【服装指数ってなに?】服装にもう迷わない!気温に適したコーデの選び方を解説!

更新日:2023年9月22日 / 公開日:2023年9月22日

「気温にあった服を着よう」と天気予報をチェックしたのに、失敗したことはありませんか?そんな人におすすめなのが、服装指数をもとにコーデを選ぶことです。服装指数は、気温や湿度、日照時間などから、その日の服装の適切さを示す指標です。この記事では、服装指数を参考にしたおすすめコーデについて解説します。

1.服装指数とは?

服装指数とは、気温に適した服装を提案するサービス。

服装指数は朝・昼・夜の予想気温をもとに毎日発表され、それぞれの時間帯にあった服装がわかります。

また、日本全国、かなり細かく分かれた地域別で表示することが可能。

たとえば同じ県内でも自宅と職場が結構離れている場合、職場があるエリアの服装指数にあわせたコーデで出かけるといったことができます。

「昼間はちょうど良かったのに夜は寒い!」「自宅方面の気温にあわせた服装で来たら、職場の方は暑い」というような、ちょっとしたストレスを回避することができます。

服装指数は『tenki.jp』という日本気象協会が運営するウェブサイトでチェックできます。

会員登録をしなくてもオンラインでいつでもどこでも確認することができます。

アプリもあるので気軽に活用しましょう。

服装指数は、10〜100までの10段階で提示されます。

2.【コーデ見本付き】服装指数に基づいた服装の選び方

それでは服装指数に基づいて、どのような服装を選べばよいか、コーデ見本と共に紹介します。

気温に適した服装で、毎日を快適に過ごしましょう。

2-1.服装指数10

服装指数10は最も寒いレベル。

真冬の重装備で出かけるのが正解です。

防寒を重視したくなる寒さですが、おしゃれ心も忘れずに、こだわりのアイテムを揃えましょう。

<適した服装>

冬の寒さ対策として、まずはコートをしっかり選びましょう。防寒性に優れているものを選びつつ、着膨れしすぎないものを選ぶのがポイントです。

コートの下には、厚手のハイネックのニットや保温性の高いインナーを着込みましょう。ボトムスの下にはデニール数の高いタイツを履いて、足元はボア付きのブーツがおすすめです。

外にいる時間が長いときは、マフラーやニット帽、手袋などの防寒アイテムも必須です。

<おすすめコーデ>

冬のコートコーデは、カジュアルな雰囲気ながら上質なものであることをアピールすることが大切です。

ウールとダウンの混紡素材で作られたコートは、暖かさと軽さを兼ね備えた定番アイテムです。適度に余裕のあるシルエットで、こなれ感を演出しましょう。

コートの下には、ニットやシャツなどを重ね着して、室内の気温に合わせて調節できるようにしておきましょう。

ゆるやかな服装に、小柄なバッグを合わせると、女性らしさが際立ちます。

2-2.服装指数20

服装指数10の真冬に比べれば寒さは弱まるとはいえ、十分な防寒が必要な服装指数20。

冬仕様の服装をして後悔することはありません。

<適した服装>

冬の外出は、ダウンコートで暖かく過ごしましょう。首周りはマフラーやストールであたたかくし、手袋も忘れずに。下半身は、生地がしっかりとしたボトムスとブーツで防寒しましょう。

<おすすめコーデ>

冬は暖色系のファッションが主流ですが、あえてシンプルで淡い色合いのファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

