/
怒涛の保活を終え、入園準備の荒波を乗り越え、いよいよ娘・ふーみんの保育園入園を迎えた青鹿さん。まずは、朝の支度という試練が待っていました。
ドキドキの保育園初日がやってきました!最初は「慣らし保育」といって、保育時間を短めにして少しずつ時間を伸ばしていくことで、環境の変化による子どもの負担を軽減するとのこと。そういった仕組みになっているのかと感心しつつ、久しぶりの早起き生活が始まりました。
産前、私たち夫婦は漫画家という仕事柄、お昼に起きて明け方に寝る生活をしていました。ただ、娘・ふーみんが生まれてからは生活リズムをつけるために、朝は遅くとも9時頃に起き、夜は娘が眠そうになったら寝るというふうに緩やかな朝方生活に変えていたんです。
しかし、保育園での集団生活が始まれば、そうもいっていられません。慣らし保育中の登園時間は朝8時半と決まっています。保活激戦区で選ぶことは不可能だった保育園は自宅から遠く、初日は朝6時に起きたのですが、朝ごはん&離乳食の準備や保育園へ行く準備、着替えをさせてご飯を食べさせて……とてんやわんやの大慌て!
ふーみんに「遅刻」という概念はないので、私が準備のために近くを離れると泣いてしまったり、Eテレを見て待っていてもらおうとテレビをつければ消した時に不機嫌になってしまったり。
今までは夫と2人で朝食を食べさせていたのですが、夫はこれまで通り明け方まで仕事をしているため、早朝に起こすのは忍びなく、私一人で朝の準備をこなしました。すると、今までツーオペが多かったので、ワンオペでの朝の準備がこんなに大変なのかとびっくり!そして初日から「明日はもっと早く起きて準備しなければ」と思いました(ちなみに夜型の夫は、お迎え担当に就任予定)。
保育園に持っていく荷物も、細かい道具から大きな布類までたくさんあり、連絡帳には何を書いたらよいのかわからないまま、とりあえず出発!
自転車からはみ出しそうな荷物を抱えて、「これから毎日こうするのか」とややげんなりしていたところ、ふと今までの毎日の記憶が思い出されたのです。
毎日のように遊びにいった公園……一緒に食べたお昼ご飯……足しげく通った図書館……。
これからは、これまでふーみんと過ごした「毎日」がなくなるのかと思うと胸が少し痛みました。そして、これまでに読んだ様々な体験談が頭に浮かびました。
「慣らし保育で子どもと離れるのが寂しかった」「保育園での別れ際に子どもの泣き顔を見ると胸が引き裂かれる思いだった」「子どもが心配でちっとも仕事が手につかなかった」
「私もきっと先輩ワーママさんたちが通った道を同じように歩むのだろう。娘が心配で、今日はきっと何も手につかないのだろう」、そんなしんみりとした気持ちで保育園に到着しました。
子どもの初めての集団生活、期待と不安が入り混じりますよね。「こんなふうに登園の準備をしておくとラクだよ」というアドバイスがあれば教えてください。私は「保育園に持っていくものは、一つの場所にまとめて収納する」です。部屋中に分散収納していたので、朝バタバタして大変でした。
#登園準備#ふうふう子育て
※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。https://marshmallow-qa.com/aoshikayu※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。
======================================
次回更新は、4/16(日)の予定です。どうぞお楽しみに!
======================================
青鹿ユウ
漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。 Twitter:@burubanblog:http://aoshikayu.com/
(編集協力:大西まお)
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
3460
「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。
恋愛・結婚の人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント