【ポコチェ】Interview 城田 優

更新日:2017年12月26日 / 公開日:2017年12月26日

ドラマ、映画、舞台など幅広いジャンルで活躍中の城田優さん。世界代表するミュージカルスターが集結したミュージカル・ショー「4 Stars」に出演し、4年ぶりに再び公演!そんな刺激的な体験と魅力を伺いました。

他のおすすめ記事を読む
大好きな推しビョン・ウソクvsかっこいい年下君チョン・ヘイン♡デートするならどっち?

Profile

1985年生まれ。2003年に俳優デビュー。以降ドラマ、映画、舞台など幅広いジャンルで活躍。2010年にミュージカル「エリザベート」で最年少でトート役を演じ、2016年には読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。2018年にはミュージカル「ブロードウェイと銃弾」の出演を控える。

ミュージカルは よく知らないからと諦めず、ラフな気持ちで見に来てほしい

2013年に、世界を代表するミュージカルスターが集結し大好評を得たミュージカル・ショー「4 Stars」。あれから4年。世界最高レベルのステージが帰ってきます。

メンバーは、第 70回トニー賞のミュージカル主演女優賞を受賞、今回が初来日となるシンシア・エリヴォ、アメリカ随一のミュージカル俳優ラミン・カリムルー、日本でも絶大な人気を誇るミュージカルスター、シエラ・ボーゲス。そして、日本からは前回に引き続き、城田優さんが出演する。城田さんは、2013年の公演を「今までで一番刺激的で、最高峰のステージだった」と振り返る。

「とにかく刺激を受けることが多く、全てが新鮮で、有意義な時間でした。4年前の僕は、彼らの背中を追いかけることしかできませんでしたが、ステージとの向き合い方や、戦い方を勉強させてもらいました。

例えば歌の稽古中に驚いたのは、今まで携帯電話の画面を見ていたかと思ったら、自分のパートになった途端歌い出したりとか。うそでしょ!?って感じですけど、全員そうなんです。やっぱりエンターテインメントは、それくらいラフにリラックスした状態でやるのが一番よくて、トゥーマッチな緊張は必要ないと学びました。

僕は前回、本番前のリハーサルで、あまりの恐怖に泣いてしまったほどの緊張感でしたが、今回は彼らのマインドに便乗して、緊張をワクワクに変えられるように頑張ります」

今や日本のミュージカル界を背負って立つ存在となった城田さん。メンバー全員の念願でもあった「4 Stars 2017」は、ミュージカルファンはもちろん、ミュージカルの世界に触れたことのない人にこそ見てほしいと力説する。

「ミュージカルファンの方は、このショーにどれほどの価値があるのか分かってくれているはずなので、もう何も言う必要はありません。むしろ、ミュージカルに興味はあるけど見たことがない、見てみたいけど何の作品から始めればいいのか分からないという方にとっては、最高のきっかけだと思います。ミュージカルはよく知らないし難しいからと諦めずに、ぜひ見ていただきたいです。

僕はさておき、世界トップクラスの歌唱力と表現力を兼ね備えたブロードウェイのスター3人が、同じステージで歌って踊る姿は、ブロードウェイですら実現できない。日本でしか見られないショーです。この機会を逃すと二度と見られないかもしれないし、あったとしても何年後になるかわかりませんよ!」

また、ブロードウェイで活躍する新進気鋭のクリエイター、サラナ・ラパインが演出を担当。セットリストにも注目が集まる。

「ブロードウェイのビッグナンバー以外にも、『ロミオ&ジュリエット』や『エリザベート』など、日本で親しまれている作品の曲を歌う予定です。どちらもブロードウェイには進出していないので、彼らがこの2作品の曲を歌う姿が見られるのは、今作だけです。とても貴重なステージになることは間違いありません。それぞれの個性やカラーが混ざり合うことで、歌だけを用いてどうやってコンサートの中で物語を成立させるのか。そして、城田優が独学で覚えた英語でどこまで戦えるのかに注目してください(笑)。

メンバーもスタッフも常にニュートラルで、ラブ&ピースな人たち。このステージを見たあとにはお客さんがほっこりして、最高だったね、素晴らしかったねと帰れることを約束します。リラックス&オープンマインドで一緒に楽しみましょう」

「4Stars 2017」

演出/サラナ・ラパイン
出演/シンシア・エリヴォ、ラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲス、城田優
会場/東京国際フォーラム ホールC
公演/12月20日(水)〜28日(木)
問0570-077-039
公式サイト/http://4stars2017.com

TEXT/Yukari Tanaka PHOTO/Shinji Kubo



この記事のライター

新着

ログイン・無料会員登録