このダウンジャケットは袖の取り外しが可能なので、気温に応じてダウンベストとして着用することもできます。

2-3.服装指数30

服装指数30は冬のはじまり。

10〜20のときのような防寒は必要ありませんが、あたたかいアウターが恋しくなる頃です。

<適した服装>

冬の寒さ対策は、コート選びが重要です。

ウールやモヘアなど、保温性に優れた素材感のコートを選びましょう。丈は長めの方が、体の下半身までしっかりと防寒できます。

コートの中は、厚手のニットではなく、薄手でも保温効果のあるニットを選びましょう。

コートが長めであれば、ボトムスはそれほど防寒にこだわらなくても大丈夫です。

<おすすめコーデ>

冬は暖かいだけでなく、おしゃれも楽しみたいものです。

そこでおすすめなのが、パステルカラーを使ったコーデ。

パステルカラーは、かわいらしく上品な印象を与えてくれます。

さらに、ブラウンのブーツでコーデを引き締めるとバランスがよいです。

2-4.服装指数40

服装指数40は、秋と冬の狭間の時期に多くなります。

「そこまで冷え込んでないかな?」と思っていても、風が吹くと意外と寒いことがあるので油断禁物です。

<適した服装>

冬のコート選びは、防寒性と着回し性のバランスが大切です。

防寒性重視のコートを選ぶと、いかにもな印象になってしまうので、裏地のついたコートがおすすめです。

中を薄着にし過ぎると、室内でコートを脱いだときに寒く感じることがあります。

室内でコートを脱いでも肌寒くならない程度の秋服を着ておきましょう。

<おすすめコーデ>

秋のトレンチコートコーデは、秋色のバッグで統一感を出すのがおすすめです。

ボーダーカットソーを合わせれば、さわやかな抜け感を演出できます。

さらに、黒のロングスカートでレディライクな雰囲気をプラスしましょう。

アクティブとシックのミックスコーデで、ワンランク上のファッションを楽しんでください。

2-5.服装指数50

服装指数50は春先や秋口頃など過ごしやすい時期に多く、暑さや寒さに悩むことが少ないため、外出する機会が自然と増えるでしょう。

<適した服装>

春や秋の肌寒い時期は、長袖のトップスにジャケットを羽織るのがおすすめです。

春は明るい色や軽めの素材のジャケットを、秋は落ち着いた色や厚手の素材のジャケットを合わせると、季節感を演出できます。

ボトムスは動きやすいものを選ぶと、気分も軽やかに過ごせます。

<おすすめコーデ>

ボーダーカットソーとデニムは、カジュアルな普段使いにぴったりのアイテムです。

そこに、きちんと感のあるアイボリーのジャケットを合わせれば、おでかけコーデに仕上がります。

ジャケットとセットアップになるパンツも販売されているので、上下揃えれば会議などビジネスシーンでも活躍します。

2-6.服装指数60

服装指数60はポカポカ陽気で、長袖のトップスだけで快適に過ごせる気温。

長袖だと少々暑く感じる人もいるくらいです。

<適した服装>

服装指数60の日のトップスは、長袖のカットソーやシャツ、ブラウスだけで十分です。

少し暑いと感じたら、長袖を羽織ものにして、脱げば半袖になれるようにしておくと、快適に過ごせます。

ボトムスは、軽さのあるものがおすすめです。

<おすすめコーデ>

ボリューム袖がトレンド感のあるトップスは、前後2WAYで着回せる優れもの。

ボタンのある側を前にすると、きちんと感のあるブラウス風に、後ろにするとバックスタイルが可愛いカットソー風に着こなせます。

ボトムスや靴は、きちんと感のある綺麗めアイテムを合わせれば、オフィスにもぴったりです。

2-7.服装指数70

半袖で外出するのが気持ちいい服装指数70の日。

いよいよ夏がやってくるという期待に満ちた時期です。

<適した服装>

服装指数70の日の日中は、半袖1枚で十分です。

朝晩や冷房がきいた室内は少し冷えるため、軽めの羽織ものを用意しておくと安心でしょう。ボトムスは、余裕のあるシルエットで、柔らかな素材のものを選ぶと、動きやすくて快適です。

