風水に良い方角は?間取り別おすすめの方位・ラッキーカラー・インテリア

更新日:2022年9月13日 / 公開日:2022年9月13日

開運効果が期待できるとして人気の『風水』。しかし、風水は方角によって意味が異なるため、方角を無視して風水を取り入れても、無意味になるケースがあります。今回は、方角ごとの特性やおすすめの間取り、ラッキーカラーについて解説します。自宅に風水を取り入れたい!という人はぜひ最後までチェックしてください。

1.風水における方位・方角の調べ方

風水を部屋に取り入れる際は、まずは各部屋の方角を調べることからはじまります。

【方角の調べ方】
1.家の中心点を確認する
2.家の中心点から各間取りの方位を確認する

【ステップ1】

最初に家の中心点を調べましょう。
中心部は、家の間取り図の対角線を結んで交わったところです。
間取りに突き出ている部分や、欠けている部分があったとしても、気にせず間取りの対角線上で結んでしまって問題ありません。

【ステップ2】

次に、ステップ1で割り出した家の中心点に方位コンパスを置き、間取り図に直接分度器で角度を書き込みます。
この時、東西南北の範囲は全て30度、それ以外の方角は60度に設定しましょう。
それぞれの部屋がどの方角にあたるか全てチェックしてください。

2.方位が持つ運気とラッキーカラー

続いて、各方位が持つ運気について詳しく解説していきます。

【方位・運気・正象・ラッキー色一覧】

2-1.北

北の方角の生象は『水』を司ります。
そのため、北の方角には水に流すという意味があり、悪いものを流して正常化する働きがあります。
また、金運に関わる方角のため、財産を置いておくと金運がアップするともいわれています。

2-2.北東

北東の方角の生象は『土』を司ります。
北東の方角は、風水において新しい気が生まれると共に、流れ始める場所という意味があります。
その性質から、不動産運や引っ越し、変化に影響するのが特徴です。
しかし、この方角は古くから鬼門になりやすく、水場には適していません。

2-3.東

東の方角の生象は『木』を司ります。
風水において『木』は、草木が生い茂るイメージのように、成長する、拡大するという意味があります。
そのため、発展運や仕事運への影響が強くでる方角です。
チャレンジ精神が湧いたり、元気になったりと良い影響が期待できますが、逆に過労やせっかちになるなど、マイナス面に働く可能性もあります。

2-4.南東

南東の方角の生象は東と同様『木』を司ります。
主に、対人運や出会いへの影響が強く出る方角です。
この方角の性質を活かすことで、良縁を引き寄せて恋愛運や仕事運、家庭運への上昇に繋げることも可能です。
ただし、マイナスに働くと対人問題のようなトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。

2-5.南

南の方角の生象は『火』を司ります。
火の気には、燃やして悪い気を払う性質があり、知性や芸術運への影響があります。
プラスに出れば、情熱的に物事を発展させる可能性がありますが、マイナスに出る場合は、感情のコントロールが難しくなり、対人トラブルに発展する可能性があります。

2-6.南西

南西の方角の生象は『土』を司ります。
安定や調和といった意味があるので、家庭運の安定や、土に直接的な関係がある不動産運の上昇が期待できます。
ただし、南西は家相では裏鬼門、大凶方位にあたります。
南西は安定を表す方位ですが、流れが生まれる場所である玄関を置くのは避けた方が良いでしょう。

2-7.西

西の方角の生象は『金』を司ります。
金の気が流れることから、金運に影響があります。
心の豊かさや幸福度が上がるので、恋愛運や対人運にも良い影響が出る可能性があります。しかし、マイナスに働いた場合、気力が下がったり浪費が激しくなったりする可能性があります。

2-8.北西

北西の方角の生象は、西と同様『金』を司ります。
出生や勝負事に関係するため、方角の中でも特に重要といわれています。
『主人の方位』とも呼ばれ、ここを大切にしているか否かで運勢が大きく変わります。
疎かにしていると、物事がうまく進まないばかりか仕事が上手くいかなかったり、家庭に問題が生じたり、なにかしらトラブルに繋がる可能性が高いです。

2-9.中央

中央は方位図の中心なので、全ての方角の土台となる位置です。
そのため、中央は運気に強い影響を与える格上の位置といわれています。
中央に位置する部屋の気をしっかり循環させることで、家全体の風水に良い影響を与えます。

3.風水におけるおすすめの間取り・部屋の方位は?

