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「おいしいご飯を炊くためには炊飯器がなくてはならない」と思っていませんか? 実は私もそう思っていました。しかし、あることをきっかけに鍋で炊いてみると、お米がふっくらとして数段美味! でも鍋で炊くのはやっぱり難しそう……と思っている初心者の方へ、今回は簡単にはじめられるポイントとオススメのお鍋をご紹介したいと思います。
こんにちは。鍋でご飯を炊き出してからもう2年ぐらいになり、炊飯器をついに手放しましたankoです。
実は我が家、賃貸住まいのときに使っていた古びた炊飯器が壊れて以来、容量の大きい炊飯器でご飯を炊くとおいしく炊けるという、何の根拠もない夫の言葉を信じて、一升炊きの炊飯器を使っていました。
実際のところ、この一升炊きでおいしさが増したかどうかはよくわからなかったのですが……(笑)。
最近はSNSなどでも「持たない暮らし」や「ミニマムな暮らし」などという言葉をよく耳にするようになりました。テレビなどの家電製品はもちろん、生活する上で必要最低限のものしか持たないという方もたくさんいらっしゃるようで、炊飯器を手放したという話もよく聞きますよね。
そんな暮らしに憧れはあったのですが、我が家にはハードルが高いとずっと思っていたのです。
私自身、お鍋でご飯を炊くなんて時間に余裕がある人がするものだろうなと思っていました。炊飯器であれば、前日に洗ったお米をセットしてタイマーをかけておくだけで指定した時間にご飯が炊けている。そんなラクさがすっかり当たり前になってしまって、鍋で炊くなんてめんどくさいと思っていたんです。
ところが、ある日の夕方……
冷凍しているとばかり思っていた冷凍ご飯を切らしていて、もう夕飯の時間なのに今から炊飯器をセットしても間に合わない! どうしよう……。
そう思った出来事があり、初めて鍋炊きご飯に挑戦してみたんです。
すると、どうでしょう!
炊飯時間は、蒸らす時間を含めても30分とかからず、炊きあがったご飯はふっくら! お米ひとつひとつがたっていて、とてもおいしかったんです。そのおいしさには、もう感動!!
それ以来、炊飯器ではなく鍋でお米を炊くようになりました。
そうは言っても、鍋でご飯を炊くとなると一体どうやって炊けばいいのか……難しく感じてしまいますよね。我が家のやり方をご紹介します。
まずは、お米を洗うことからスタート! これに関しては鍋炊きも炊飯器も同じです。
おいしいご飯を炊くためには、お米を洗ったあと、だいたい30分〜1時間ほど水に浸けて置いておきます。
こうすることでお米の芯がふっくらして、おいしく炊き上がるんだそうです。
ただ、どうしても時間がない場合、我が家では浸水させずに洗ってすぐに炊くこともあるのですが……そうすると少し芯が残ったようなご飯になりがちです。(個人的にはそれほど気にならないですが(笑))
なので、翌朝に炊く場合などは、前日の夜に洗って水に浸した状態で冷蔵庫に入れています。
では早速ご飯を炊いていきたいと思います。
洗っておいたお米をお鍋に入れて、お米の量に見合った分のお水を入れて加熱します。(中火くらい)
目盛がないお鍋を使用する場合のお水の量は、お米1合で200ml。2合であれば倍の400mlが目安です。
たまに蓋を開けても構わないので(ただし蒸気などで火傷しないよう注意してください)沸騰しているかどうかを確認し、沸騰してきたら火を弱め、蓋をした状態でさらに加熱します。
その際の加熱時間は、1合だと弱火で10分、2合だと12分、3合だと14分が目安です。
その後火を止め、蓋を開けない状態で15分ほど蒸らします。こうすることでふっくらつややかなご飯になり、炊き立ては格別においしくなります。
一度鍋炊きを経験してしまうと、たとえ忙しい朝などでも、やっぱり鍋で炊いてしまうという方が多いんだそうです。(まさに今の私です!)
ザッと炊き方の手順をお話しましたが、それでもやっぱりよくわからない……私にはハードルが高いと思う方もいらっしゃるかもしれません。
実際、私自身も手順を聞いただけでは最初はわかりにくく、結局そのせいでなかなかチャレンジできませんでした。
そんな方にぜひオススメしたいのが、こちらのお鍋なんです。
こちらはHARIO(ハリオ)というメーカーのご飯釜で【フタがガラスのIH対応ご飯釜 雪平】という商品です。
以前は直火でしか使えなかったのですが、IH対応のものが発売され、我が家でも絶賛愛用中なんです。
このご飯釜の凄いところはココ!
3合まで炊けるようになっているのですが、このように側面にメモリがついているので、いちいち計量カップで水を測って入れなくてもわかりやすい仕様になっています。
そして、炊き方に関しても初心者さんにわかりやすいポイントが!
お鍋でご飯を炊くと、沸騰したかどうかは蓋を開けてみないとなかなか確認しづらいのですが、こちらは蓋がガラスになっているため、炊いている最中も中の様子を見ることができます。
炊き方の手順は先ほどとほぼ同じですが、この雪平というご飯釜の場合は、弱火で加熱(IH:13~18分、直火:10~13分)するとホイッスルが鳴りはじめるので、そのまま2~3分待ち、火を止めます。
最後に15分ほど蒸らせば完成!
炊きあがりをホイッスルがお知らせしてくれるので、初心者さんにもわかりやすいですよね。
また、雪平の場合はフッ素加工がされているのでこびりつきにくく、煮込み料理などを作ることもできますよ。
いかがでしたか?
もうお鍋ご飯をはじめて数年経ちますが、忙しい朝、お弁当作りに追われる最中でも鍋炊きご飯を続けていられるのは、また食べたいと思えるぐらいおいしく炊けることと、炊飯器よりもスピーディーに炊けるということ。
慣れてしまえば、蒸らす時間や火を止めるタイミングなども感覚でできるようになってきます。
炊飯器にはない、ふっくらおいしい鍋炊きご飯にやみつきです。まだ炊飯器を使っているという方、ぜひこの機会に鍋炊きにチャレンジしてみませんか?
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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