更新日:2021年6月30日 / 公開日:2021年6月30日
かわいい動物や紙飛行機、紙風船など、折り紙は紙1枚でさまざまなものを生み出すことができます。中でも「手裏剣」はたくさんの遊び方ができる汎用性の高い作品でしょう。そこで今回の記事では、子供たちが大好きな手裏剣の作り方やおすすめの遊び方についてご紹介していきます。ぜひお家時間に作ってみてくださいね。
折り紙というと女の子のイメージがあるかもしれませんが、男の子でも十分楽しむことが可能です。
とくに「手裏剣」は男の子が大好きなアイテム。
簡単な準備ですぐ作れるので、ぜひ一緒に手裏剣づくりにチャレンジしてみましょう!
スタンダードな手裏剣を作る場合、2枚の折り紙を使用します。
異なる色を用意すれば、2色のかっこいい手裏剣を作ることができるのでおすすめ。
より複雑な手裏剣を作るなら4枚ほど必要になってくるので、あらかじめたくさんの色が入った折り紙セットを用意しておくと便利かもしれません。
スタンダードな手裏剣であれば所要時間は5分程度。
やや難しいものでも10分くらいで作成することができます。
基本の手裏剣であれば、4歳(年中さん)くらいから作ることができます。
ただし、慣れないうちはひとりではちょっと難しい部分もあるので、最初は大人がサポートしながら一緒に作るのがよいでしょう。
水色×青、ピンク×赤などの同系色
まとまりのある色合いが好みなら、同系色でまとめれば外れはありません。
黄色×緑、紫×黄色などの反対色
ポップな雰囲気や個性を出したいなら、思い切って反対色の組み合わせがおすすめです。
和柄×好きな色
より忍者っぽさを出したいなら、1枚を和柄にするとおしゃれな和風手裏剣になります。
和柄の中にある色ともう一枚の色を合わせれば、統一感のある手裏剣が作れるでしょう。
黒×好きな色
一色を黒にすると、より大人っぽい印象の手裏剣が作れます。密命を果たす忍びのヒーローを演出したい、本格派の人におすすめです。
手裏剣をたくさん作れば、段ボールを使った的あてを楽しむことができます。
チームに分かれて得点を競っても楽しいかもしれません。
段ボールがない場合は、単純に飛距離を競うだけでも楽しいです。また、忍者ごっこのなりきりアイテムとしても活用できます。
手裏剣だけでは物足りない場合は、ビニール袋をつかって忍者衣装を作ってみるのもおすすめです。折り紙の手裏剣は案外丈夫なので、目一杯遊んでも壊れにくいですよ。
もっともスタンダードな2枚の折り紙でできる手裏剣の作り方を紹介します。
手順を覚えてしまえばとっても簡単なので、いろんな色や模様の手裏剣をたくさん作ってみましょう。
小さめになりますが、1枚の折り紙を半分にしても同じ形のものが作れます。
1.2枚折り紙を用意し、それぞれを半分に折りさらに半分に折って4分の1の細さにする
2.紙の開いている側を左にし、上の角を左の辺に合わせて三角に折る(下の角は逆に折る)
3.紙の真ん中にくるようにさらに三角に折り、下の角も互い違いになるように三角に折る
4.もう一枚の方は、上の角を右の辺に合わせて三角に折る(下の角は逆に折る)
5.同様に、互い違いになるようにさらに三角に折る
6.片方の紙を裏返し、十字になるよう重ねる(裏返した方が下にくる)
7.下の紙の角を上の紙の折り目に差し込む
8.裏返し、下の紙の角を同様に差し込んでいく
9.形を整えたら手裏剣の完成!
手裏剣の作り方には、2枚の紙を使う他にもさまざまなバリエーションがあります。
スタンダードな手裏剣作りに慣れたら、いろいろな手裏剣を作って楽しんでみましょう。
実は折り紙1枚でも手裏剣を作ることもできます。
両面カラーの折り紙を使えば、2枚の折り紙から作ったものと見た目はほぼ変わりません。
ただ、2枚で作るよりも少し難しいので頑張ってチャレンジしてみてください。
慣れればスムーズに作れるようになりますよ。
1.縦に半分に折り、さらにもう一度半分に折る
2.一度開いて真ん中の線に合わせて折る
3.さらに上下を真ん中に寄せて折る
4.3.を一度開き、上から左に三角に折り目をつける
5.上から右にかけても同様に折り目をつける
6.2.まで戻り、上の両側の角を三角に折る(下も同様に)
7.折り目に沿って開き、内側の角を出す
8.下側も同様に内側の角を出す
9.出した上下の角をさらに三角に折る
10.折り目を開き内側へ入れる(反対も同様に)
11.上から半分に折り、さらに1/4のところで折り目をつけ
12.一度開き、反対側も同様に繰り返す
13.折り目をつけて戻したら、真ん中のひし形の部分を押して平らな状態にする
14.下の部分を上に持ち上げて上下に開く
15.中央の重なった部分を開きながらしまう
16.最後に裏返し、飛び出した角の部分を中央に折りたたんで完成!
折り紙4枚を使えば、より凝った形のかっこいい手裏剣を作ることができます。
2枚タイプより丈夫なのでガンガン遊びたい人にもおすすめです。
1.全ての紙で三角折りを2回繰り返し、対角線に折り線をつけて開く
2.一辺を折り目に合わせて折り、反対側の辺も同じように折る
3.さらに残りの辺も真ん中の線に沿わせて折る
4.細長いひし形状になった紙を真ん中から半分に折り、細い二等辺三角形にする
5.さらに縦半分に折り上げる
6.残りの紙もすべて同じように折り、4つのパーツを作る
7.2つ折りになった部分に他のパーツ(細い角の部分)をはさみ、格子状にしていく
8.隙間がなくなるよう、しっかり差し込んだら手裏剣の完成!
もっと個性的な手裏剣をつくりたい!という場合は8枚の紙を使った「八方手手裏剣」がおすすめです。
すべて違う色の紙を使えば、とってもカラフルに仕上がります。
見た目ほど難しくないのでお子さんと一緒に作るのも楽しいですよ。
1.紙を縦半分に折り、真ん中に折り線をつける
2.左右それぞれに三角折りをして、紙の上半分にだけ折り線をつける(Y字のようになる)
3.下2つの角を紙の真ん中に合わせて三角に折る
4.上の折り線に合わせて、真ん中を折り込むようにたたむ(平行四辺形のパーツができる)
5.全ての紙を同じように折り、8つのパーツを作る
6.重なっている部分に他のパーツをはさみこんでいく。このとき角を少し折り込むとよい
7.どんどんつなげて輪の形にする
8.折り紙を少しづつ回転させながら、両端を内側に押し込んでいく
9.真ん中の隙間がなくなったら、手裏剣の完成!
手裏剣は折り紙でつくるおもちゃの中でも人気の高いアイテムです。
男の子はもちろん、女の子でも好きな子は多いのでぜひマスターしておきたいところ。
特に2枚で作るタイプの手裏剣は5分もあれば簡単にできるので、ぜひ親子で作ってみてください。
さらに4枚や8枚バージョンの手裏剣も覚えておけば、人気者になれること間違いなし!
折り紙の色や柄を変えれば、たくさんのバラエティにとんだ手裏剣を楽しむこともできるので、和柄やキラキラした折り紙など、いろんなパターンで作ってみてくださいね。
オリジナルの忍者グッズをつくって、お家時間を充実させましょう!
この記事のライター
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