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地域の治安は「ゴミ捨て場」に出る…。住宅購入で後悔しないために、「事前にチェックすべき住環境のポイント」を住宅購入者に聞いてみた

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目次

快適な暮らしを手に入れるためには、「家」というハードと「環境」というソフトの両面を見る必要があります。どんなに素敵な家を手に入れても、周囲の環境が悪ければストレスが溜まる一方です。今回は「住環境」をテーマに、マイホームを手にしたみなさんからのアドバイスをまとめました。購入前の最終チェックにご活用ください。

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学校からの距離

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●学校への距離が近いこと。家を建てる前は登校するのに1時間かかるところに住んでいて、引っ越してからは朝の集合時間も遅くなり、余裕ができてよかった。土地を買うときに通う学校までの距離も考慮したらいいと思います。(女性/35歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:7歳、5歳)

●幼稚園や小学校などにできるだけ近い場所に家を買ったほうがいいと思います。案外頻繁に幼稚園や小学校に行かなければいけないことがある(防災訓練などで迎えに行ったり、お迎えなども含む)ので、遠いとかなり面倒臭いです。(男性/47歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:8歳、6歳)

●駅までの距離や職場までの距離など、いろいろと立地のことを考えるとは思いますが、住んでみて一番大切だと思うのは学区の小学校までの距離だと感じました。大人や中高生になれば歩く距離は多少あっても車や自転車でなんとかなりますが、小学校が遠いととにかく低学年のときの通学が心配すぎます。(女性/33歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:3歳、0歳)

子育て真っ最中のご家庭にとって、子どもの学校に関するチェックは欠かせません。多くのご家庭が、小学校までの距離を重要視しています。特に小学校の学区は要チェックです。

購入予定のマイホームがどこの小学校区に分類されるのか、行政にしっかり確認しておくことをおすすめします。中学・高校とは異なり、ほとんどの小学校は子どもが歩いて通うことになります。PTAの行事など保護者が参加する機会も多いので、小学校から近いほうがよい、という意見が多く見られました。学童利用も視野に入れた立地選びがポイントです。

駅チカ物件がオススメ

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●駅からの距離は大事だなと思う。大人の足で20分弱だが、小さい子どもを歩かせるのはハードルが高く、お出かけが車頼みになることが多くなる。(男性/49歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:12歳、7歳)

●わたしは、駅から徒歩5分というのが決め手で今の家を購入しました。駅近物件は年数がたっても需要があると言いますし、何より体調が悪くても、荷物が多くても、夜道が暗くて不安でもすぐ家に着けるのはいいです。(女性/34歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:2歳)

●マンションに関してはリセールのことを考えると立地がすべてです。我が家は駅が目の前のマンションなので、購入したときより今の査定は1000万円あがっています。(女性/34歳/中古マンションを購入/子どもの年齢:6歳、2歳)

家は大切な資産。資産価値を考えると、駅チカ物件を狙いたいところです。もちろん、駅チカになればなるほど購入価格は上がりますので、広さと価格のバランスを考慮する必要があります。

また、駅の近くは繁華街があったり、人通りも多くなったりするので、なにがなんでも駅チカがよいとも限りません。「バス停が近ければよい」「自転車で10分程度なら許容できる」など、条件を検討してみましょう。

将来的に住み替えの予定があるなら、外せない視点です。

治安のよい地域を選ぼう

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●近くに交番や警察署がある立地の住宅だと周辺の治安がよいだけでなく、常に安心を感じながら暮らせるので子育て中の方にオススメです。(男性/40歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:3歳)

●子育て中は安全な環境が最優先です。犯罪率の低い地域、交通事故の少ない住宅街を選びましょう。また、子どもが遊べる公園や保育園、学校が近くにあると便利です。(男性/37歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:9歳)

●ゴミの日に確認に行くとよいと思います。治安はゴミ捨て場にあらわれます。(女性/36歳/新築マンションを購入/子どもの年齢:7歳、2歳)

日本は海外に比べて犯罪発生率が低く、世界でもっとも治安のよい国のひとつだと言われています。

とはいえ、夜間に人がたむろする公園やコンビニエンスストアがあったり、街灯のない暗い道が続く場所があったり、不安が残る地域も存在します。子育てをする身としては、住民の防犯意識が高く、治安のよい地域を選びたいですね。

道にゴミが落ちている、落書きがある、庭木の手入れをしていない家が多い、など、不穏な空気がある地域は要注意です。地域の犯罪発生マップは、ネットで見ることができます。ぜひ一度調べてみてください。

便利な施設はどこにある?