<おすすめコーデ>

Tシャツにトレンドの透け感のあるカーディガンを羽織れば、こなれ感のあるコーデに。

格子編みで程よい肌見せが叶います。

ショート丈のカーディガンにジーンズを合わせれば、失敗の少ない王道コーデに。

キャップを合わせれば、さらにカジュアルダウンして着こなせます。

2-8.服装指数80

服装指数80なら、1日を通して半袖で心地良く過ごせます。

夏の装いがしっくりくる日々の到来です。

<適した服装>

服装指数80の日は、トップスもボトムスも、風通しの良いデザインや素材のものを選ぶと、涼しく過ごせます。

足元は、サンダルが快適です。

ただし、エアコンがかなり効いている場所もあるので、薄手の羽織りを用意しておくとよいでしょう。

<おすすめコーデ>

パール調のボタンが上品なブラウスはサラッっとした着心地。

接触冷感素材なので、ひとつ持っていると暑い日の強い味方になります。

白のパンツにカゴバッグ、サンダルと夏を感じるアイテムでまとめましょう。

2-9.服装指数90

服装指数90になると、どんなに薄着をしても暑いです。

紫外線も強いので、万全の日焼け対策をとりましょう。

<適した服装>

トップスはノースリーブがおすすめ。

シンプルなノースリーブカットソーは着回ししやすく、色違いで持っていると便利。

ボトムスはショートパンツでアクティブにまとめるのもいいですが、服装マナーが気になるなら、透け感のあるエレガントなロングスカートを選びましょう。

ストールをバッグに忍ばせておくと、エアコンの風除けになります。

<おすすめコーデ>

見た目も着心地も滑らかなトップスは、腕や胸元を見せすぎることに抵抗がある人にぴったりなナチュラルデザイン。

シックな色をチョイスして、ホワイトのロングスカートとあわせると、メリハリがついてスタイルアップが叶います。

サンダルはトップスとカラーをあわせてバランスよく。

バッグは差し色になるものを選んで上級コーデを目指しましょう。

2-10.服装指数100

服装指数100は、7月下旬から8月頃、お盆くらいまでの真夏によく出る指数。

熱中症対策はもちろん、紫外線対策も徹底的に行いましょう。

<適した服装>

夏は、とにかくストレスのかからない楽な服装を心がけましょう。

パッと着れて窮屈さのないワンピースは、まさにぴったりです。

また、日差しを吸収しやすい色は避け、帽子や日傘など、紫外線対策も忘れずに行いましょう。

<おすすめコーデ>

服装指数100の猛暑の日には、涼やかなアイボリーで真夏の自然派な装いを楽しみましょう。

前後2WAYで、V開きを前にすれば、より涼しい印象で着ることができます。

帽子も夏仕様の素材、デザインを選んでおしゃれに紫外線対策をしましょう。

3.服装指数はこんな時にも役立つ!

服装指数は日々のコーデを決める時以外にも、衣替えをするタイミングが知りたい時や、国内旅行をする時に便利です。

どのように役立てるのか確認しておきましょう。

3-1.衣替え

夏に向けて衣替えをしたのに、肌寒い日が続き、長袖を着る羽目になった経験はありませんか?

そんな失敗を防ぐのに役立つのが、服装指数です。

服装指数は、気温や湿度、日照時間などから、その日の服装の適切さを示す指標です。

半袖シャツ1枚でちょうどいい『指数80』の日が増えてきたら夏服へ切り替え。

薄手のジャケットを羽織るくらいが適当な『指数50』の日が目立ってきたら冬に向けて移行。このようにすれば、よきタイミングで衣替えができるでしょう。

3-2.国内旅行

同じ日本国内でも、地域によって気温にかなり差があります。

そんなときは、旅行先の服装指数を調べて、それにあった服装を用意しましょう。

服装指数は、気温や湿度、日照時間などから、その日の服装の適切さを示す指標です。

1週間以上先までわかるので、ちょっと先の旅行のために新しい服を調達したいというときにも便利。

長期滞在をする場合も重宝します。

服装指数を活用して、今日も快適に過ごそう!

天気予報の気温だけでは、どのような服装が適しているのか判断しにくいものです。

そんなときは、服装指数を活用してコーデを決めましょう。

服装指数は、気温や湿度、日照時間などから、その日の服装の適切さを示す指標です。

10段階それぞれにあった服装で出かければ、出先で暑さや寒さに悩むことなく、快適に過ごせます。

ただし、人によって暑さや寒さの感じ方は違うので、その点は注意して調整してくださいね。

まとめ

・服装指数とは『tenki.jp』でチェックできる、気温に適した服装を提案するサービス

・服装指数は10段階で提示される

・服装指数10は真冬、100は真夏のレベル

・同じ服装指数でも季節にあわせた素材やカラーのアイテムを選ぶとよい

・服装指数は衣替えのタイミングや国内旅行時の服装を決めるのに役に立つ



この記事に関連するキーワード

この記事のライター

新着

ログイン・無料会員登録