更新日:2021年6月12日 / 公開日:2021年6月12日
おうち時間が増えた今、家で手軽に楽しめる遊びを探している人も多いでしょう。そんな人にぜひおすすめしたいのが折り紙です!可愛い色や柄の紙を使えば、飽きることなく子供たちと盛り上がれること間違いなし。そこで今回の記事では、初めての人でも簡単に折れる「女の子が喜ぶかわいい折り紙」を紹介していきます!
折り紙を始めるなら、まず用意すべきなのが「紙」です。
今は100均などでさまざまなサイズや柄の折り紙を買うことができますが、色々ありすぎて迷ってしまう人もいるかもしれません。
そこでまずは、おすすめの折り紙の選び方を紹介します!
折り紙には5センチ角のかなり小さなものから、30センチ以上の大判なものなど、さまざまなサイズが存在します。
初心者は、一般的なサイズである15センチのものが扱いやすくおすすめです。
こまごました作業を楽しみたいなら小さめなものを、大きな作品用には大判を選ぶなど、いろんなサイズを試してバリエーションを楽しんでも良いでしょう。
今の折り紙はたくさんのカラー・柄の商品があり、見ているだけで楽しいもの。
淡い色が素敵なグラデーションタイプ、金銀に特化したセットや和紙柄セットなど、好きな色柄を組み合わせて選ぶのも良いでしょう。
作るものがはっきり決まっていれば、それに合いそうな色柄をセレクトするのもおすすめです。
基本的に折り紙の裏は白色です。
しかし、最近の商品には裏にも色や柄のある「両面タイプ」が存在しています。
作品によっては裏の色柄が素敵なアクセントになるので、目的によってはそうしたタイプを選んでもよいでしょう。
続いては、女の子が喜ぶ、かわいい折り紙の作り方を紹介していきます。
いつも同じものばかり作ってしまう…という人はぜひ参考にしてくださいね!
ハート型の折り紙は女の子の間で人気の高い形です。
お手紙にしたり、プレゼントに添えればきっと喜んでもらえるでしょう。
① 半分に折って折り線をつける
② 紙を開き、折り線に合わせて紙の4分の1を折る
③ 表面にし、今度は縦に半分に折り線をつける
④ 縦の折り線に左右下側の頂点を合わせる(下部が三角の状態に)
⑤ 三角の部分から裏側に向かって半分に折り、左右の状になった部分を開く
➅ 開いた部分の左右の角を内側に折る
⑦ 下の長方形の部分を、真ん中の線に向かって左右とも折る
⑧ 裏返すとハートの下部分に裏紙が出てるので、見えなくなるよう内側に折り込む
⑨ ひっくり返せばかわいいハートの完成!
作っておけば何かと便利な折り紙の箱。
雑貨入れにしたり、サイズ違いの箱を作って入れ子のインテリアとして楽しむこともできます。
① 横半分に折って開き、さらに縦半分にも折って十字の線をつける
② 次に角同士を合わせて三角にし、対角線にも折り線をつける
③ それぞれの角を中心点に合わせて折り、小さな四角形状にする
④ 一辺を真ん中の線に向かって折り、上側も同じように折る
⑤ 細長い四角になるので、それを縦にして上下の辺を内側に向かって折る
➅ 2つの角を内側に残したまますべて開く
⑦ 折ってある部位の辺を、内側に向かって更に折る
⑧ 折った部位を軽く開き、箱の側面になるように立てた状態にする
⑨ あとは折れ線のガイドに合わせ、端から3つ目の線から上の部分を浮かせて内側に折り込む
⑩ 残りの部分を箱状になるよう折り込めば完成
大人も子供も大好きな猫ちゃん。
折り紙で作ることができれば、人気者間違いなしです!
