感情線が示す意味とは?手相の見方や感情線で分かる恋愛・性格傾向を解説!

更新日:2023年8月1日 / 公開日:2023年8月1日

手相占いに詳しくなくても『感情線』という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。感情線は人によって形状が異なり、恋愛や性格の傾向を示しています。この記事では、感情線の見方について詳しく解説していきます。

1.感情線とは?

感情線とは『水星丘』という小指の下部にあるふくらみ辺りから、人差し指の方向へのびている線を指します。

右手を例にすると『て』に見える手相の上に位置し、上向きの緩やかなカーブを描きながら横断している場合が多いです。

感情線を見ると、喜怒哀楽といった感情がどのように現れるか、さらに恋愛パターンなどもわかるので、占い師は必ず確認します。

2.手相占いにおける感情線の見方

感情線の位置がわかったところで、手相占いにおける感情線の見方をマスターしていきましょう。

見方を理解することが、感情線の示す意味を読み解く第一歩になります。

2-1.感情線は左右どちらの手を見る?

まずは左右どちらの手のひらを見るのが良いのかという点です。

これは手相の共通事項なのですが、左手はその人が元から持つ運勢、右手は日頃の努力や行動によって手に入れた運勢を示すといわれています。

総合的な運勢をチェックするなら両手を見るべきですが、今の状況や将来が知りたい人がほとんどだと思うので、まずは右手で占えば良いでしょう。

2-2.標準的な感情線の長さは?

次に長さを確認します。

人差し指と中指の付け根の間くらいまでのびている感情線が、標準的な長さといわれています。

2-3.標準的な感情線の起点は?

感情線の起点もチェックしましょう。

小指の付け根から手首までの距離を4等分し、もっとも上の4分の1部分から線がのびているなら、標準的な起点といえます。

3.【位置・長さ・種類別】感情線が示す意味

それでは、感情線の種類別にそれぞれが示す意味を見ていきましょう。

女性が気になる恋愛面についても解説するので、ご自身の感情線を見ながらチェックしてみてくださいね。

3-1.感情線が短い

感情線が標準よりも短い人は、人の好き嫌いがはっきりしているといわれています。

「その人が苦手だ」という雰囲気が誰にでもわかるレベルで外に出てしまいがち。

プライベートなら「友達にならなければOK」で大体済みますが、仕事でやむを得ず関わらなければいけないこともあるので、人間関係をスムーズにするためにも気をつけましょう。

