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【新橋色(しんばしいろ)】とは、緑がかった鮮やかな青色のことです。日本の伝統色である【新橋色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、親子でいっしょに学べるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。
新橋色とは、緑がかった鮮やかな青色のことです。
色の名前 新橋色 読み方 しんばしいろShinbashiiro 英語 turquoise blue WEBカラーコード #48b9d0 CMYK C=65/M=4/Y=18/K=0 RGB R=72/G=185/B=208
※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。
【新橋色】とは、緑がかった鮮やかな青色のことです。明治中期に誕生した、伝統色の中でも新しい色で、大正時代にかけて人気を集めました。
【新橋色】の「新橋」は、東京都にある「新橋」の地名から取ったもの。明治末~大正時代にかけて実業界の社交場となっていた新橋で、芸者や若者の間で人気となった色だったことが色名の由来となっています。
別名に、新橋の金春通り(こんぱるどおり)に芸者の置屋があったことに由来する【金春色】があります。
新橋色しんばしいろ 白茶色しらちゃいろ
【新橋色】に合う色のひとつに、【白茶色(しらちゃいろ)】があります。【白茶】は明るく薄い茶色のことで、現代では「ベージュ」という言葉で親しまれています。
【新橋色】は、現代のファッションの世界でも「ターコイズ・ブルー」と呼ばれ、ナチュラル感のあるベージュや茶色が合うとされています。洋服や小物などでもよく見る組み合わせですね。
A traditional Japanese color “新橋 Shin-bashi” is a bright blue color with greenish hues. It was born in the middle of the Meiji era (1868-1912), and was one of the newest traditional colors, gaining popularity during the Taisho era (1912-1926).
The name comes from the name of a place called “Shin-bashi” in Tokyo. The color was popular among geisha and young people in Shin-bashi, which was the social center of the business world from the end of the Meiji era to the Taisho era.
Other names for this color is “金春 Kon-paru”, which comes from street name where geisha houses were located in Shin-bashi.
「ターコイズ・ブルー」の名でも知られている、緑がかった鮮やかな青色の【新橋色】。伝統色の中でも新しい色ですが、今も華やかでオシャレな印象のある色ですね。
(マイナビ子育て編集部)
参考文献・『色名がわかる辞典』(講談社)・『366日 日本の美しい色』(三才ブックス)・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)
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