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今年もスタートした子どもたちの夏休み。一足先に、ライターの栗尾さん親子が体験した「リゾナーレ那須」をレポートします!
せっかくの子供と一緒の夏休み、いつもとは違った体験をしたり、充実した時間を過ごしたい!と思う親御さんも多いはず。夏休み前は、ママ友同士「夏休み何するの?」「どこか旅行するの?」と、夏のスケジュールの話で持ちきりになるのが恒例です。「親子旅は、なんといっても星野リゾートのリゾナーレ!凄く楽しいよ〜!」いつも娘さんと世界中を旅行しているトラベルライターの先輩が教えてくれました。旅好きな人々の間で大人気の星野リゾート。ずっと憧れていました。
星野リゾートは、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(べブ)」のブランドに分かれていて、「リゾナーレ」はキッズフレンドリーで親子で楽しめるアクティビティが盛りだくさん。先輩から「アクティビティだけでなく、食事もとっても美味しいの!」と勧められ、小学3年生の娘と最初に行ったのが「リゾナーレ八ヶ岳」。先輩の言葉は本当でした。それまで子連れ旅でいつもヘトヘトだった私が、リゾナーレでは大充電! それ以来、リゾナーレの大ファンになりました。
星野リゾートに出逢う前。我が子が乳児の頃から6年生まで、国内外の様々なイベントやワークショップに参加してきました。そこで感じたのは、「子供を子供扱いをするイベント」は親は時間をもてあましてしまうし、子供も飽きてしまうということでした。
ところが、リゾナーレの企画は他とは全く違いました。親子で経験すること、学び、そして食事に至るまで全てがとても上質で、ワクワクするものばかり!
リゾナーレデビューは、ハロウィン時期の「リゾナーレ八ヶ岳」でした。本気モード全開のハロウィンイベントは、親子でグッと入り込んで楽しみました!各地のリゾナーレに行くたびに感動するのは、親子で一緒にときめく「非日常」に出逢えることです。
星野リゾート リゾナーレは、トマム(北海道)、那須、熱海、八ヶ岳、大阪、小浜島、グアムにあります。リゾナーレには、各施設で夏休みの自由研究を完成させることができるプログラムがあります。今回は、那須、熱海、トマムでの体験を3回に分けてレポートします!
第一回目は、農作物を育む生産活動に触れる体験ができるリゾナーレ那須のプログラム!大自然の中で野菜の収穫をするのは、とても気持ちが良くて達成感があります。
リゾナーレ那須は、2019年11月に開業した日本初の「アグリツーリズモリゾート」で、那須岳の山裾に位置する広大な大自然の中、地域の生産活動に触れる体験を楽しめます。敷地内には、農園「アグリガーデン」や緑が眩しい田んぼがあり、地元農家に指導を受けたスタッフの方々が農作物を育てています。また、収穫した野菜やお米は収穫量に応じて施設内のレストランに納品しているとのこと。リゾナーレ那須では、とりたての新鮮な野菜を楽しめます。
Farmer’s Academyでは農家の仕事を体験してからリゾナーレオリジナルのワークシートにまとめることで、農業体験をテーマにした夏休みの自由研究が完成します。楽しみながら、宿題も完成させることができるとあって、なんとも魅力的です!
チェックイン日に、農園「アグリガーデン」にてプログラム専用のワークシートを受け取り、自由研究のスタート。スタッフと一緒に畑の野菜を観察しながら事前学習をすすめます。
まずは、アグリガーデンで事前学習。スタッフの方から聞く野菜や農業の話は、初めて知ることばかり。「野菜を育てる環境を見ることができるのは新鮮!」
事前学習をしたのは、こちらのグリーンハウスにて。中に入ると、とってもおしゃれ!ここでは、お風呂に入れて香りを楽しむバスハーブ作りなど、オーガニックな手作り体験もできるとのこと。ハーブと美容の組み合わせに気持ちが上がります。
グリーンハウスでは、たくさんのハーブを育てています。このハウスの中で自由研究のファイルを作成したり、爽やかな香りのハーブティを頂いたりしながらリラックス。
カラフルなフルーツ&野菜のベジハーブティーでリフレッシュ。この日は、いちごハイビスカス、胡瓜ジャスミン、人参カモミールの3種類のベジハーブティが楽しめるイベント「ハーブティアペロ」が開催されていました!子供も「いい香り!」「爽やか〜!」と目を丸くする美味しさ。子供が手軽に野菜や果物でビタミンを補充できるのは、親としてもとても嬉しいです!
