更新日:2021年6月30日 / 公開日:2021年6月30日
昔から子供たちに人気の遊びといえば、紙一枚で好きなものが作れる「折り紙」です。お家の中でゆっくり遊ぶことのできる折り紙は子供だけでなく大人にもおすすめ。この記事では、初心者でも簡単に作れる折り紙の折り方を紹介していきます!親子でのコミュニケーションやレクリエーションにぜひ活用してくださいね。
ここでは子供でも簡単にチャレンジできる折り紙作品をご紹介します。
動画でチェックできるものばかりなので、参考にしてたくさんの折り紙を作ってみてください!
1.折り紙を縦・横半分に折り、十字の線をつける
2.次にそれぞれの角を合わせて三角形に折り、対角線の折り線をつける
3.紙を開いたら、すべての角が中心にくるよう折っていく
4.真ん中の線と辺が合うように折り上げる(反対の辺も)
5.長方形状になった短い辺の方を、同じように真ん中の線と合わせて折る
6.2で折った角の部分を対称に2つだけ残し、あとは紙を開く
7.折り線にそって、三角形に折り込まれた部位の半分を立たせる(箱の側面になる)
8.さらに残った部分を折り線にそって内側にたたみこんでいけば箱の完成
1.横半分に折り真ん中に線をつけたら、その線に合わせて下半分を折り上げる
2.裏返し長い方を縦にして、そのまま半分に折って線をつける
3.先ほどつけた線に合わせ、下の角を三角形に折り込む(反対側も)
4.裏返し、下の頂点を上の辺に合わせて折ったらまた裏返しにする
5.袋状になった部分を両方とも開く(リボンのような形になる)
6.開いた部分の角を折り込む
7.紙を縦にして、短い辺を真ん中の線にあわせて折る(反対側も)
8.最後に表に返し、はみ出た白い部分を折り込めばハートの完成
1.紙を横半分に折って、そのままさらに半分に折って細長い四角状にする
2.全て開き、方向を変えて同様に半分さらに半分に折る
3.再び全て開き、格子状になった折れ線の一番下の横線と下の辺を合わせて折る(反対側の辺も同様に折る)
4.向きを変え、短い辺を真ん中の線に合わせて折る(同じく反対側も)
5.真ん中の線から横半分に折り、続いて縦半分に折る
6.さらに横半分に折り目を入れ、右側に角を作るよう開く(裏側も同様に)
7.三角側を上に、下から折り上げる
8.さらに下の角を真ん中の線に合わせて三角に折り、その部分を中心にして開けばリボンの完成
1.角を合わせて三角に折り、それぞれの対角線に折り線をつける
2.三角に半分に折ったら、開いている角の側を上に折り上げる
3.右端の部分を下の辺に合わせて折る(左端も同様に)
4.下に合わせた辺を右・左それぞれの辺に合わせるように折り上げる
5.下の角を少し内側に折り込む
6.表に返すとねこの顔の完成!ペンで目鼻や模様を書き込んでもOK!
1.三角に半分に折り、さらに角を合わせて三角に折る
2.袋状になった部分を開いて四角形にする(裏側も同様に)
3.左右の角を中心線に合わせて谷折りする(裏側も)
4.先ほど折った部分を開き、折り線に従ってひし形にする
5.三角になっている部分を上に2回折り上げる(裏側も)
6.下の角を少しだけ上に折り上げる
7.上の二股に分かれた部分をそれぞれ外向きに折り、耳部分を作る
8.表に返し、顔パーツや耳の模様を描けばピカチュウの出来上がり
1.それぞれの辺を合わせて半分に折り、十字の折り線をつける
2.開いてから角を合わせて半分に折り、対角線の折り線もつける
3.再び紙を半分に折り、さらに半分に折ったら片側を三角の袋状に開く(裏側も)
4.右の角を中心線に合わせて内側に折り、さらに角を少し折り込む(左側も同じく)
5.裏返しにして角を同じように折る
6.折った部分が内側にくるようたたむ
7.目や口をつければスライムの完成
1.横縦半分に折りたたみ、十字の折り線をつける
2.紙を開き、角を中心点に合わせて三角に折る
3.裏返して横半分に折り、さらに縦半分に折ったら再び開く
4.折り目のある面の角を、折り目のない面の中心点に合わせて谷折りする
5.横半分、縦半分に折り癖をつけ、袋状の部分を開いて指を入れれば完成!
