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気になる「家の外の騒音」の圧倒的1位は「車・バイクの音」有効な対策はある?

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目次

一般社団法人あんしん解体業者認定協会運営の「解体無料見積ガイド」は、全国の男女500人に「屋外からの騒音の悩み」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

住宅での騒音トラブルというと、「マンション上階の足音がうるさい」「隣の部屋からテレビの音が聞こえる」などが思い浮かびます。

しかし騒音は建物内からだけではなく、「工事の音」「電車の走行音」など外からもやってきます。そこで行われた今回の調査、どのような結果が得られたでしょうか。

住まいを決める際に屋外からの騒音を気にした人は約半数に

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屋外からの騒音が気になったことがある500人に「住まいを決める際に屋外からの騒音を気にしたか」を聞きました。

その結果、「とても気にした」「多少気にした」が合わせて48.6%と半数近くにのぼりました。つまり「騒音を気にして家を選んだのに、実際には騒音に悩まされている」という人も多いことがわかります。

「内覧をしたのは昼だったので、夜に屋外から聞こえる騒音に気づかなかった」「入居後に近所で工事が始まった」などの事情があるのでしょう。

また、「屋外からの音は住んでみないとなかなか気づけない」という意見もありました。

屋外からの騒音で気になるのは「車・バイクの音」

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続いて「屋外からの騒音で気になるもの」を聞いたところ、1位は「車・バイクの音(211人)」でした。2位「外での話し声・騒ぐ声(139人)」、3位「工事の音(86人)」と続きます。

車、バイク、緊急車両、電車など、交通関連の騒音を挙げた人が多数。また、大きな声で笑ったり子どもが遊びながらはしゃいだりする「人の声」も、騒音と感じるほどうるさく思う人は多いようです。

<1位車・バイクの音>・駐車場でエンジンをかけたまま停車している車の音(39歳 女性)・隣家が所有する車のスライドドアの開閉音。毎朝4時半に起こされています(41歳 男性)・夜中に国道を走る車やバイクの音(53歳 女性)

走行音のほか、アイドリング音やドアの開閉音が気になるという人もいました。車・バイク関連の騒音を避けるためには、大きな道路から離れるだけでは不十分だとわかります。

また車・バイクそのものが出す音ではありませんが、立体駐車場の動作音が気になるという人もいました。早朝や深夜に車を使う人もいるので、マンションの駐車場が機械式だったり、近くに駐車場があったりする場合には、注意したほうがよいでしょう。

<2位外での話し声・騒ぐ声>・小学生の登下校時の話し声や、近所に住んでいる女性たちの話し声(28歳 女性)・近隣ビルの屋上でバーベキューする人たちの笑い声(35歳 男性)・近所の人が数人で数十分間話し込んでいる、いわゆる井戸端会議。家で仕事していると気になります(51歳 男性)

「子どもの声がうるさい」「道で話し込んでいる声が気になる」などの回答が寄せられています。

短時間ならそれほど気にならないのでしょうが、長時間にわたって他人の声・会話が聞こえてくるのは苦痛になりそうです。

<3位工事の音>・住宅解体工事の騒音です。周辺で数年おきにあり、とても気になります(42歳 男性)・近所でマンションが着工して土曜日も工事をするため、日曜日しか静かな日がありません。ダンプやユンボの音がとても気になっています(28歳 女性)・近くの高速道路で夜間工事を頻繁にしており、重機の音が気になる(35歳 女性)

建物の解体・建築や、道路工事の音が気になるという声もありました。大規模な工事だと騒音が出る期間も長くなるため、かなり苦痛に感じそうです。

近所で工事が行われるかどうかは入居時にはわからないケースも多いため、避けるのは難しいですね。

屋外からの騒音対策をしている人は約4割に

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続いて、「屋外からの騒音に対して何か対策をしているか」を聞いたところ、「している」と回答した人は39.2%。騒音が気になりつつも、対策していない人のほうが多いとわかりました。

屋外からの騒音に関しては「自分でできる対策がない」と諦めている人も多いのかもしれません。

屋外からの騒音対策1位は「テレビ・音楽で紛らわす」

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最後に、屋外からの騒音に対して何らかの対策をしていると回答した196人に「どのような対策をしているか」を聞きました。

その結果、1位は「テレビ・音楽で紛らわす(31.1%)」、2位「窓を閉める(24.0%)」、3位は「耳栓・イヤホンをする(23.5%)」でした。

自分だけで完結できる対策をしている人が多数。一方、「直接注意する」「警察から注意してもらう」など、騒音の元になっている人やモノに働きかける人は少数でした。

<1位テレビ・音楽で紛らわす>・気になるときはテレビをつけたり、音楽を聴いたりしている(25歳 女性)・部屋でテレビを見ているときには気づかないことが多いので、寝る寸前までテレビはつけています(35歳 女性)・騒音がおさまるまで、ラジオを聴いたりYouTubeで音楽を聴いたりする(54歳 男性)

1位は「テレビ・音楽で紛らわす」でした。

ただしテレビや音楽の音が大きいと、自分が騒音の元になってしまう可能性も。そのためイヤホン・ヘッドホンで音楽を聴いたり動画を観たりしている人も多くみられました。

<2位窓を閉める>・窓を閉める(31歳 男性)・日中は窓を開けない(45歳 女性)・夜間は雨戸を閉めている(50歳 女性)

屋外の音がうるさいとき、一番思いつきやすい方法ではないでしょうか。

音がかなり気になる場合には、雨戸やシャッターを下ろすという人もいました。昼に雨戸を下ろすと室内が暗くなるものの、夜なら気にならないでしょう。

<3位耳栓・イヤホンをする>・遮音性が高いヘッドホンをつけて、気にならないようにしている(20歳 女性)・寝るときには耳栓をしている(36歳 女性)・耳栓では対応できないので、耳栓した上でイヤーマフを装着していたことがあります(42歳 男性)

最近では「睡眠時用の耳栓」など、利用シーンに応じた耳栓も販売されています。耳栓の上からイヤーマフをして、防音性を高めている人もいました。

調査概要

・調査対象:屋外からの騒音が気になったことがある人・調査日:2023年2月25日・調査機関:同協会調査・調査方法:インターネットによる任意回答・有効回答数:500人(女性321人/男性179人)・回答者の年代:10代 0.2%/20代 14.8%/30代 36.0%/40代 29.4%/50代 14.8%/60代以上 4.8%・解体無料見積ガイド:https://www.kaitai-guide.net/

(マイナビ子育て編集部)

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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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