夏の期間の農作業は、涼しさが残る早朝6時からスタートします。早起きをして、ホテルの客室に用意された農作業着に着替え、畑に集合。いろいろな野菜が実っているのを間近で見てワクワク。そのあと、筆を使ってズッキーニの雄花と雌花の受粉をしました。
理科の教科書に登場する、雄花と雌花。どこに違いがあるでしょうか?実際に観察してみました。次に、マイクロトマトと2種類のズッキーニなどの夏野菜を収穫を。ズッキーニは、前日よりもサイズがグンと大きくなっていることに親子でびっくり! 野菜の生命力を間近で見ることができました。普段、スーパーで並んでいる野菜を見ているだけでは、この力強さを知ることはできません。
収穫後の野菜は大きさや状態ごとに選別・洗浄・梱包を行い、手作りのポップの作成も楽しみます。さらに、ホテル内のショップへ納品するところまで実践。なんと、収穫した野菜を一般の方に販売するのです!農家の仕事をリアルに体験します。
リゾナーレ那須では、年間で120種類以上の野菜やハーブを育てています。訪れる時期によって収穫できる野菜やハーブは変わります。どんな野菜と出逢えるかは行ってみてのお楽しみ!
事前学習で野菜の収穫時期を学びました。収穫が早すぎても遅すぎても、野菜の美味しさを逃してしまいます。さて、見極め方のコツは……?
自分の手で収穫したばかりの野菜をその場でパクッと味見もOK! 「トマト、甘い〜!」感動です。もぎたての甘味や香りをしっかり感じると、今まで野菜が苦手だったお子さんも好きになるきっかけになりそうです。
収穫した野菜は、リゾナーレ那須の売店で実際に販売してもらうために値付けをします。「買おうかな」と思ってもらえる魅力的なポップを考える作業も楽しみのひとつ。
畑で収穫した野菜は泥をきれいに拭いて、きれいな状態にしてから値段を書いたステッカーを貼って納品します。さっきまで畑に実っていた野菜たちが、立派な商品として棚に並ぶのは感動的です! 子供の表情も嬉しそう。今まで経験したことのない達成感を味わえたようです。
スタッフの方と一緒に一連の流れを振り返り、収穫した野菜の特徴について復習をしたあと、ワークシートにまとめます。事前学習から体験までの記録、気づきや学びをまとめやすくする用紙が準備されているので、記入をするだけで立派な自由研究ファイルが完成します。完成したファイルは持ち帰ることができるので、学校の先生に提出することができます。先生、驚いてくれそうですね!
畑で収穫したあと販売準備までを学ぶことができるので、マーケティングの考え方を知るきっかけにもなります。
表紙にスタッフの方にポラロイドで撮って貰った写真を入れることができます。今回は、感動の納品ショットを入れてみました!那須で過ごした夏の思い出としても大切にしたい保存版です。
【モデルスケジュール】
<1日目>
15:30 チェックイン後に農園「アグリガーデン」にて「ノビノビワークシート」を受け取りスタッフと一緒に事前学習をすすめる17:00 夕食ビュッフェレストラン「SHAKI SHAKI」
<2日目>
6:00 農作業着に着替えてアグリガーデンに集合、作業についてレクチャーを受ける6:30 耕運機体験・受粉作業・野菜の収穫など7:00 野菜の選別・洗浄・梱包7:30 売店への納品8:00 朝食10:00 振り返り「ノビノビワークシート」にまとめる
「Farmer’s Academy ~夏休みの自由研究~」概要
大自然の中で子供と過ごす夏休みといえば、チャレンジしたくなることのひとつが、自然の生物との触れ合いです。リゾナーレ那須では、「POKO POKOトラック〜夏の外あそび〜」をご用意。朝の9時から夕方5時まで、トラックにのせた虫とり網やカゴなどをレンタルできます。こちらは、虫好きなお子さんはもちろんのこと、ご夫婦で虫とりに燃えてしまう方々も多いとか……!
「森のトレジャーハント」のトレジャーリスト。いくつ発見できるかな?
