更新日:2024年5月5日 / 公開日:2024年5月5日
「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」から 伊原六花さんのインタビューをお届けします♪
Profile/2017年、大阪府立登美丘高校ダンス部の部員として披露した“バブリーダンス”が話題となる。2018年、ドラマ「チア☆ダン」で連続ドラマ初出演。以降、数々のドラマや映画、バラエティなどで活躍。2023年には、TBS「夕暮れに、手をつなぐ」、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」、TBS「マイ・セカンド・アオハル」、映画『リゾートバイト』などに出演。2024年4月期の日本テレビドラマ「肝臓を奪われた妻」では、地上波ドラマ初主演を務める。
1度聞くと忘れられないセンセーショナルなタイトルの『肝臓を奪われた妻』。掲載サイトの「LINEマンガ」では、累計閲覧数1億3300万ビューを記録した話題作がドラマ化される。義理の家族から騙されて肝臓を奪われる主人公・北山優香を演じるのは、映画、ドラマ、バラエティにひっぱりだこの女優・伊原六花さん。どん底に突き落とされるも、復讐のために立ち上がる難役にどんな魅力を感じているのか?お話を伺いました。
―― 肝臓を奪われたことで、波乱万丈な人生を歩むことになる主人公・北山優香を演じられますが、台本を読んで、優香はどんな女性だと感じましたか?
「優香は、(夫となる)光星さんに出逢って結婚して幸せの絶頂のはずが、肝臓を奪われて復讐を決意したことでどんどん変化していくのですが、復讐のためだけに生きているのではなく、人を想う気持ちにも溢れた女性です。今回のお話をいただいたとき、プロデューサーさんが“復讐劇だけどラブストーリーにしたい”と仰っていましたが、その部分を丁寧に描くことで、観てくれる方の心にも届きやすくなると思っています」
―― なかなか演じ甲斐がありそうですね。
「そうですね。復讐という目的があると、“何が何でも仕返ししてやる”とそこに向かって一直線になるものだと思っていましたが、優香の場合はそうではなくて、ちゃんと人を愛する気持ちを大事にし続けています。それは何でなんだろう?と考えると、息子や勤務先の社長の存在が大きいことがわかります。人は愛を感じられていると、自分らしさを忘れずに生きることができるんだと思います」
―― 六花さんにとって愛とは?
「自分の人生のテーマは“愛”だと思っています。家族からもたくさん愛情を注いでもらいましたし、事務所の方々からも愛をもらっているから、仕事で恩返しをしていきたいと思っています。そういう意味で優香の人生においては、結婚して、“ここから新しい幸せを築いていくぞ!”というところまでがより共感できるのですが、幸せであればあるほど、不幸に見舞われたときの悲しみが大きいので、その落差をしっかりと表現していきたいですし、優香と一緒に成長していきたいです」
「私は“ついてきて!”みたいなタイプではないので、部活時代は周りのみんなに支えてもらっている部分が大きかったですし、お仕事でも、キャストのみなさん、スタッフのみなさんに支えてもらうことが多いです。でも、みんなが楽しい現場だったらいいなという思いがあるので、主演の自覚はしっかりと持っていたいと思います」
―― 女優としてだけでなく、バラエティでもご活躍ですが、今後の展望は?
「今はこの作品に集中していきたいですが、常にやりたいことがたくさんありますし、“やりたい”と思ったら行動してしまいます。何事も経験をしてみないとわからないですし、年を重ねるほどに、“知らないって損だよな”という気持ちが強くなってきたんです。なので、気になるものがあれば早めにやりたいです。何事も、まずは挑戦するというのが、私のモットーです」
ーーやりたいことを全部やるためには、心身を休める時間も必要ですが、おすすめの息抜き方法などはありますか?
「家をリラックスできる空間に保つことを大切にしています。観葉植物、音楽、キャンドル、コーヒーとか、好きなものだけ詰め込んでいるんです。バスタイムは毎日湯船に浸かるので、暗くしてキャンドルを灯したり、寝るときは好きな香りをシュッとひと吹きします。現場に入っているときは、翌朝の仕事にベストな状態で臨めるよう、家で夕飯を作って食べからセリフを覚えるというルーティーンができているので、自然と休むべきときに休めているきもします」
ーー最後にドラマの今後の展開を楽しみにしている読者のみなさんにメッセージをお願いします。
「復讐劇でありながら、それ以外の要素もたくさん兼ね備えた作品です。肝臓を奪われた後の優香にどんな出来事が起きて、どんなふうに変わっていくのかを見守ってほしいです。優香の言動に対して共感を抱く人もいるかもしれないし、“そっちの道に進んだらだめだよ”と心配する人もいるかもしれません。いずれにしても、心が動かされるポイントがたくさんある作品なので、最後まで楽しんでいただけたらうれしいです」
原作/Mana・JYUN『肝臓を奪われた妻』(「LINE マンガ」連載)
脚本/遠山絵梨香 演出/中前勇児、二宮崇
出演/伊原六花 他
毎週火曜日 24:24 〜 24:54 放送(日本テレビ)
放送終了後、TVer、Hulu にて、見逃し配信
PHOTO / NAITO (OUTNUMBER inc.)
HAIR & MAKE / Shinnichi Omoshita (FACCIA)
STYLIST / Shiho Yamatani
TEXT / Reiko Matsumoto
この記事のライター
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2024/11/25 11:00
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