1.縦半分、横半分に折って折り線をつける
2.三角に折り、さらにもう一度三角に折ったら袋状になった部分を開く
3.左右の角を中心線に合わせて谷折りにし、裏側も同じように折る
左右の角を開き、折り線にしたがってそれぞれ細い三角になるように広げて折る(裏側も同様に)
4.下の割れている方の角を中心線に合わせて折り、裏側も同じように折る
5.折った部分が内側になるようにたたむ
6.下の部分を折り上げ、裏側も同じく折ったら再び折った面を内側にたたむ
7.片側の角を中わり折りにして頭を作り、羽を広げたら完成
1.角を合わせ、三角に半分におる
2.さらに三角に折って折り線をつけたら、折り線に沿うように左右の角を折り上げる
3.上の角を下の方に半分に折り、さらにその角を斜めに折る
4.上下を反転させ、下の開いた三角部分を上に折り上げる
5.さらに5㎜くらいを細く折り上げ、余った部分は中に入れ込めば兜の完成
1.縦半分に軽く折り線をつけたら、左上の角が折り線につくように斜めに折る
2.折った側の辺と対角の辺が合うように折る
3.最初に折った部分を開き、下の辺に重なるように折る
4.すべて開き、それぞれの角を合わせ対角線の折り線をつける
5.折り線が集中している角を上にし、下の角を真ん中の対角線に合わせて折る
6.一旦戻し、紙を表にしてから再び同じ線にそって角を折り上げる
7.下の辺を対角線に合わせてさらに折り上げる
8.上の角を少し折り込んだら裏返す
9.左の辺を折り線にそって内側に折ったら、下の袋状になっている部分を開いて真っすぐに
10.右側も同様に折り、下の余った部分を内側に折り込む
11.表に返し、上の角をすこし斜めに折り曲げてサンタ帽子の完成!
折り紙の本などを読んでいると、初めて見る用語が出てくることもあると思います。
ここでは、折り紙をスムーズに楽しむために知っておきたい基本用語について紹介していきます。
山折り
折り目が外側になるように折ること。言葉通り、折ることで紙が山の形のようになる
谷折り
折り目が内側になるように折ること。山折りの逆
三角折り
紙の角と角を合わせ、三角形になるように折ること
ざぶとん折り
紙の中心に角を合わせ、四隅を中心に寄せるように折ること
中割り折り
表と裏の紙の間に、角を割入れるように折り込む方法。
有名なものでは鶴の頭などで使う。
段折り
谷折りと山折りが平行になるよう、段をつけて折る方法。
かぶせ折り
角を裏返し、紙にかぶせるようにして折る方法。やや難しい。
ウェットフォールディング
厚くなって折りにくくなった紙を湿らせて折る技法。大作の折り紙に用いられる事が多い。
インサイドアウト
2つの色で作品のコントラストをつけること。
1枚の紙の表裏を利用する場合と、2枚の違う色の紙を使う場合がある。
不切正方形一枚折り
1枚の正方形の紙を一切カットせず作られた作品のこと。かなり複雑な作品でも、1枚の紙のみで作られる作品は多い。
最後に、知っておくと楽しい折り紙についての豆知識を紹介します。
紙を折る文化は平安時代後期頃からあった、と考えられています。しかし、今のような折り紙の形ができたのは江戸時代の中期から。
その後、製紙技術の向上とともにさまざまな折り紙技法が発展するようになりました。
明治以降は、洋紙での折り紙が庶民の間でも使用されるようになったそうです。
11月11日は折り紙の日です。
1の数字を紙の一辺に見立て、それを並べることで正方形の折り紙になることから、1980年に日本折紙協会が選定したそうです。
折り紙の日の前後には「おりがみカーニバル」などのイベントが開催されています。
日本は大陸より製紙技術が伝来してから、神事に紙が使用されるようになりました。
当初「紙を折る・飾る」ということは儀礼的な意味合いが込められていたと考えられます。
さらには供物や贈り物を紙で包むようにもなり、紙を折ることは礼節的な役割を果たすようになっていきました。
このように、紙を折ることに長年親しんできた日本人。
その後、製紙技術が進み紙が身近になることで、神事や礼法とは離れた娯楽としての「折り紙」が発展していくようになりました。
江戸の寛政期には日本で初めての折り紙本も出版されています。
折り紙はどんな時でも楽しめる、身近な娯楽のひとつです。
サイズや柄などの種類も豊富なので、鶴や箱のような基本的な作品でも紙を工夫すれば個性を出すことも可能です。
折り紙の用紙は日用品や文具、事務用品などを扱う店で簡単に手に入れることができます。
千代紙やキャラもののデザインの紙など、いろいろな商品タイプがあるので楽しみながらチェックしてみて。
いかがでしょうか?
折り方については、動画付きの折形ガイドを活用するのもおすすめです。ぜひ簡単な折り紙からマスターして、さまざまな作品を作ってみてくださいね。
この記事のライター
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