① 角を合わせ、それぞれの対角線に折り線をつける
② 再び三角に折り、開いている角側を上の辺に合わせて折り上げる
③ 左右の端を下の辺に合わせるように折る
④ 下の辺に合わせた部分を、左右の辺それぞれに合わすように折り上げる(耳の部位になる)
⑤ 下側の左右の角を少し内側に折る
➅ 表に返し、目鼻や模様を書いてあげればかわいい猫の完成
簡単に作れるサンタ帽子なら、お子様と楽しみながらクリスマスの飾り付けができます。
① 折り紙を半分に折り、軽く中心線をつける
② 上の角が中心線につくように折ったら、折った側の辺と下の辺が合わさるように折る
③ 最初に折った辺を開き、下の辺に合うようにくっつけて折る
④ すべて開いてから、それぞれ対角線の折り線をつける
⑤ すべての折り線が集中している角を上に向け、真ん中の対角線と下の角を合わせる
➅ 戻してから表に返し、今折った部位を反対側に折る
⑦ 下の辺をさらに対角線に合わせて折り込む
⑧ 上の角を少し折り込んだら、裏返しにする
⑨ 左の辺を折り線に合わせて内側に折り、下の辺がまっすぐになるよう袋状の部分を開く
⑩ 右の辺も同様に折り、下の角の余った部位は内側へ折り込む
⑪ 表に返し、帽子の上の部分を斜めに折ればサンタ帽子の完成!
リボンの折り紙は、ごっこ遊びの道具やお子さんのアクセサリーとしておすすめです。
① 折り紙を横半分に折り、さらに半分に折る
② すべて開き折り線が縦になるよう向きを変えたら、同じように横半分に2回折る
③ 再び開き、一番下の折り線と下の辺を合わせて折る
④ 反対側の辺も同じように折ったら、紙の向きを90度変えて上下の辺を真ん中に向かって折る
⑤ さらに半分に折り、縦にも半分に折る
➅ そこから横半分に折り目をつけ、右側が三角になるように角を作って開く
⑦ 三角を上にして下の部分を折り上げる
⑧ 正方形になるので、片側に三角を作るよう角を中心点に向かって折る
⑨ 三角の部分を中心に真ん中から開けば、かわいいリボンの完成!
定番中の定番である鶴の折り紙は、作ったことのある人も多いでしょう。外国の方へのギフトとしても喜ばれるので、作り方を忘れた人はぜひ復習してくださいね。
① 縦半分、横半分に折って折り線をつける
② 三角に折り、さらにもう一度三角に折る
③ 袋状になった部分を広げて折り、四角形になるようにする(裏側も)
④ 手前の角を中心線に合わせて谷折りにし、裏側も同じように折る
⑤ 上の三角の部分を手前に倒し、軽く折り線をつけて開く
➅ 左右の角も開き、折り線にしたがってそれぞれ細い三角になるように広げて折る(裏側も)
⑦ 下の割れている方の角を中心線に合わせて折り、裏側も同じように折る
⑧ 折った部分が内側になるようにたたむ
⑨ 下の部分を折り上げ、裏側も同じく折ったら再び折った面を内側にする
⑩ 片側の角を中わり折りにして頭を作り、羽を広げたら鶴の完成!
最後に、折り紙にまつわる豆知識を紹介します。
製紙技術が日本に伝来したのは6世紀頃とされています。
その後、平安~鎌倉時代の間に手紙を折りたたんだり、ものを紙で包むような文化が広まっていったようです。
紙でさまざまなものを作る「折り紙」としての起源ははっきりしていませんが、江戸時代中期(18世紀)の頃には和紙で作った折り鶴や舟が楽しまれるようになりました。
明治以降には今のような洋紙の大量生産が可能となり、現在まで手軽な遊びとして折り紙が親しまれるようになったのです。
「折り紙の日」は11月11日。1980年に日本折紙協会が制定したものです。
数字の1を紙の一辺と見立て、1が4つで折り紙の正方形を作ることができることからだとか。
また、同日は世界平和記念日でもあり、折り紙を通じて平和を願う気持ちも込められているそうです。
場所を選ばずに楽しめる折り紙は、親子におすすめの遊びです。
作るのはもちろん楽しいですが、制作後の作品を部屋に飾ったりお友達同士で交換したりと、さまざまな遊び方できるのも利点でしょう。
さらには子供だけでなく、メッセージカードとして添えたり、季節の花を作って部屋に飾ったりと、大人も折り紙を活用することができます。
もっとさまざまな作品を作りたい人は、折り紙の本や動画を参考にチャレンジするのもおすすめです。
ぜひお子さんと一緒に好みの折り紙を選んで、素敵な作品を作ってみてくださいね。
この記事のライター
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