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子どもは自我が芽生えると、なんでも自分でやりたがるようになりますよね。発達にとって大切なことだから応援してあげたいけど、時間がかかったり、後片付けが必要になったりと大変で、つい面倒にも感じてしまいます。そこで青鹿さんが見つけた解決策とは⁉︎
「じぶんでやりたい!」という気持ちが強い2歳。何事でもやらせてあげたいのは山々なのですが、時間がかかったり、できなかったり、失敗したりして大変。
先日も、ポットから麦茶をそそぎたくて「じぶんで(やりたい)!」と手にとったあげく、盛大にこぼしました。私はイライラしながら、ふーみんの失敗をリカバリすべく、お茶まみれになったイスや机や床を拭いたり、お茶で汚れた洋服を洗ったり、新しくお茶を作ったりしていました。
子どものやる気はとても大事です。できる限り応援して挑戦させてあげたい気持ちはあるのですが、「じぶんで!」と主張されると咄嗟に「うわっ面倒だな」と思ってしまう部分もあります。自分のキャパの狭さや余裕のなさに、つい自己嫌悪を感じてしまいます。
「私は子どものやる気を応援できないダメな親だ」
そう思った時、ふと気が付きました。私が面倒なのは、失敗の後片付けであって、ふーみんのやる気ではない。それならば、あまり片付けなくてもいい環境を作ったらイライラせず対応できるのではないか?と。
と、いうことで麦茶を沸かすのをやめました!!
なんとなく、子ども=麦茶といった漠然としたイメージだけで作っていた麦茶。私は特にこだわりはありませんし、どうしても成長に必須なわけでもありません。私が特に面倒だと感じているのは、こぼれた麦茶のにおいやしみがつかないように家具や床をふくこと、衣類を別途手洗いすること、そして新しいお茶を作ることです。
水ならこぼしても洋服はシミにならないし、イスや机ににおいがつかないし、新しく作る工程もない。慌てることなく「こぼしたら、こうやって拭こうね」と後片付けも本人にやらせやすい。
「どうせ失敗するだろうからやらせない」、または「絶対失敗しないようにさせる」をゴールにするのはとても難しい。であるなら、親が引き受けるリカバリの手間が少なくなるよう環境を整えようと思ったんです。
こうして何事も手間や負担がかからないようにすれば、子どものチャレンジを応援しやすくなり、失敗しても責めなくて済みます。子どもも「どうせ失敗するからやめる」といった消極的な姿勢にならずに済むだろうと思います。
「子どもが何事にも取り組みやすい環境を整える」のは育児においてとても重要だと言われますが、これは親にも言えることなんだと思いました。
子どもの「じぶんで」を応援するためにやっていることがあれば教えてください!
#子どもの「じぶんで」応援
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次回更新は、9/15(日)の予定です。どうぞお楽しみに!
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(編集協力:大西まお)
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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