていることでしょう。今回のパパ・ママ調査では「無駄遣いをしないための対策として実践していること」についてご紹介します。
「無駄遣いをしないためにやっていることはありますか?」との質問に対し、「ある」は74%、「ない」は26%となり、無駄遣い対策を講じているパパ・ママが多い結果となりました。
では、具体的にどんな無駄遣い対策をしているのでしょうか?パパ・ママの回答を紹介します。
●毎日家計簿をつける。一円単位から正確にお金の流れを把握する。(女性/39歳/医療・福祉/専門職)
●項目を詳細にアプリで家計簿をつける。(女性/38歳/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)
●家計簿アプリを使う。(男性/40歳以上/商社・卸/営業職)
無駄遣いをしないためにしていることとして最も多かったのは「家計簿をつける」でした。お金の流れを把握すると、無駄遣いをしているかどうか一目瞭然でわかるのでいいですね。
家計簿と言っても手書きのものではなく、スマホの家計簿アプリを使っているという回答が目立ちました。家計簿アプリにはレシートを読み取ってくれて手入力不要なものから、シンプルに入出金を管理するものまで、さまざまな種類があります。アプリのメリットは、時間や場所を問わず簡単に記録できるところ。面倒くさがりさんでも続けられそうです。
●費目別に封筒にわける。(女性/35歳/学校・教育関連/事務系専門職)
●先取り貯金をする、自分の財布と生活費や食費の財布を分ける。(女性/39歳/機械・精密機器/生産工程)
●あらかじめ毎月の固定費を最初に分けておく。自分が普段使う分は金額を決めておいてその範囲内で使う。(女性/40歳以上/医療・福祉/事務系専門職)
「毎月かかる固定費を分ける」「先取り貯金をする」といったように、給与が入った段階などで、あらかじめ費目別に分ける方法を取っているパパ・ママも。収入から固定費や貯金分を差し引いてしまえば、自ずと使えるお金が把握できますよね。使ってもいいお金は意外と少ないと感じるかもしれませんが、無駄遣いしないぞ! という気持ちを持つチャンスでもあります。
●お財布に入っている現金以上の買い物をしない。(男性/31歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
●買い物に行く前に使えるお金を前もって決めて必要な物以外買わない。(女性/32歳/医療・福祉/介護施設のケアアシスタント)
●財布に500円以上入れない。(男性/32歳/会計事務所/事務系専門職)
わざと「必要以上の現金は持ち歩かない」というパパ・ママもいます。これなら本当に必要なものだけしか買わずに済みそうです!
●食品は欲しいものをまとめて週に一度しか買わない。(女性/29歳/建設・土木/事務系専門職)
「〇〇を買う」ために行ったはずなのに、「セールだから」「新商品が出てる!」などなど、誘惑に負けてつい目的の品以外の物も買ってしまいがち。そうこうしているうちに、お会計のときにはカゴが山になっていることも……。
そんな無駄遣いを防ぐため、「買い物に行く回数を減らす」「買い物は週に一度で済ませている」と答えたパパ・ママも多数いました。
●買い物する日をポイント還元が多い日にするなど決まった日にする。(女性/32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
「ポイント還元率が高い日を狙って買い物をする」という声もありました。まとめ買いをしながらポイ活もすれば、一石二鳥!
昨今のスーパーやドラッグストアは、ポイント5倍デーや10倍デーなんてお店もあるほど。ポイントが一定額貯まるとお買物券が発行されるお店もあるので、利用しない手はありません!
●コンビニへ行かない。(女性/33歳/医療・福祉/専門職)
また、「コンビニには行かない」との声もありました。気軽に立ち寄ることができるコンビニは便利ですが、品揃えが豊富な分、つい余計なものまで買いがち……。全体的に価格も割高なので、急を要するものでなければ、スーパーなどで同じ商品を買ったほうが節約につながるでしょう。
●リスト化して必要かどうかを判断する。(女性/28歳/建設・土木/事務系専門職)
リスト化すれば、目に見えて必要かどうかわかり、買い物の計画が立てやすいですね。リスト化することで一度冷静になれるので、衝動買いの防止にも効きそう!
●外食は極力控えて自炊を心掛ける。(男性/37歳/運輸・倉庫/出荷、在庫管理)
●外食や飲みには行かず、なるべく家でご飯や晩酌を済ますようにしている。(男性/32歳/自動車関連/技術職)
外食は回数が増えると、どうしても家計を圧迫してしまいます。自炊や宅飲みにすれば、かなり支出は抑えられるでしょう。ときには、子どもが寝た後に夫婦で晩酌をするのもよさそうですね。
節約は夫婦どちらか一方がやっても結果が出にくく、「私は(俺は)こんなに節約してるのに……」と、ケンカの種にもなりかねません。でも、「無駄遣いをしないように○○しよう」と、夫婦で共通の意識を持って実践していけば、無駄遣いは減らせるはず!
今後もまだまだ値上がりしそうですが、家計を回すために無理のない範囲で無駄遣いを減らす努力をしていきたいですね。
マイナビ子育て調べ調査日時:2022年9月3日~4日調査人数:113人(22歳~40代までのパパ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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