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年賀状に「子どもの写真」 のせる理由は?「抵抗がまったくなくなった」「成長記録を兼ねて」

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目次

元日に郵便受けに届く年賀状は、日本の風物詩。元日に届くためには、一般的に12月25日までに投函するか、郵便局に持参するのが〆切と言われています。そこで、2023年の年賀状は出す? 出さない? を聞いてみました。みんなの意見を参考に、早めに出す・出さないの決断を!

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2022年(今年)の年賀状をもらいましたか?

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2022年に年賀状をもらった人は、8割を超えます。年賀状の総数が減っていると言われている割には、なかなかの数字ではないでしょうか。

今回のアンケートで聞いた年賀状の定義には、行きつけのお店や企業からの年賀状は含まれていません。子育て世代は、親戚や友人、知人に子どもの成長を報告するなど、年賀状を出し合う習慣がまだまだ根強く残っているのかもしれませんね。

2022年(今年)の年賀状は自分から出しましたか?

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年賀状を自分から出した、という人は約6割。もらった人は約8割ですから、少し差があるようです。もしかしたら年賀状を出した人のなかには、「くれた人には返事を出す」ルールを適用している人がいるのでしょう。

年賀状は、松の内といわれる1月7日までに届けば失礼にはあたりません。いただいた年賀状には、急いで返事を出しておくことをオススメします。その際は、いかにも返信という雰囲気を出さないほうがいいでしょう。

2023年(来年)の年賀状は自分から出す予定ですか?

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2023年の年賀状を自分から出すという人は、約半数でした。喪中の人は年賀状を出せませんので、もしかしたら7割弱の人が自分から出す予定だったのかもしれませんが……。

年賀状を出す習慣が少しずつ廃れていくのだとしたら、寂しい気分ですね。年賀状はもらったらもらったでうれしいもの。特に元旦に届くと「大事にしてくれた」という印象が強いので、せっかく出すなら期日を守って出せるといいですね。

年賀状を出す習慣について、あなたの考えに近いほうは?

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年賀状の習慣について、「続けたい/続けていい」と考えている人が約4割、「やめたい/やめてもいい」と考えている人が約6割という結果になりました。

「自分は続けたいけれど、出したくない人はやめてもいい」という声や、「自分はやめたいけれど、義理がありやめられない」という声もあり、みなさん複雑です。

ただ言えるのは「誰も強制はしていない」ということ。出す、出さない、どちらにもよい点、面倒な点があります。みなさんの意見を参考に考えてみてください。

子どもの成長記録を兼ねて

●高校から年賀状の文化はなくなったが、子どもが産まれてまた再開した。遠方のママ友とも連絡を取り合うきっかけとなる。(女性/30歳/小売店/販売職・サービス系)

●独身のときは子どもの写真入りの年賀状はしないと思っていたが、自分に子どもができて写真入りのものを送るようになり、意外と送る人は楽しみにしてくれていて、抵抗がまったくなくなった。(女性/39歳/小売店/販売職・サービス系)

●年賀状用に写真館へ撮影に行くので、忙しい中でも落ち着いて家族写真を取ってもらえるし、子どもの成長を離れて暮らしている曽祖父や曽祖母にみてもらって喜んでもらえるのでうれしい。(女性/25歳/金融・証券/事務職)

子育て世代の年賀状の定番は、子どもの写真。一部の人には不評という声もありますが、楽しみにしているという声もあるようです。

毎年プロに写真を撮ってもらう、家の玄関で写真を撮る、など同じシチュエーションで撮ると決めておくと、あとから見返したときに成長がわかってよい記念になります。だたなかには、「子どもが中高生になって嫌がるようになったので、写真付きの年賀状はやめた」という声もありました。

年賀状だけのおつき合いもアリ

●昔独身のときに同じ職場だった上司とは、年賀状だけのやり取りです。それ以上のやり取りはする用事もないのですが、年賀状が来るとうれしくなります。(女性/46歳/不動産/事務系専門職)

