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日本人は縄文時代からフグを食べていた!【2月9日は、ふくの日】

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目次

2月9日はなんの日?どんな日? 「366日、毎日がとくべつな日!」をテーマに、この日の記念日、季節を感じる年中行事、この日に生まれた歴史上の偉人や有名人など、この日がどんなふうにとくべつな一日なのかをくわしく紹介しています。 2023年2月のカレンダー、祝日、二十四節気、戌の日も紹介しますよ。

<昨日はなんの日?>明日はなんの日?

2月9日今日はなんの日?

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2月9日はなんの日? この日がどんなふうにとくべつなのかを見てみましょう。

2月9日は大福(だいふく)の日

2月9日は伝統の和スイーツ、大福(だいふく)の日です。

「大福」は大きな福と書き、それだけで少し幸せな気持ちになれそうな名前ですね。日付は、大福の福を「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから。株式会社日本アクセスにより2017年(平成29年)4月に制定、日本記念日協会に認定されました。

室町時代にも、現在の大福に似た形ものが作られていました。多めの塩で味付けした塩餡(しおあん)を白い餅で包んでいて、サイズは今の大福よりも少し大きめ。丸い見た目が、ふっくらとしたうずらの姿に似ていることから鶉餅(うずらもち)と呼ばれていました。

その後、現在の大福の前身となる和菓子が誕生するのが1771年(明和8年)。江戸の小石川に住んでいた女性が、うずら餅のあんを砂糖で甘くしたものに変えて売ったのが始まりとされています。ちなみに小石川は、東京都文京区に今もある地名です。

作った人や作られたお菓子の名前については、いくつか伝わっています。作った人はおたよさん、またはお玉さん。売り出した時の名前としては「腹太餅(はらぶともち)」「大腹餅(だいふくもち)」「お多福餅(おたふくもち)」などがあります。

その中でも腹持ちが良いこと、うずらの腹が膨れていることと、食べると腹が膨れることをかけて「腹太餅(はらぶともち)」や「大腹餅(だいふくもち)」と呼ばれ、ふくの漢字を縁起の良い字に変えて「大福餅」になったという説が有力なようです。

昔からある主な大福の種類として、 餅に赤えんどうや大豆を混ぜた豆大福、よもぎを入れてついた餅を使うよもぎ色(緑色)をした草大福(よもぎ大福とも)、 皮や餡に塩味を付けた塩大福などがあります。

いちご大福の大ヒット以降、みかん、ブルーベリー、キウイ、ぶどうなどのフルーツを使った大福や、プリンやティラミス、カスタードなどの洋菓子と組み合わせた大福など、現在の大福の種類はますます多様なものになっています。

2月9日は、ふくの日

「ふくの日」と書きますが、魚の河豚(フグ)の記念日です。

「ふぐ」は不遇などの余り縁起の良くない言葉に似て聞こえてしまうため、フグの本場、山口県下関では「福」と同じ発音の「ふく」と呼んでおり、記念日も「ふくの日」と名づけられたのです。

日付は2月9日を「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから、下関ふく連盟により1980年(昭和55年)に制定されました。

日本でフグを食べ始めたとされる時期は古く、縄文時代。その後、戦のために集めた兵士たちがフグの毒にあたって亡くなったのが原因で、豊臣秀吉がフグを食べるのを禁止したとされています。その影響で江戸から明治にかけてフグを食べることは禁止されていました。

しかし日本の初代内閣総理大臣であった伊藤博文が下関に宿泊した際、魚が獲れず困った店がフグを出します。そのあまりの美味しさに驚いた伊藤の働きかけで、1888年(明治21年)にフグ食が解禁されたそうです。

フグの調理には「ふぐ調理師免許」が必要ですが、これは国家資格ではありません。各都道府県の条例で決められているもので、まず資格そのものの名称も、ふぐ包丁師、ふぐ取扱者、ふぐ処理師、ふぐ調理士、ふぐ取扱登録者、ふぐ調理者、フグ処理責任者などと様々。受験資格や試験内容も違います。また免許が有効なのは、免許をとった都道府県内だけということになっています。

2月9日には、ふぐ料理のお店が制定した記念日がほかにもありますが、いずれも日付の2と9を「ふ(2)ぐ(9)」と読む語呂合わせが由来となっています。

2月9日の記念日・年中行事いろいろ

2月9日は、こんな日でもあります。

輪島ふぐの日木曽路「ふぐの日」木曽路「肉の日」とらふぐ亭の日北海道米「ふっくりんこ」の日副業(複業)の日漫画の日服の日風の日

2月9日のできごと

この日にあったとくべつなできごとを紹介します。

474年2月9日 東ローマ皇帝にゼノンが即位する1621年2月9日 ローマ教皇にグレゴリウス15世が即位する1849年2月9日 ローマ共和国が建国される1870年2月9日 アメリカ合衆国にアメリカ国立気象局が創設1920年2月9日 スヴァールバル条約が締結される1948年2月9日 セーラー万年筆が国産ボールペンの販売を開始1951年2月9日 公益社団法人の日本青年会議所が設立される1969年2月9日 ボーイング747が初飛行する1971年2月9日 地球にアポロ14号が帰還する1975年2月9日 地球に帰還宇宙滞在時間の最長記録をソユーズ17号が更新する1986年2月9日 ハレー彗星が地球に接近1987年2月9日 2年前に民営化したNTT株が初上場1996年2月9日 ドイツで初めてコペルニシウムの発生が確認2009年2月9日 中央電視台電視文化センターで火災が発生2018年2月9日 平昌オリンピックが開幕する

