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幼い子どもと荷物を抱えての長距離移動はとても過酷。さらに電車の時間が迫っていると、とても焦りますよね。今回は、2歳の娘と10ヶ月の息子を連れて実家に帰るとき、見知らぬ人に助けられたという40代女性のエピソードをご紹介します。
2歳の娘と10ヶ月の息子を連れて実家に帰省した時のことです。
新幹線から特急電車のホームへは移動距離がそれなりにあるのに、乗り換え時間は10分足らずしかなく……
私は10ヶ月の息子を抱え荷物を持っての移動。当然2歳の娘は自力で歩いてもらわないと動けない状態です。
電車の時間が迫る中、おぼつかない足どりで階段を手すりを持ちながら下りる娘。急ぐと危ないし、仕方のないことだとはわかっているけれど、どんどん焦りばかりが募りました。
荷物と息子を抱えていたので娘をさっと抱えて階段を下りることも出来ず、「急いで!」「早く!」と娘を急かすことしか出来ません。その特急を逃すと1時間以上の待ち時間があるため、私も必死でした。 時間に追われていたので、手すりを持ちながら恐る恐る下りる娘にかなりイライラしてしまいました。
すると、そんな私たちを見かねたのか、スーツを着た男性がそばにやってきたのです。
なんとその男性は、「お手伝いします」と言うと、娘を抱っこして階段を下りてくれたのです。下りたところで娘を降ろしたあとは、何も言わずに去っていかれました。
その一瞬の出来事に、私はあわてて「すみません!」としか伝えられませんでしたが、おかげで無事に乗り継ぎもできて実家に帰省できました。
その時2歳だった娘も今年就職します。あの時は本当に助かりました。ありがとうございます。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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