リゾナーレ那須は、東京から新幹線とバスで約1時間半の距離。栃木県北部・那須岳の山裾、標高約500mに位置しており、約4万2千坪もある広大な敷地です。敷地内の田んぼのまわりにカエルが跳ねていたり、オニヤンマに逢えることも。おなかが赤い「アカハライモリ」を見つけたら、とっても貴重な発見!栃木県板レッドリストにて絶滅危惧Ⅱ類に分類されているイモリです。気になる生き物を見つけたら、調べてみると良いですね。
色々な生き物がいる田んぼ
リゾナーレ那須では、4月から10月の間に「お米の学校」を開校しています。年間を通じてお米の種まきから田植え、収穫、喫食とお米の一生を参加者の方々と一緒に体験します。お米づくりの楽しさや魅力をお伝えしつつ、田んぼはただお米を作るだけの場所ではなく、多くの生き物が生息する場所であり、大雨の際には貯水池としての役割もあるというお話をきくことができます。この50年で国内の田んぼの面積は半減しており、岩手県と同等の面積の田んぼがなくなっているそうです。このまま田んぼが減っていくと田んぼのある日本の原風景が失われるだけでなく、様々な弊害も発生する可能性があるということを知り、何ができるのだろうかとご家族で考えるきっかけにもなっているそうです。
POKO POKO Books&Cafe
POKO POKO Books&Cafe/プレイエリアは、美味しいアイスクリームやコーヒーなどのカフェメニューを楽しめます。自然に関する本や絵本が並び、ゆっくり親子で読書を楽しみながらくつろぐことができる空間です。
コックコートに着替えれば気分は本格パティシエ。お子様専用のキッチン「キッズスタジオ」では、季節のオリジナルスイーツ作りを体験できます。フルーツやクリームを自由にデコレーションして楽しめます。
ケーキ作りも体験できる
材料を組み合わせてトッピングをするタイプのクッキングなので、小さなお子様でもトライできる内容です。(対象は4歳〜10歳)甘酸っぱいブルーベリーのクリームとヒマワリチョコのアクセントがとっても夏らしくて爽やか!作ったあとは親子で頂けます。あまりにも美味しくて、一瞬で完食してしまいました(笑)。
ネット遊具やボールプールがあるプレイエリア
プレイエリアには、天井まで張り巡らされた、ネット遊具&ボールプールがあります。これは子供は大興奮の組み合わせ!親も、近くにペタッと座って見守ることができます。遊び疲れたら、カフェでゆっくり水分補給もできます。
レストラン「SHAKI SHAKI」では、洋食を中心とした冷菜や温菜が並ぶビュッフェに加え、ブルーチーズを使用したソースにディップして楽しむ「野菜のロースト」、メインディッシュは日替わりでローストビーフやポルケッタ(豚肉の丸焼き)をお楽しみいただけます。旨味がとろけるローストビーフは絶品です! 大人は是非ワインと一緒にどうぞ。
レストラン「SHAKI SHAKI」
リゾナーレは、朝食もとっても美味しいと評判です。ビュッフェには、良質な素材をたっぷり使った和食もあり、子供が大喜びするソフトクリームのコーナーも!
朝食ビュッフェにソフトクリームも
一階にリビングスペース、二階にベッドルームを設けた「デラックスメゾネット」。天井まで高く伸びた大きな窓からは、施設内の田んぼを一望できる客室、滞在の中で農家の営みを感じることができます。
素敵なお部屋にテンションがアップ
キラキラと輝く木漏れ日の中、田んぼを部屋から眺めることができる客室。お部屋でゆっくりくつろぎたくなる空間です。冷蔵庫にはビールも冷えています!ウッドデッキでビールタイムもおすすめです。
リゾナーレは子連れファミリーのお客様が多く、お子様がぐずってしまうことがあってもスタッフの方がさりげなくぬいぐるみであやしてくれるようなことがあったり、アクティビティで一緒になったご家族同士が仲良くお話をされているシーンをみることもあり、気持ちがリラックスするところも嬉しいポイントです。
カラフルな雨具に、雨でもテンションが上がる!
「雨の日も楽しく過ごして欲しい」スタッフの願いをこめて準備された子供様のカラフルな雨具。リゾナーレには、リクエストベースで子供用のケアアイテムをご用意しています。「困った!」というときには、スタッフの方にお問合せください。
■ベビー・キッズ用貸出備品おむつ用ごみ箱/ミルク用60度保温ポット/お風呂用椅子/おもちゃ/哺乳瓶消毒キット/踏み台/子ども用補助便座
美しい森を眺められる大浴場
美しすぎる景観の大浴場。たっぷり自然の中で遊んだあとは、深い森を眺めながら那須の温泉を堪能頂けます。
子供も大人も大満足のリゾナーレ那須。夏休みの楽しい思い出づくりに、みなさんも行かれてみては?
【星野リゾートリゾナーレ那須】
所在地:〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙道下2301電話:050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)客室数:43室(部屋タイプ:10タイプ)料金:1泊24,000円~(2名1室利用時1名あたり、税込、朝食付) アクセス:【車】東北自動車道「那須I.C.」より20分電車でアクセス:【電車】JR東北新幹線「那須塩原駅」より無料送迎バスで40分予約・問い合わせ・営業時間
「リゾナーレ」ブランドサイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/brands/risonare/
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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