2月9日が誕生日の偉人・有名人

この日が誕生日の偉人・有名人を紹介します。

ヴィルヘルム=マイバッハ/自動車技術者夏目漱石/作家マルティン=スティクスルート/フィギュアスケートロナルド=コールマン/俳優アルベルト=バルガス/イラストレーター八木重吉/詩人ジャック=モノー/分子生物学者加賀邦男/俳優浜森辰雄/政治家イヴ=シャンピ/映画監督

あだち充/漫画家新海誠/アニメーション監督安西ひろこ/タレントチャン・ツィイー/女優春日俊彰/お笑い芸人木村祐一/お笑いタレント増田英彦/漫才師藤重政孝/歌手田中美里/女優井上ほの花/声優鈴木亜美/歌手ジョー・ペシ/俳優遠藤航/サッカー選手キャロル・キング/シンガーソングライター伊集院静/小説家知念里奈/歌手IVAN/ファッションモデル北園涼/俳優為永幸音/アイドル楠瀬誠志郎/シンガーソングライターREN/ファッションモデル

2月9日が誕生日のキャラクター

この日が誕生日のキャラクターを紹介します。

分福/NARUTO月詠/銀魂山本理央/思い、思われ、ふり、ふられ鹿島みゆき/みゆき太陽ペッパー/プリパラ夏目漱石/茜さすセカイでキミと詠う夏目漱石/文豪とアルケミスト岸鉄平/ベイビーステップ後藤大吉/俺様ティーチャー肉倉精児/僕のヒーローアカデミア南浦数絵/咲-Saki-花丸/はなまる幼稚園バーソロミュー・くま/ワンピースワダツミ/ワンピースギラギラっち/たまごっち!不破優月/暗殺教室バラガン・ルイゼンバーン/ブリーチ天羽菜美/金色のコルダ碓氷ピリカ/シャーマンキングゲンボウ/ワンピースゼブラ/トリコ宇佐浩史/ReLIFE

2月9日生まれの人の星座・誕生石・誕生花

星座:みずがめ座

誕生花:クリスマスローズ

誕生石:アメジスト

2023年の2月9日は木曜日・先勝・戌の日

<先月のカレンダー>来月のカレンダー

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2023年2月9日は木曜日、六曜は先勝です。干支は戊戌(つちのえいぬ)なので、戌の日でもあります。

先勝(せんしょう・さきがち)は、先回りが「吉」とされる日。したいこと、すべきことは後回しにせずに、午前中のうちに済ましてしまうとよさそうですよ。

2023年の2月9日の次の祝日・休日や年中行事、暦の上での季節を紹介します。

<関連記事>【2022年度(令和4年度)】かわいい年間カレンダー♡六曜・二十四節気・雑節・戌の日がわかる

2023年2月9日の次の祝日・休日

2023年2月9日の次の国民の祝日は、あさって、建国記念の日:2月11日(土)です。

建国記念日は、初代天皇とされる神武天皇が即位された日です。旧暦で紀元前660年1月1日とされていましたが、明治時代に新暦へと換算して2月11日となりました。1966年(昭和42年)に「建国を記念する日」として祝日に定められ、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日とされています。

<関連記事>【2022年度の祝日はいつ?】国民の祝日と連休チャンスをすべて紹介♪

2023年2月9日に近い年中行事

2023年2月9日に近い年中行事として、バレンタインデー:2月14日(火)がありますね。

バレンタインデーは、日本では、想い人にチョコレートをプレゼントする日として定着しているバレンタイン。恋人たちが愛を誓いあう日として、世界中で祝われています。海外では、花束やジュエリー、カードなども贈られるようですよ。

2023年2月9日の二十四節気

2023年2月9日は、二十四節気でいう、立春(りっしゅん)と雨水(うすい)の間にあたります。

一年には季節の移り替わりを表す節目の日が二十四あり、二十四節気(にじゅうしせっき)といって、暦の上での季節の移り変わりを表しています。

立春(りっしゅん):2月4日(土)とは、二十四節気では春の始まりであり、1年の始まりとされる日。雑節にある「八十八夜」、「二百十日」などは、立春から数えた日にちを指します。暦の上では、寒さも峠を越え、春の気配が感じられるころです。

雨水(うすい):2月19日(日)とは、陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わるころです。

<関連記事>二十四節気とは? 日本に流れる24の季節の意味

2023年2月9日の次の戌の日

2023年2月9日(木)【先勝】は、戌の日です。

犬はたくさん子を産むことから、安産祈願に行くなら「戌の日」を選ぶと縁起がいいといわれます。

年に「子(ね)年」、「丑(うし)年」、「寅(とら)年」などの干支(えと)があって、12年に1度、順にまわってくるように、日にも「子(ね)の日」、「丑(うし)の日」、「寅(とら)の日」などと干支(えと)があって、12日ごとに繰り返しまわってくるのです。

2023年2月9日の次の戌の日は、2月21日(火)【先負】です。

<関連記事>【戌の日カレンダー】戌の日とは? 安産祈願や腹帯について解説

参考文献・『すぐに役立つ366日記念日事典 第4版』(創元社)・『きょうは何の日?366日 毎日の保育が面白くなる! 』(世界文化社)・国立天文台暦計算室

(執筆協力:エボル/イラスト、画像デザイン:さくらいけいこ/構成:マイナビ子育て編集部)



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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