恋愛面では、好きになったら速攻アプローチをするタイプです。

情熱的にアピールし、相手を振り向かせます。

3-2.感情線が長い

感情線が標準よりも長く、人差し指の付け根、その真ん中の位置よりも親指側までのびている人は頑固なタイプ。

恋愛では、粘り強くずっと同じ人に片思いをしているような人が多いです。

感情線が長い人は、基本的に奥手で感情を表に出すのも不得手。

お相手との関係をステップアップさせたいときも慎重に動きます。

3-3.感情線が真っ直ぐ伸びている

感情線がカーブを描かず真っ直ぐにのびているタイプは、意識せずとも損得で考え、合理的な人付き合いをするタイプ。

恋愛についても現実主義で条件を優先しがちです。

たとえ愛情があったとしても、それを表に出すことができない、シャイでクールな傾向を持ちます。

3-4.感情線が上向きに伸びている

通常、なだらかなカーブを描いて上昇していく感情線ですが、人差し指と中指の間あたりで、グンと急上昇している場合があります。

このような感情線を持つ人は、人の心の動きに良く気づく、思いやりのあるタイプ。

恋愛面では、ロマンチックな恋に憧れる人が多いのが特徴。

狙っている人と親しくなる前は、気持ちを出し過ぎないようにした方が吉です。

3-5.感情線が下向きに伸びている

感情線が長めで、終わりの方がちょっと下向きになっている人は、恋愛よりも仕事を優先しがち。

高く設定した理想の実現のために全力で取り組みます。

そのため、恋愛の方はめっきりご無沙汰という人も多いですが、好きな人ができると真っ直ぐに愛情を注ぎ込みます。

3-6.感情線の先が二股に分かれている

感情線が終わりの方で二股に分かれている人は親切で誠実。

相手の立場になって考えることができるので信頼されやすく、それにしっかり応えるような人が多いです。

人に喜んでもらうための気遣いができ、恋に対しても真面目に向き合うタイプです。

3-7.感情線の先が三股に分かれている

感情線の先が三股に分かれている人もいます。

明るく社交的なタイプで、相手が初対面の人でも親切に接します。

いろいろな角度から物事を見て判断することができるので、人をサポートする能力が高いのも特徴です。

そんな人なので、とにかくモテて結婚相手としても好まれます。

3-8.鎖状に細かい線が連なっている

神経が細やかで気にしやすい人は、鎖状の感情線を持っていることが多いです。

ストレスを溜めやすいタイプで、心が不安定になると脈絡なく怒り、嫌味を言ってしまうようなことがあるため、相手に「意地悪な人」と思われることも。

悩みがあるなら人に相談したり、ときには逃げたりして心の安定を図りましょう。

心理的な細やかさはプラス面もあり、繊細さや感性が必要な芸術の世界などで活用できるかもしれません。

また、気遣い上手なので好意を寄せられやすいです。

3-9.感情線にくの字がある

感情線の起点に『く』の字がある人はサービス精神が旺盛。

人を楽しませる才能に恵まれています。

パートナーとも笑顔溢れる関係を育めます。

3-10.感情線が途中で切れている

途中で切れている部分のある感情線を持つ人は、何かしらのきっかけで気持ちが抑制できなくなり、爆発してしまうことがあります。

ストレスはそのきっかけになりやすいので、溜まらないように発散していきましょう。

また、浮気まがいのことをしてしまう場合もあります。

短気になってそのようなことをしないために、冷静さを失わないよう心がけましょう。

3-11.感情線がない

感情線がない人は『情』がなく、自分以外の人の感情を読み取れないといわれています。

周りの人に愛情を持つことも難しいタイプですが、そこから脱したいなら、自分の性質を自覚したうえで、相手を大事にするよう努めましょう。

3-12.感情線が濃い

感情線がくっきりと濃い人は、心が強く素直です。

人の喜怒哀楽に同調しやすい一方、感情的に人とぶつかることもあります。

愛情を常に注がれていたいタイプなので、常に恋人や好きな人がいる場合が多いです。

3-13.感情線が薄い

感情線が薄い人は繊細で、ダメージから立ち直るのに時間が必要なタイプ。

人を思いやる気持ちはありますが、人が辛く感じていることに触れるのは避けがち。

恋愛面では気持ちを表現することが苦手なので、なかなか片思いから脱出できない傾向にあります。

3-14.感情線が2本ある

感情線は通常1本ですが、1本追加された形で2本ある『二重感情線』を持つ人もいます。

このタイプは情熱的で、周りの人を惹きつけ、多大なる影響を与えます。

ただ熱しやすく冷めやすい面もあり「一旦満足したら後はしらんぷり」ということも。

片思いの人に熱いアプローチをしかけ、いざ両想いになったら急に興味をなくすようなこともあります。

そのため、恋愛経験ばかり積んで、結婚に結びつかないような人もいるでしょう。

3-15.両手の感情線が繋がっている

両手の小指を隣同士で揃えるようにくっつけると、感情線の起点が同じで繋がっているように見えるケースがあります。

このような手相を持つ人は、精神的に落ち着いているのが特徴。

突然のトラブルに見舞われても、柔軟に対処できる力を持ち合わせています。

恋愛は浮き沈みしやすいですが、切り抜ければハッピーな結婚生活が待っているはず。

お相手には同じく精神的に安定した人を選ぶ人が多いようです。

感情線で恋愛や性格の傾向を確認しよう!

手相はさまざまな線で構成されていますが、中でも感情線は形状によって実に多様な意味を持ちます。

その名の通り『感情』が深く関わる恋愛や性格の傾向がわかるので、この機会にご自身の感情線を隈なく観察してみましょう。

感情線が示す良いところも悪いところも把握して、より良い日々を過ごすためのヒントにするといいかもしれません。

気になるお相手がいる人は機会を見つけて、その人の感情線から恋愛傾向をチェックしてみましょう。

手相占いに興味がある人は結構多いので「占ってあげようか?」と声をかけてみると、きっと見せてくれるはず。

頭脳線や運命線、人気線など、ほかの線が示す意味もマスターしておくと、会話が盛り上がりますよ。

まとめ

・感情線とは小指の下のふくらみから人差し指の方に向かってのびる線

・人差し指と中指の付け根の間くらいまでのびている感情線は標準的な長さ

・感情線が短い人は人の好き嫌いがはっきりしていて、長めの人は頑固な傾向にある

・感情線の先が二股、三股に分かれている人は親切で気遣いができる

・感情線が濃い人は心が強く、薄い人は繊細



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