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「なぜ学校に生理休暇はないのか」生理痛で休みがちな女生徒を、「ズル休み」と責めた担任教師

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目次

初経を迎えるとほぼ毎月やってくる生理。症状は個人差が大きく、とてもつらい人もいます。今回は、中学生の娘を持つママさんからの投稿をご紹介します。

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▶︎ 特集「10歳からの心とからだ」の記事はこちら

<投稿主:53歳女性/子:15歳女子>

生理が重く、学校に行きたくても行けない

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(※写真はイメージです)

娘は中学2年生で生理がきました。生理痛がひどい方で、頭も痛くなり、学校も休まざるを得ない日があります。もちろん体育もできません。

あまりにも欠席が続くので、担任の先生からもちょくちょく連絡が入ります。担任は男性教諭なのですが生理についてあまり理解してくれず、「ズル休みではないか」と、わざと休んでいるふうに言われたことがあるといい、私まで悲しくなりました。

会社でも生理休暇があるのだから、学校でも同様に生理による体調不良での欠席を認めるなど、制度化してほしいくらいです。中学生でもそのつらさを我慢できるものではなく、大人と一緒です。むしろ大人よりも我慢してしまう子もいるでしょう。ズル休みではないということをもっと周りに理解してほしいのです。

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(※写真はイメージです)

頭痛、腹痛はつらいものです。このつらさは本人にしかわかりません。勉強も遅れてしまうので親として心配ですが、何より娘自身も学校に行きたいのに行けないことがかわいそうでした。

それから2年弱が経ち、最近は生理中の過ごし方にもだいぶ慣れてきたようですが、あと35年くらいは付き合っていかないといけない生理。薬を飲むなりして、対処方法を探しています。

(※編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています)

つらい月経痛、ためらわずに受診を

月経痛がひどい場合、とくに学校を休んでしまうなど日常生活に支障をきたす程の痛みの場合には婦人科を受診して相談するようにしましょう。

とくに、市販の鎮痛剤が効かない、以前は痛くなかったのに突然痛みが悪化した、月経痛以外にも出血量が多い・異常なおりもの・発熱・吐き気・嘔吐などの症状があるケースでは受診が必要です。

月経痛の原因には、子宮内膜症、子宮筋腫、骨盤内炎症性疾患などがあります。とくに、子宮内膜症や性感染症などが原因となる骨盤腹膜炎は、放置して病状が悪化すると不妊の原因になるケースもあります。

適切な診断と治療を受けることで月経痛などの症状が改善し、より快適に生活することができますし、健康への将来的な影響も防ぐことができます。

月経痛がひどい場合には、ためらわずに婦人科を受診して相談することをオススメします。

(監修・解説:馬場敦志先生、構成:マイナビ子育て編集部)

この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています


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