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略して「シャーペン」とも呼ばれている「シャープペンシル」。学校に通うお子さんがいる家庭なら、ごく身近な言葉でしょう。日常的に使っている「シャープペンシル」という言葉、実は英語圏では通じないことをご存じでしょうか。
さまざまな進化をして、実に使いやすくなってきているシャープペンシル。世界的に普及している文房具ですが、実はこの「シャープペンシル」という言葉、海外では使われていません。
シャープペンシルにあたる文具をこの名前で呼んでいるのは日本ならでは。
つまり「シャープペンシル」は、日本でつくられたいわゆる和製英語なのです。
シャープペンシルのことを英語圏では、「メカニカル ペンシル」(mechanical pencil)と、呼んでいます。
mechanicalは英語で「機械的な」という意味、pencilは「鉛筆」の意味、つまり「mechanical pencil=機械的な鉛筆」。わかりやすいですよね。
「シャープ」と言えば、有名な家電メーカーの名前を思い浮かべますよね。実は、日本で初めて「シャープペンシル」を誕生させたのは、「シャープ(SHARP)」の創業者、早川徳次さんなのです。
大正時代初期に、「エバ一・レディー・シャープペンシル」という商品名で販売したところ大ヒット。ここから、「シャープペンシル」の呼び方が日本人の間に定着していったようです。
ちなみに、早川徳次さんがシャープペンシルを売り出したのは、家電メーカー「シャープ」を立ち上げる前。「シャープ」の社名は、この大ヒット商品シャープペンシルに由来しているのだといいます。
「シャープペンシル」が日本だけでの呼び方とは意外でしたね。さらに、家電メーカーの「シャープ」(SHARP)とつながりがあったとは驚きです。お子さんにも教えてあげると、学校での話題に役立つかもしれませんね。
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マイナビウーマン子育て
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