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【蜜柑色(みかんいろ)】とは、あざやかな黄赤のことです。日本の伝統色である【蜜柑色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。
蜜柑色とは、あざやかな黄赤のことです。
色の名前 蜜 柑 色 読み方 みかんいろMikan-iro 英語 mandarin orange, tangerine WEBカラーコード #ec9c00 CMYK C=0/M=45/Y=100/K=6 RGB R=236/G=156/B=0
※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。
【蜜柑色】とは、あざやかな黄赤のことです。
色の由来となっているのは、みかんの中でも江戸初期に偶然できた温州蜜柑(うんしゅうみかん)という種類のみかん。現代の日本では、一般的なみかんです。より小さくて酸っぱい「柑子蜜柑(こうじみかん)」が由来となっている【柑子色(こうじいろ)】よりもあざやかで、【橙色(だいだい)」色よりも、黄みがかった色となっています。
元気で明るいイメージの【蜜柑色】。色名としても【柑子色】より新しく、フレッシュな印象があります。
柑橘類の実に由来する色には、ほかに【橙色】【柑子色】などがあります。どれもオレンジ色の仲間です。■【橙色(だいだいいろ)】
蜜柑色みかんいろ 新緑色しんりょくしょく
【蜜柑色】に合う色のひとつに、【新緑色(しんりょくしょく)】があります。【新緑色】は、新緑を思わせる鮮やかな緑色です。
【蜜柑色】や、みかんの葉のような緑や黄緑はビタミンカラーと呼ばれるフレッシュな印象を与える色と言われています。
ビタミンカラー同士の組み合わせは、元気なイメージとなります。
A traditional Japanese color “蜜柑 mikan -means tangerine-” is a bright yellowish-red.
The color is derived from a type of citrus called unshu-mikan, which was accidentally created in the early Edo period (1603-1868 CE). It is a common citrus in modern Japan. “蜜柑 mikan” color is more vivid than “柑子 kouji” color which is derived from “kouji-mikan,” the smaller and more sour citrus than unshu-mikan, “kouji-mikan” is derived, and has a more yellowish color than the “橙 daidai” color.
The color “蜜柑 mikan” has a cheerful and bright image. It is also a newer and fresher color name than “柑子 kouji”.
みかんの色に由来する【蜜柑色】。熟れたみかんそのものの、あざやかな黄赤で、元気で明るいイメージの色です。みかんの葉をも思わせる緑系統のビタミンカラーと合わせることで、フレッシュな印象も与えられますね。
(マイナビ子育て編集部)
参考文献・『色名がわかる辞典』(講談社)・『366日 日本の美しい色』(三才ブックス)・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)
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