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●スーパーやドラッグストア、病院などは近くで完結できる場所がいいです。車ならすぐのところにあるけど、歩いて行くと少し時間がかかる場所だと、ちょっとの買い物でも荷物を持って帰るのがしんどいです。(女性/32歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:4歳、2歳、0歳)

●徒歩圏内にスーパーやドラッグストアがあると便利です。特に遅くまでやっているお店だと、薬や学用品などが急に必要になってもすぐに買いに行けます。(女性/42歳/新築マンションを購入/子どもの年齢:9歳)

●小児科が近くにある場所に購入すると、かなり便利です。うちは家から小児科の駐車場も見えるので、その混み具合を見てから診察に行ったりしていました。ちょっと具合が悪いときにもすぐに出かけられるので、お子さんがいる家庭は小児科の場所は把握しておいたほうがいいと思います。(女性/39歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:9歳)

駅から多少離れていても、生活に便利な施設が近ければ生活の質は向上します。食料品が安いスーパーや子どもの病院、児童館や図書館、地域の交流センターなどの場所をチェックしましょう。

郊外型のショッピングモールはさまざまなお店や施設が揃っていますが、いざ休日に買い物に出かけようと思うと、車の渋滞や人混みで1日つぶれることもしばしばです。今はたいていのものがネットショッピングで購入できますから、買い物以外の便利な施設をチェックしてみるといいかもしれませんね。

生活道路の環境をチェック

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●以前に住んでいた土地で体験したのですが、住宅前の道路がどういう往来と通行量があるか実際に訪れ(時間帯をいくつかズラしつつ)、安全の確認をしておいたほうがよい。どこかからの車道からのショートカットしてくる車両や、通勤通学の自転車など、想定外の往来の多さに悩まされる場合もある。(男性/39歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:3歳、5歳)

●まわりの環境をよく観察して、窓や庭などの位置を決めたほうがいいと思います。車が通らない狭い道だからとそちらに大きな窓をつけたら、思った以上に通る人が多く、人目が気になるので住んだ後に対策しないといけない状況になりました。(女性/44歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:13歳、8歳)

●購入前に何回も足を運んで、まわりの様子を知っていたほうがいいです。可能であれば昼間と夜の両方の様子を見ておいたほうが安心です。我が家も何件も物件を見に行きましたが、結局購入前に住んでいたアパートから近い、一番土地勘がある場所の物件に決めました。(女性/38歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:7歳、2歳)

家の周辺の生活道路についても気をつけたほうがよい、というアドバイスがあがっています。交通量の多い道路に面した家だと、子どもの出入りが心配になります。近所に塾があると夜遅い時間まで送迎の車が出入りすることがあったり、住宅地のなかでも幹線道路への抜け道になっているような場所もあるので、いろいろな時間帯に足を運んでみるとよいでしょう。

また、道路には公道と私道があります。私道は所有者がいる土地に作られた道路です。近隣住民との関係がこじれ、私道を使わせてもらえなくなったというトラブルの例もあります。

隣人はどんな人?

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●子育て世代がまわりにいると安心だが、高齢者が多いのもなかなか安心できました。実家が遠方なのもあり、高齢者と接する機会が少ないと思っていたが、近所の方々がよく声をかけてくれ、孫のように接してくれます。「大きくなったね!」や、「しっかり話せるようになったね!」など成長している様子もみてもらえるのでいいかと思います。(女性/34歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:5歳、2歳)

●新規の団地を購入しましたが、子どもにとっての同世代がとても多く、お友達もいっぱいできたので、適度な近所付き合いが苦でないのなら、新しい団地はオススメです!(女性/31歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:7歳)

●新築が多い場所なのか、昔からの世帯が多いのかをよく調べてからの購入がよい。近所付き合いは大切。(女性/41歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:9歳、7歳、4歳)

賃貸ならともかく、一度家を購入したら、そう簡単に引っ越しすることはできません。隣人とよい関係を築けるかどうかは、気になるポイントです。町内会など住民の自治組織がどの程度機能しているのか、新規住民と旧住民の割合はどのくらいか、事前に知っておきたいですね。

まずは、不動産会社の人に話を聞きましょう。近隣調査を専門に請け負う業者もあるようです。地域のお祭りに出かけたり、近隣の商店で買い物をしたり、できるだけ何度も現地に足を運ぶことをオススメします。

まとめ

すでにマイホームを購入したみなさんからのアドバイスは参考になったでしょうか。

今回のお答えのなかには「学校が近いほうがよい」「学校の近さにあまり意味はない」と、相反する意見もありました。

「快適」と感じる環境は人それぞれ。大事なのは、自分の優先順位を間違わないことです。一緒に暮らす家族の意見を聞きながら、みんなが住みやすい家を探していきましょう。

マイナビ子育て調べ調査日時:2024年6月29日~7月1日調査人数:157人(家の購入経験がある20代~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)


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