●親が転勤族だったため、小さいころはよく引っ越しをしていました。その当時の友だちと唯一年賀状で繋がっています。毎年年賀状をもらえるのが楽しみです。(女性/27歳/金融・証券/営業職)

●年賀状を出し合っている相手は本当に親しい間柄の数人程度だけで、結婚や仕事で気軽に会えない人の直筆の文字やメッセージを読むと、若いころに比べてうれしく思える。(女性/39歳/機械・精密機器/事務系専門職)

年に1回の近況報告として、年賀状を楽しみにしている人もいます。

学校の恩師やお世話になった職場の人、学生時代の友人など、子育てをしていくなかで環境が変化し、会えなくなった人と連絡を取り合えるのはうれしいことですね。また環境が変われば、関係が復活するかもしれません。

細く長くつながりを大切にしたい人にとって、年賀状はよい手段だといえます。直筆のメッセージがあると、筆跡からも相手の感情が伝わって、さらにうれしい気持ちに。出すときは、ぜひ一言メッセージを添えましょう。

年賀状にこだわらない

●20年近く、毎年年賀状をくれる友人がいます。普段は連絡はやり取りしませんが、年賀状で状況を把握できるので、その点では続けたいと思いますが、住所が変わったり、手紙を出すこと自体面倒に感じることもあるため、LINEなどで済ますのもありだと思っています。(女性/39歳/印刷・紙パルプ/技術職)

●最近はSNSで近況報告が出来てるので不要かと。私の母も5年前から年賀状を廃止しますと公言して以後出さなくなった。(女性/40歳/医療・福祉/事務系専門職)

●最近ペーパーレス思考が強いのか、メールやアプリで年賀状代わりにメッセージを送ってくる人が増えた。(女性/33歳/学校・教育関連/事務系専門職)

一方、年賀状にこだわる必要はないという意見も。たしかに、最近ではSNSで簡単に連絡できます。メールなどを利用すれば、ハガキ代もかかりません。ビデオレターやボイスメモで声や映像を直に送ることも可能です。近況報告と思えば、年賀状にこだわらない方法もアリかもしれません。

年賀状にこだわるか、インターネットを活用するか、悩むところです。

心のこもった年賀状なら……

●私は写真がついていたり、何か手書きでメッセージがついているものについては、年賀状をやりとりする意味がある感じがするのですが、ただのプリントだけで送られてくる機械的な年賀状について送る意味あるのかな? お金の無駄じゃないか……と疑問を持ってしまいます。(女性/39歳/情報・IT/事務系専門職)

●夫の会社は、人数が多いのに年賀状のやり取りをするのが義務になっているので正直面倒。はがきの値段も上がる一方だし、年末は忙しいので、本当に辞めればいいのにと思っている。(女性/43歳/コンサルティング会社/経営・コンサルタント系)

●日本の素敵な文化だと思いますが、忙しくて送る時間がないのが正直なところです。(女性/35歳/医療・福祉/専門職)

手書きの年賀状のよさはわかる、もらったらうれしい、と感じつつ、自分が出すとなるとやはり面倒というのは正直な意見です。

印刷会社が作った年賀状に、プリンタで印刷された住所・氏名だけ、という年賀状は無機質な印象。「そんな年賀状は出したくない!」というやさしくて真面目な人ほど、手間がかかって、年賀状の準備が重荷になってしまいます。

気持ちがついていけないときは、相手にひと言伝えてさっぱりお休みしてみてもいいのでは? 誰に迷惑をかけるわけでもありませんから。

まとめ

年賀状を出すか出さないか、心は決まりましたか?

ただでさえ忙しい師走の時期に、たくさんの年賀状を準備するのは費用も手間もかかります。負担に思うなら、思い切って断捨離を。それに、ゼロか100かで決めなくてもいいのです。年賀状を喜んでくれそうな人や自分が心から送りたい人にだけ、数人に出してみるのもアリですよね。

心がこもった手書きのコメントはうれしいものです。デジタル化が進んできてはいますが、年の一度、自分の大切な人たちに思いを馳せるのもいいのかもしれませんね。

マイナビ子育て調べ調査日時:2022年10月23日調査人数:107人(22歳~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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