ここからは、風水におけるおすすめの間取りや部屋の方位について解説していきます。

3-1.玄関は『北・西以外』

風水において玄関は、陰陽思想の考えから陽の位置にあると良いとされています。
玄関は気が入る場所であり、同時に幸運が室内に入る場所なので、陽の方角である東か南が最適です。
ちなみに陰の方位は西と北です。
また、陽の方角ではなくても、暖かい、もしくは明るい方位であれば候補に挙がるため、なるべく、光が差し込みやすく、明るい方角に玄関を置くようにしましょう。

3-2.トイレは『北・鬼門・裏鬼門以外』

トイレは水の気があるため、水の気が強まる鬼門や裏鬼門にあたる北や北東、南西はおすすめできません。
また、健康面や金運を司るトイレを不潔にしたり、換気をしなかったりすると、運気が低下する可能性があります。
トイレは常に清潔にし、換気をして風通しを良くするよう心がけましょう。

3-3.お風呂は『東・南東』

東または南東にあるお風呂は、健康運UPに効果が期待できます。
ただし、お風呂は水の気があるので、とにかく湿気を溜めないように、しっかりと換気をすることが大切です。太陽光が入ればなお良いですが、入らない場合は明るめのライトに変えると運気が上昇します。

3-4.寝室は『東・西・東南・北西』

風水において寝室は、英気を養う場所です。
寝ている間に気の状態を整える重要な場所なので、寝室は東や西、東南、北西の方位が最適です。
ちなみに、風水においてもっとも理想なのは、自分の『本命卦』に寝室を置くことです。
自分の本命卦がどの方角か知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。

3-5.キッチンは『東』

キッチンの吉方位は東と東南のみです。
キッチンは、火の気(コンロ)と水の気(水道)という、相性の悪い気が混在する不安定な場所です。
気のバランスが崩れやすい場所でもあるので、鬼門である北東や裏鬼門である南西は避けた方が良いでしょう。

4.運気が上がるインテリア・置物

ここからは、置くことで運気を上げてくれるインテリアや置物について紹介します。

4-1.間接照明

風水において照明は、活動のエネルギーを持つ『陽の気』を高める効果があるとされています。
照明を置いて、部屋を明るく照らすことで、陽の気が溜まり運気がアップするといわれているのです。
照明は、場所に応じて明るさを調整できる調光タイプがおすすめです。

4-2.観葉植物

風水において観葉植物は、悪い気を吸収して良い気を出す効果があると考えられています。
『緑は難を隠す』といわれ、風水において植物は、重要な開運アイテムのひとつです。
ただし、トゲがある植物や枯れている植物を置くと、逆効果になるので注意が必要です。
運気の上がる観葉植物の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しております。

4-3.鏡

鏡は、置き方や置く場所によって運気アップにも運気ダウンにも繋がるので注意が必要です。

【運気上昇】
・玄関の右手に置く:仕事運上昇
・玄関の左手に置く:金運上昇

【運気低下】
風水では、寝ている姿を鏡にうつすと、鏡に運気を吸収されてしまうといわれています。
寝室に鏡を置く場合は、ベッドから鏡がうつらない位置に置くようにしましょう。

4-4.招き猫の置物

招き猫は開運グッズの定番であり、上げている手の高さや左右で意味が異なります。

【右手】商売繁盛の意味
耳より低く上げている場合:身近なお金を招く
耳より高く上げている場合:遠くからお金を招く

【左手】対人運
耳より低く上げている場合:身近な人を招く
耳より高く上げている場合:遠くから人を招く
ちなみに、部屋に置くことで運気が下がるものは、以下の通りです。

・ドライフラワー
・プリザーブドフラワー
・壊れた家電や電子機器
・時間があっていない時計
・トイレのカレンダーや本

風水を取り入れて運気を上げよう!

最近なにをやっても上手くいかない…。という時には、風水を取り入れるのがおすすめです。
特に、これから家を建てる場合は、玄関やお風呂、キッチン、書斎、トイレ、寝室の場所に注意しましょう。方角を無視して場所を決めてしまうと、運気が悪くなったり、陰の気が高まってしまったりと、さまざまなリスクがあります。
家の方角を変えるのは無理…。という人は、方角が持つ運気や特性を理解した上で、足りないところは、間接照明や観葉植物、カラーで補うのがおすすめです。
まずは自宅の方角を調べて、その方角に最適な風水を取り入れてみてくださいね!

まとめ

・風水を取り入れる際は、最初に方位図を作る
・風水における方角で、運勢や正象、ラッキーカラーが変わる
・方角によって適した間取りがある
・間接照明・観葉植物・鏡・招き猫の置物は運気を上げるラッキーアイテム



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